ツバメ かぼちゃ タコ 魚などが並ぶ 街のショーウンドウ
カルダス・ダ・ライーニャの街は
陶器でも有名であることは
先に触れたが
平皿、ボウル、マグカップ、
蓋付きスープ皿などの日常的なものと
装飾用の陶器の2種類がある。
この店のショーウインドーには
装飾としての作品が売られている。
何故この街かは
19世紀のポルトガルで文化・政治・芸術の
各分野で多大な影響力を与えた
ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ(1846-1905)が
1884年38歳のとき この街に陶磁器工場を設立し、
この地域の伝統的な製法を用いた陶磁器の
製造をスタートさせたことによる。
そして動植物にインスピレーションを
受けた独創的な作品が生み出され
飾り用の陶器の他、日常的に
利用できる食器も製造された。
現在ではポルトガルを代表する陶磁器メーカーになり
今でもかなりの製造工程を職人の手作業で行っている。
カタツムリ(観光案内所前)
巡査(観光案内所内)