あかない日記

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ポルトガル紀行117 ナザレ4 ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会 

2019-07-14 | ポルトガル紀行

 

   伝説の聖母像を祀るノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会

 

8世紀、ロマノという僧が
マリア像をイスラエルのナザレから

この地まで持ってきたことは前に述べたが

その後 彼は死を迎える前に
像を崖の洞窟の中に隠した。

468年後に羊飼いたちがこれを見つけ出し
さらに聖母マリアの奇跡が起こったため
巡礼者たちが押し寄せるようになった。

そこで1377年
今の教会の基となる聖堂を建設。


現在の建物は17世紀のもので
ナザレの守護聖人たちが祀られている。

祭壇付近から翼廊まで旧約聖書を
題材とした18世紀のアズレージョで飾られており

また祭壇の左側から裏へと続く
通路もアズレージョで埋め尽くされている。

祭壇中央にマリア像が置かれている。

このマリア像こそがロマノ僧ゆかりの聖母像。

 

       バロック様式の内部

   主祭壇にはマリア像が祀られている。

 

   バックにはパイプオルガン

  

      懺悔室

 

  

   洗礼室 

ポルトのサン・ドレ駅の
アズレージョに引けをとない。