伝説の聖母像を祀るノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会
8世紀、ロマノという僧が
マリア像をイスラエルのナザレから
この地まで持ってきたことは前に述べたが
その後 彼は死を迎える前に
像を崖の洞窟の中に隠した。
468年後に羊飼いたちがこれを見つけ出し
さらに聖母マリアの奇跡が起こったため
巡礼者たちが押し寄せるようになった。
そこで1377年
今の教会の基となる聖堂を建設。
現在の建物は17世紀のもので
ナザレの守護聖人たちが祀られている。
祭壇付近から翼廊まで旧約聖書を
題材とした18世紀のアズレージョで飾られており
また祭壇の左側から裏へと続く
通路もアズレージョで埋め尽くされている。
祭壇中央にマリア像が置かれている。
このマリア像こそがロマノ僧ゆかりの聖母像。
バロック様式の内部
主祭壇にはマリア像が祀られている。
バックにはパイプオルガン
懺悔室
洗礼室
ポルトのサン・ドレ駅の
アズレージョに引けをとない。