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あいりのCinema cafe

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アメノナカノ青空

2006-01-08 01:35:42 | 韓国映画

Amenona

原題:"...ing"
監督:イ・オニ
脚本:キム・ジン
音楽:パク・ジュンソク
出演:イム・スジョン(ミナ) キム・レウォン(ヨンジェ) 
 イ・ミスク(ミナの母)
2003年・韓国

公式サイト
アメノナカノ青空・・成るほど。
あの○が欲しい。
原題の...ingっていうのもいいですね。
終わらない、今もing.

恋愛映画で不治の病とくれば?
「愛と死を見つめて」・・日本でもこうした悲恋ものが大当たりした時があったのです。
でも、見識豊かなブロガーさんたちが良い!と評価されているので、見に行かなくてどうする?
神戸シネリーブルで見ました。

新年早々に見る映画として期待以上に素敵な映画でした。

でも、私ったら何十年、映画を見てきたのやら。。
見終わって、なお、余韻に浸りながらつらつらと考えてみた。
あれって・・あれって・・最初から。

あのお母さん、そこまで・・
・・だらけの感想、感想になってないけど、これを書くと未見の人の興味が半減するかも。
でも、私みたいに血の巡りの悪いのもいるものね。汗

映像は白を基調にして岩井俊二監督の『花とアリス』を思わせる。
バレエのシーンが特に。監督は日本人観客を意識している?
時折、映し出される緑の木の葉に目と気分が和む。

はちきれんばかりの若さと笑顔に輝く女子高生と、ミナの対比。
ミナはいつも一人でいるし、ヘッドホンで音楽を聴いてまるで別の世界にいるように孤独。

『マラソン』がそうだったのと同じく親子の絆の物語という印象が強かった。
こんなふうに早くに逝ってしまわなくてはならない娘を持つと。
母親なら、できれば変わってやりたい、できることなら何でもしてやりたいと思うだろう。
これには激しく共感。
監督が女性なので、母親の気持ちが丁寧に描かれて、イ・ミスクさんの一人の時と、娘の前とで違う顔を見せる演技が凄い。

身体が弱かったからバレエは習わせなかった。
それは半分以上は本当だけど、ミンの障害をも考えてのことでしょう。

私は韓国映画も見ているほうだとは思うのだけど、女優、男優(キム・レウォンは『マイ・リトル・ブライド』出演、これ見たかったのよ)共、層が厚いというか、続々と魅力的な人が出てきますね。

ミナを演じたイム・スジョンは私には初お目見えだけど、華奢で透明感があって。
台湾映画の『藍色夏恋』でモン・クーロウを演じたグイ・ルンメイに雰囲気が似ている。
まだ少年にも見えそうな清純な少女、へ~、25歳ですかあ、見えないわあ。

キム・レウォンはがっちりした身体に童顔が乗っかって爽やかですねえ。
可愛い。

あの”旗手”のお話は心に残ります。
私の実家の辺りにも子供を亡くして信号で交通整理をしてるという噂の男性がいました。
哀しいけれど。
旗手に女の子たちが感謝のプレゼントを送る姿が優しいね。

あんなふうに愛に打ち込んで、バカよ。
思い出と一緒に生きているんだ。幸せじゃないか。
この台詞が後で意味を持ってくる。

ミナは少しずつ自分の世界から出て、活き活きし始める。

ここから結末に触れています。
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再発、貧血、ミンの病気は白血病かな。
多くを語らない映画、そこがいいのかも。

緻密に作られる韓国映画にしては、出会ってからのヨンジェの態度がやたらに押せ押せムードだった訳です。
公式サイトには仕組まれた恋だった!とある。
母親とどんなふうに頼み込んだのかは想像するしかないけれど、承知したヨンジュって。
少し引っかかります。

私が母親ならこんなに大胆なことはしません。ていうか、そんな度胸はありません。
日本のお母さんは娘の親友になることはあっても、じっと寄り添って耐える、そんな気がします。

ミンは最後まで知らないままだったのでしょうか。
母の日記で勘付いていたかもしれない。
そんな母をミンは許したのでしょうね。
ヨンジュの愛が”本物”だったかどうかは彼女だけが知っていることだから。

ヨンジェはミンとあの時、婚約したのですね。
ミンの左手をヨンジェはあの時に初めて見た。
彼女が隠し通した手。隠し通すようにさせられた?手。

私にとっても衝撃だったけれど、他人にとっては気味が悪くても、
気にならない。
それが彼女の”特長”だから。

そう思えることが愛なんだろうなと思いました。

ミンのヨンジェへのお返しは彼をを大人に成長させたことだったのかもしれません。

追記:どうしても気になること。
書きにくいのだけど、あのミナが亀に凄く興味を持ったのは自分の左手が・・
ネットで亀の手の画像を検索してみた私って・・でも気になったのですよ。

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TB送信:any's cinediaryお気に入りの映画、Rabiovsky計画、ひとりごと、ドラマ日記、Swing des Spoutniks、


ワニとジュナ Icon of Cool 

2005-12-11 07:45:33 | 韓国映画
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監督 キム・ヨンギュン [第1作]
出演 キム・ヒソン(イ・ワニ)
 チュ・ジンモ(キム・ジュナ) 
 チェ・ガンヒ(ユン・ソヤン) 
 チョ・スンウ(ヨンミン ワニの異母弟)
2001年、韓国

『MUSA』のチュ・ジンモです!
レンタル店では見かけていたのに、何だか話題にならない映画だなと思っていたところ、某女性ブロガーさんにお勧め頂いて見ました。
それに、『ラブストーリー』『マラソン』のチョ・スンウが脇役ながら、と~っても重要な役どころで出演しています。

いいですこの映画!とても気に入りました!

「貴方、ディ・ジャヴを経験したことある?」

アニメーションから映画が始まったのは新鮮でした。
また、このアニメの中の少年が最後に意味を持って綺麗につながっていくのです。
これだけでも、監督のセンスの良さを感じました。

で、お話は韓国のドラマ等では割と取り上げられるテーマ、異母兄弟姉妹の恋心の絡んだお話なんですね。
血は繋がっているので、もちろん、この恋はタブーです。
一緒に育った二人の間に男女の愛が生まれるのかと私自身は思うわけですが、この映画では二人は出会った時に既に”何か”を感じてしまったのかもしれません。

少し切ないです。

ある悲劇的な事件が起きて、姉弟はともに決定的に心に傷を負ってしまうんですね。
姉のワニは弟の思い出も部屋も封印してしてしまいます。
でも、その弟が留学先から帰ってくるという。

アニメーターのワニ(姉)は自分の育った古い瀟洒な洋館で、無名のシナリオ作家、ジュナと同棲している。
けれど、まだ彼を母親に紹介する気にはなれない。

そして、弟、ヨンミンの帰国の知らせを聞いて心が揺れ始める。

結構、重いテーマを孕んだ物語なのだけど、淡々とお話はすすみ、夏の木々の緑やキラキラ輝く日差しが美しく、爽やかでもあります。
弟役のチョ・スンウは長髪でワニが書く漫画の主人公の美少年のようで、雰囲気がいつもとは違ってます。
チョ・スンウファンは必見でしょうね。

なんと言っても、体温の高そうな(暖かそうな)女性を包み込むタイプの男、ジュナを演じたチュ・ジンモが光ってます。
冒頭の、相手のことを思いやり、相手の好きなものを買って帰る場面もいいです。
「賢者の送り物」みたいではありませんか。

ジュナのワニへの真っ直ぐな想いが胸を打ちます。

シンプルだけど、美しい旋律の音楽がまたこの映画に品を添えているようです。

ここから、結末に触れています。
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ワニはジュナがいなくなって改めて、彼の優しい愛に気づきます。
冷蔵庫のメモを見て泣き崩れるところが好きです。

あれは反則ですよね。
 帰ってくるとTVがついているといいかなと思って、驚くなよ。
ワニでなくとも泣き崩れるでしょう♪

そして、お話は冒頭のアニメに繋がるとは思ってもなかった。
こういう隠し味は見る者にとっては何とも幸せなものです♪

ワニがしっかりとジュナと、自分たちの未来を見詰めることができた、
二人がアニメの子供から実写の大人へと成長する場面は感動的ですらありました。

そう、あの夏の日、ジュナはワニと”運命的”な出会いをしていたのです!

ジュナが洗濯しながら練習してたのはワニに自分があの時の少年だと気づかせるために・・
















接続 ザ・コンタクト THE CONTACT

2005-12-04 20:02:24 | 韓国映画

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監督 チャン・ユニョン
音楽 チョ・ヨンウク
出演 ハン・ソッキュ(ドンヒョン) チョン・ドヨン (スヒョン)
キム・テウ(ギチョル) チュ・サンミ
1997、韓国

まだ、韓流ブームの押し寄せる前の映画なので、素晴らしい作品なのに日本では公開されなかったようですね。
この映画が話題になった時は盛んに邦画の『ハル』(未見)と比べられていました。
私はというと、記念すべき韓国映画観賞の2作目がこれでした。

1作目は『八月のクリスマス』ですから。
今回、感想を書こうともう一度見て、改めて気づいたことも多かったです。
やはり、名作だなと思います。

主演の3人はそれぞれいいのですが、この頃、私はキム・テウ、『JSA』のファンでした。
と言うか、白馬に乗った王子様でした;テウ様・・恥

偶然、この人の韓国ドラマ「涙を見せないように」を見て、
彼はその頃、韓国のお茶の間では高感度N.1の若い男優だったようです。
キム・テウ情報はこちら。^^

この人の魅力は笑顔です。笑
映画ではハン・ソッキュとともに眼鏡をかけているので、多少役柄がだぶってしまってますが。

雨に濡れるハイウェイ、滲むランプ、アンニュイなジャズ・・
全てが大人の恋愛の雰囲気を醸し出しています。

この映画で特筆すべきは選曲のセンスの良さですかね。
ペイル・ブルー・アイズやジャズ、ラストの”あの曲”など。

都会で、フと孤独に呑み込まれてしまいそうな寂しい男女の出会いの物語です。
スヒョンは密かに想っていた人、ギチョルを、わがままで女っぽいルームメイトに横取り?されてしまいます。

 私のほうが知り合ったのは先、
 私を見て笑う彼の顔は私を幸せにしてくれた。
 でも、その同じ笑顔がある日、私の友人に向けられているのに気づいた・・

ラジオ局の音楽ディレクター、寡黙なドンヒョンは大学生時代に先輩の恋人を想っていた。
ある事情で、自分のもとを去ったその人を今も忘れられないでいる。
彼は誰にでも心を開くことはなく、あくまでも知的で理性的、
そのせいで冷たくも見えますが、軽薄ではない。

スヒョンは所在無いドライブ中に、目前で事故が起こり、その時ラジオから聞こえていた曲に運命的なものを感じ、再度リクエストします。
そして、ドンヒョンとスヒョン、二人は「ベルベット・アンダーグラウンド」のLPが縁で、PCでチャットを始めますが。
次第に恋の悩みを打ち明けるまでになります。

スヒョンはギチョルを思い切れないけれど、彼にはどこか調子のいいところがある。
気弱なくせに誰にでも優しいズルい男をキム・テウがハン・ソッキュを向こうにまわして、引けを取らずに演じました。

「会うべき人とは必ず会える」

チョン・ドヨンもギチョルへの想いと、傷ついた女心を細やかに演じていて注目です。
結局、大好きなギチョルを友人から奪うほどスヒョンは強引な女性ではなかった。

ドンヒョンの言葉をきっかけにスヒョンは過去を捨てて生きる力を得たようです。
PCでの出会いとポラロイドカメラ。
スヒョンはドンヒョンに気を許し、自分の写真を送ります。

しかし、ドンヒョンは或る理由からオーストラリアに移住する決心をしてしまいます。

ここから結末に触れています。
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スヒョンがギチョルの靴を揃え、いとおしいもののように見つめる。
そこに彼女のギチョルへの深い想いが見えます。

ドンヒョンが愛した女性は亡くなってしまいます。
事故か自死かは分かりません。
傷心の彼が海外に去る前に、スヒョンは彼に会いたくて映画館の前で待ち続けます。

彼がオーストラリアに立つ前の夜、ドンヒョンは何時間も、何時間も、自分を待ち続けるスヒョンの姿を見ていたのです。
ああ、やはり彼は死んだ人が忘れられないのかなと、スヒョンが哀れでした。
ドンヒョンも心の整理が必要だったんですね。

でも、ついに彼は彼女の前に立ちます。

過去に二人は知らずに3度すれ違っていて、最後には出発点に戻ったのですね。
そう、雨の日のあの劇場の前・・

前から貴方を知っていたような・・スヒョンの顔に微笑が浮かび、ドンヒョンは何から話していいのか・・
「会うべき人とは必ず会える」

そんなふうに見詰め合う二人の姿を足元からカメラが引いて捉え、(足元の星型の魔方陣が小粋です)
そこにあのラバーズ・コンチェルトが弾けるように!流れるのです♪♪

私はこんな心躍る瞬間を楽しみに、ずっとずっと映画を見続けるのでしょう♪

アジアの映画の中で、そういう意味でもこれは屈指の名ラストシーンだと思います。


フー・アー・ユー? Who are you?

2005-11-19 11:49:14 | 韓国映画
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監督 チェ・ホ
脚本 キム・ウンジョン , オ・ヒョンニ
出演 チョ・スンウ (ヒョンテ)
 イ・ナヨン(インジュ)2002年、韓国

>ゲームと現実の世界を挟んですれ違う恋の行方は?
私のことをわかってくれる「あなたは誰?」

『接続』というハン・ソッキュの映画があるけど、インターネットを通じて愛を育むという点は同じかな。
ただ、この映画は主人公ヒョンテがIT会社のゲームプランナーなので、ネット社会がどういうものかについても考えてしまった。

小さなIT会社で、将来の成功を夢見る野心家ヒョンテは同じビル内で、シーワールドの飼育係として働くインジュと出会う。
彼女には言いたくない秘密があった。

世の中は勝ち負けだけじゃないのね。

現代の韓国社会は日本以上にネット社会だと聞く。

初めて見たインジュの姿にヒョンテが惹かれたのも頷けるね。
スタイル抜群のイ・ナヨンには似合って綺麗。
ヒョンテは仕事柄、ピョリというIDでアクセスしてくる彼女がインジュであることに気づく。

これはインジュにとっては公平じゃないけど。
二人はオンラインゲームで急速に親しくなる。
そう言えば、二人がゲームをするのも、会うのもいつも夜。
そこに現代が抱える孤独が見え隠れするような気がする。

インジュはかつて国の代表水泳選手で、ハードな練習の結果、身体に障害を負った。
それを知ったヒョンテはネット上では、自分に悩みをぶつけてと申し出る。
ルールは会わないこと、電話しないこと。

『ラブストーリー』『マラソン』で印象的だったチョ・スンウの現代の青年としての”素顔”を見ることができたのはラッキー!
やっぱり演技派で、PCの中のメルロとヒョンテの雰囲気が違うのね。
茶髪の現代青年がすがすがしい!笑
もう一度見たい部分があって、コマ送りにすると、ほんとにこの人ってハンサム!(今頃気づいた?笑)

おまけに、ギター片手に歌うのがまた上手、あのキラースマイルも健在。
まだまだ、これからが楽しみな俳優さんです。
あの髪を金色に染めたヒョンテの友達も好きなキャラクターです。

インジュはメルロに悩みを打ち明けることで、新しい一歩を踏み出す勇気を得る。

ここから結末に触れています。
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聴力と人生の目的を失ったインジュ。
心に傷を負った彼女は次第にPCの向こうの彼を想うようになる。

PCに幻想を抱くな、その幻想でオレたちは金を儲けている。
嘘の多い世界だ。ナンパに利用してる男だって多い。
インジュは思いの他、頑固で強い女性だった。
アドバイスを聞かず、目の前にいる寝る間も惜しんでアクセク働くヒョンテに気づかない。

気持ちのすれ違い。
ヒョンテがメルロなのに、彼女は自分を理解してくれるメルロ・オッパ(お兄さん)を理想化してしまう。
目に見えないものほど美しい・・
ネットの落とし穴だなと思う。

殻に閉じこもるな。
初めて心が通じた人、それがインジュ、君なんだ。
オレではダメか? (う~、悲痛)

だまされたようで怒る彼女の気持ちも理解できるけど・・
もし、私でも最初は怒るだろうな。
彼女にもやがて彼の気持ちが通じる、
同じ人なんだもの。
車の中で眠る彼女のために外で待つヒョンテ。優しい・・

信号が青になったら、一緒に渡ろう!

信号の向こうには二人の未来が待っているだろう。

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追伸:『接続』をもう一度見たくなった。





英語完全征服

2005-11-17 12:56:07 | 韓国映画
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監督:キム・ソンス『MUSA-武士-』
出演者:イ・ナヨン(ヨンジュ)チャン・ヒョク(ムンス)
            2003年、韓国

>ひょんなことから英会話学校に通うことになった地方公務員の女性の恋と英語の行方を描いたラブストーリー。

ノーマークで劇場には間に合わず、DVDで見ました。
さぞかし、劇場では大爆笑したと思われるコメディです♪
アイラブユー、バクテリア!(ビクトリア;汗)
監督は『MUSA』を撮った人、コメディも手がけちゃうんですね~。

さて、妄想と思い込みで生きているヒロイン、ユンジュはすぐ勘違いするのが困った性格。
君といると気が楽だ。下心が生まれない。ブスッ
これは女性にはこたえるよね。

初めて見ました、イ・ナヨン。
目ばかりのエイリアンと言われればそんなふうにも見えるけれど(笑)、でも、アジア人離れしたかなりの美人。
I'll be back~。爆

韓国でも英語コンプレックスを感じるのは日本と同じなのだ。
この映画には英語偏重主義への批判もちょっぴり感じられる。
こうして感想書いてても、横文字多いですねえ。反省!爆

『僕の彼女を紹介します』で日本でもお馴染みのチャン・ヒョク(ムンス)は自信過剰のプレイボーイ気取り。
『僕の~』では真面目で恋人に振り回されるおかしな好青年でしたね。

今回はかる~く、ちょっと軽薄なふつうの青年を演じてます。
でも、このムンス、軽薄なのが災いして大してモテなさそう。アハハ

同じ職場で働く母親とのボケ・ツッコミ漫才にほのぼの。
韓国でも”公務員”の肩書きは強いのね。
このムンス、英会話学校に勉強に来たかと思えば、金髪の女性教師にアタックする始末。
でも、英語を征服しようという動機は実は泣かせるものなんだけど。

ヒロイン、ヨンジュの恋の後押しもしてくれる、この英語教師のキャシーが意外な展開で活躍。
好きだな。
韓国語がわかれば、この先生の韓国語の小ネタはもっと笑えるだろうなあ。
ヨンジュにスカ~っと変身して欲しかったけどなあ・・

ワンス・アポン・ナ・チャイナのテーマや日本の歌の挿入も楽しい!

ここから結末に触れています。
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すったもんだの挙句、再会したムンス親子と妹はひしと抱き合う。
電車の中で、気取り屋のムンスが恥も外聞も捨てて、ヨンジュに告白する場面にホロリ。

これからはアイラブユーの時代だ、なんて言ってたけど。
ヨンジュの足元に跪いて、
自分は誰かを愛したことはなかった。

サラガヨ!・・

いいね。やっぱり愛を語るのは自国の言葉じゃなくっちゃ!

その後の学友たちの熱々の様子に心和む。笑
キャシーが実直そうな教え子、農夫の外国人花嫁になっていて、畑仕事に励む姿がいい。
ヨンジュたちはなんと海外生活!? 世の中ってそういうものかもねえ。

平凡な(と言うより・・)私には何も起こらない・・・
ヨンジュ!落ち込むのはまだ早い。

何事にも勇気を持って!かな。笑