あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

ポルトガル紀行126 カルダス・ダ・ライーニャ5 

2019-07-23 | ポルトガル紀行

  

    ツバメ かぼちゃ タコ 魚などが並ぶ 街のショーウンドウ

  

カルダス・ダ・ライーニャの街は
陶器でも有名であることは

先に触れたが

平皿、ボウル、マグカップ、
蓋付きスープ皿などの日常的なものと

装飾用の陶器の2種類がある。

この店のショーウインドーには
 装飾としての作品が売られている。

 

何故この街かは

19世紀のポルトガルで文化・政治・芸術の
各分野で多大な影響力を与えた
ラファエル・ボルダロ・ピニェイロ(1846-1905)が
1884年38歳のとき この街に陶磁器工場を設立し、
この地域の伝統的な製法を用いた陶磁器の
製造をスタートさせたことによる。


そして動植物にインスピレーションを
受けた独創的な作品が生み出され

飾り用の陶器の他、日常的に
利用できる食器も製造された。

現在ではポルトガルを代表する陶磁器メーカーになり
今でもかなりの製造工程を職人の手作業で行っている。

                       

    カタツムリ(観光案内所前)

 

    巡査(観光案内所内)