あかない日記

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ポーランド・アウシュヴィッツ収容所 122 地下牢

2018-08-20 | ポーランド紀行

 

 
  “死のブロック”11号棟の地下の平面図
   (* 地下牢は撮影禁止)

1~28号牢は処罰牢

特に 17~20号が餓死牢で
18号牢(赤い線)が

 コルベ神父 他9名が 餓死刑に処せられた牢。


また 小さい牢が縦に4つ並ぶ
22号牢(緑の線)が “立ち牢” で

90cm四方の窓の無い空間に
下部の小さなドアから一度に4人が押し込められた。

現在 壁の一部を崩し 
その内部が分かるようにしている。

以上3種類の牢からなっており
親衛隊(SS)が「地下の掃除」と
呼ばれる囚人の選別を行っていた。 

さらに この地下で1941年9月に
毒薬チクロンBを使って
集団虐殺の実験が行われたという。


その実験では約600名のソ連軍捕虜と
収容所内の病院に入院中の
250人の患者が犠牲となった。