なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

三日目の朝

2010-01-04 01:05:32 | Weblog
 新年を迎えて三日目の朝=三が日の最終日。
  明日は今年の初出勤日ですから、やはり想像していた通りのあっけなさで年始休みが行きすぎていきます。
 それでも元旦の未明からここまでに4局も打ったのですから、いつもの年に比べたら倍以上の対局数です。
 私は昔から年始回りと言うものをしたことは無いし、家に客が来ることも無いのでどっぷりと「自己完結型生活?」に浸かっています。
 年明けに近くの市に住む娘が婿さんと毎年一緒に来ますが、あれは私の故郷から送られて来る生桜エビのかき揚げを食べに来る用事みたいなものです。
 結局はいつもと同じように時間が流れて行く。
  年末「紅白」はチラッと数秒見た程度、新年のTVは「実業団駅伝」「国立の天皇杯」「箱根駅伝」・・・これが毎年の定番で、高校サッカーを少し覗く程度・・・あとはネット碁と本を読むくらい。
 考えてみるとこういう生活では休みが何日有ろうが「終わって見ればあっけない」と言う感想に違いない。
 極論すると、死ぬまでこの流れで『それで良いのか?』と思いつつ『そんなものさ』という感じでもある。
 6日だろうが10日休もうが大きな差は無さそうです。
 
 ところで平成22年の碁は出だし○●○●、奇麗に白と黒が並んでいます。
  勝敗は今のところ五分だしまずまずのスタートと言えますが、(贅沢に)気分としてはトータルの勝敗では無くて、最後が●と言うのが宜しく無い。
 何だか損をしたままのような、負けた悔しさだけが気持ちのどこかに残っているようなそういう気分を引きずっている。
  これは博打で言えば、負けるほどに止められなくなる自己破滅型の傾向です。
 碁で勝てた時はともかく、負けた時はそれなりの理由がある筈です。
  序盤から作戦をミスしたとか、中盤で勝負所を間違ったとか、手を入れてジッと耐えるべきところを誤ったとか、考えもせずに打った手が実は勝負所を逃していたとか、逆に相手のチャンスを招いてしまったとか・・・。
 相変わらず反省点が多い割に反省は生きていませんから、これは反省では無くてく悔んでいるだけです。

 ところで3日の午後は大変でした・・・多分。
  昼食後に一気に体に違和感を感じたのです。
 ・・・これは12年前の大晦日の午後に家で一人でいる時に倒れた時と少し似ている。
 あの時は体をコントロールできなくて床に倒れた・・・暫くして動けるようになったので自分で119番に電話して救急車に来て貰った。
 生まれて初めて入院した・・・大晦日から正月の20日間。
  今回も女房殿も息子も出かけていている。
 体を動かすのも億劫で、体全体が何だかおかしい。
  加えて持病の傾向が・・・。
 オーバーに言うと、『最後の時と言うのはこういうものか』・・・寝具をかけてベッドに横になっているのに寒い・・・暖まらない・・・デロンギは確かに作動しているのに部屋が暖かく感じない。
 これは相当に熱が出ていると想像出来るのだが、体温計の置き場所を知らない。
  マア、それでも意識はあるし震えまでは無いし、咳なども無い。

 こういう時は一人で眠るのもやや不安なものですが、、、一眠りすると家族は皆戻っていました。
 体温を計ると・・・36度8分。
  これは落ち着いた状態だからさっきは多分これよりは1度以上は高かったと想像出来る。
 平熱が35度3あるいは4だからまだ1度以上は高いものの落ち着きました。
  ほんの数時間前のあの危機的な症状は一体何だったのだろうか?
 もしかして、新型インフルエンザに感染して、ワクチンを接種してあった効果が発揮された経過を体験したのだろうか・・・

 新年の3日目の僅かな時間でいろいろ体験しました。
  でも、明日は本年の初出勤です。