あかない日記

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ポーランド・ビルケナウ収容所 130 生活とアンネ・フランク

2018-08-29 | ポーランド紀行

 

死の門の北に広がるBⅡの被収容者棟

 

 

 

木造のバラック内は 
人が生活する状況には見えない
「絶滅」のための施設だ。

一部は馬小屋を改造したともいうが
 まさに被収容者は
家畜同然 
いやそれ以下の扱いを受けていたのだろう。

こんな状況の中 
被収容者は精神的にも体力的にも限界に達し

 極限状態で 生と死の境目を負わされていたのだ。

 

 

何と! このビルケナウ収容所に
「アンネの日記」の
アンネ・フランクが収容されていたという。


1944年9月6日
 アンネのオランダの隠れ家 8人全員は
ビルケナウ収容所に到着し
 全員労働可能と認定され ガス室送りを免れた。

そして 髪は丸刈りにされ 
左腕には収容者番号を入れられて 

死の門の南側 BⅠ地区の女子収容施設
29号棟へ入れられたという。