愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

3.113周年を前に安倍首相の大ウソ記者会見に呆れる!安倍内閣は打倒の対象でしょう!

2014-03-10 | 東日本大震災

安倍首相というお人の思考回路は全く信じがたいものであることが、ここでも明らかになりました。いつものように情緒的な言葉をちりばめ、大ウソをつく、そして破綻した政策を取り繕うために、新たな政策を示すことで、スリカエるのでした。

平成26年3月10日 安倍総理は記者会見を行いました

それは何か。以下の言葉です。

明日であの東日本大震災から3年。私が総理に就任して2度目の3月11日を迎えます。…この1年は、大きく遅れていた復興が動き始めた1年となったと考えています。今もなお、たくさんの方々が避難生活を送る現実があります。…これからの1年を被災地の皆さんが復興を実感できる1年にしていく。その決意であります。放射線による健康への不安には、万全の対策を進めます。…今後も、作物を放射性物質から守るための対策など、営農を再開する農家を応援します。国会審議が連日続いておりますが、私はその合間に、毎日官邸で福島産のお米を食べてパワーをもらっています。今年の秋は、田村市でできたお米もぜひともいただきたいと思います。米の全量検査を継続することに加え、私自身が先頭に立って、風評被害の払拭に努めてまいります。(引用ここまで

首相が福島訪問「復興に全力」 3月8日 20時01分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140308/k10015823161000.htm

東日本大震災の発生からまもなく3年を迎えるのを前に、8日、福島県を訪れ「福島でも復興が前に進み始めたことを実感できた」としたうえで、引き続き震災からの復興に全力を挙げる考えを示しました。安倍総理大臣は、震災の発生からまもなく3年を迎えるのを前に8日、福島県を訪れ、このうち、来月1日に原発事故後初めて国の避難指示が解除される見通しの田村市都路地区では、住民との対話集会に臨みました。安倍総理大臣が「皆さんの率直な思いを伺いたい」と呼びかけたのに対し、男性の参加者は「学校も再開されるので子どもたちの遊び場の確保も検討してほしい。子どもが増えることが町の復興につながると思う」と話していました。また安倍総理大臣は、いわき市の観光物産センターで、試験操業で水揚げされた魚やいかを試食し、風評被害の払拭に力を入れる考えを示したほか、復興の新たな拠点として除染や廃炉の研究施設などの整備が計画されている大熊町大川原地区などを視察しました。視察のあと、安倍総理大臣は記者団に対し「福島でも復興が前に進み始めたことを実感することができた。福島の復興なくして日本の再生はないという考え方のもと、全力を尽くしたい」と述べ、引き続き震災からの復興に全力を挙げる考えを示しました。(引用ここまで

どうでしょうか?重大なことを語っていませんね。記者もこのことを追及していません!それは、「私自身が先頭に立って、風評被害の払拭に努めてまいります」「風評被害の払拭に力を入れる考えを示した」と言っていますが、3年経っても「風評被害の払拭」を語らなければならないことの大本については、何も語っていないのです!問題でしょう!

これについては、ずっと言っているのです。そうです。東京五輪の時に、です。以下の質疑をご覧ください。

2014年3月3日予算委員会における那谷屋正義(民主党・新緑風会)の質問に対する安倍首相の答弁

 これについては、以下のブログに書かれています。若干正確に欠けますが、言っていることは、共感できます。

「私は、オリンピック誘致に勝利するため、アンダーコントロールという言葉を使った。それがなにか?」2014年03月08日 | 日本とわたし

http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/a203f0c977ef6ac3df10a52b0efeb935

昨日のテレビで、参議院の委員会の論争の様子を見ましたが、野党議員から、「福島原発で汚染水が漏れているけど、総理は世界に向かってコントロールできていると言ったけど、あれはウソだったんですか」と質問されたら、なんと開きなおって、「オリンピックの誘致がなかなか厳しいというから私はああ言ったんだ、それでオリンピックが日本に招致出来たじゃないですか」と自慢していました。内輪の話ならいいけど、国会での答弁です。「私は世界に向かってウソをつきました」って言っちゃたんです、日本の最高責任者の総理大臣が。最近の安倍晋三の言動を見ていると、過信満々ですね。恐いのは、そんな姿を見て、若者が、安倍晋三を強い日本のリーダーだと思い始めていることです。ヒットラーも同じように、若者から支持を受けていったのです。(引用ここまで

安倍首相 拉致報告書「北にプレッシャー」 NHKニュース - NHKオンライン  2014年3月3日

安倍総理大臣は参議院予算委員会で、国連の特別委員会が北朝鮮による日本人などの拉致を「人道に対する罪」に当たるなどとする報告書を公表したことに… ... 3月3日 18時46分 ... また、安倍総理大臣は、福島第一原発の汚染水問題を巡って、去年9月のIOC=国際オリンピック委員会の総会で「状況はコントロールされている」と表明したことについて、「水産物が大変な風評被害を受けているなかで、『よく言っていただいた』という話・・・・・(引用ここまで

「相馬市長から、く言っていただいた」と、得意気に言っているのです。しかし、安倍首相は、五輪を取るために、「アンダーコンロトール」「ブロック」、しかも「完全にコンプリート」と言ったのです。そうしておいて、「東京は安全だ」とも。

平成25年9月7日 IOC総会における安倍総理プレゼンテーション

フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません。(引用ここまで

9/8IOC総会·安倍総理大臣原発事故発言のすべて文字起こし  2013年9月8日

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3252.html

しかし、安倍首相が「復興が前に進み始めたことを実感できた」などと言ってはみても、実態は、どうでしょうか?安倍首相は「実感できた」と言っても、肝心要の国民は、ちっとも「実感できていない」のです。

そのことは、2014年3月10日予算委員会における井上哲士(日本共産党)の質問に対する安倍首相の答弁の酷さで、いっそう浮き彫りになりました。井上議員は共同の現地における世論調査にもとづいて、国民の意識をみれば東日本大震災の復興が進んでいないことがハッキリしていることを問い質しました。答えられませんでした。にもかかわらず、また「世界一厳しい基準」を作っている原発の危険性が解消されていないことが首相も茂木担当大臣も原子力規制委員会の田中委員長も認めざるを得ないにもかかわらず、抜け抜けと間逆のことを言ってしまう、大ウソつきの記者会見でした。

不思議なことには、記者会見に臨んだ記者も記者です。追及の手(口・脳みそ)が全く使われていないのです。しかも追及された安倍首相は、沖縄の辺野古移設の時と同じ思想と論理で「再稼動に当たって地元の理解を得る」「説明する」と、しかも「できないという後ろ向きの発想ではなく」などと言い放ったのでした。

(東日本大震災3年)汚染水対応「評価せず」83% 福島県民共同世論調査 2014年3月4日05時00分

震災3年被災地1200人の声 3月8日 0時25分http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_0307.html

NHKが東日本大震災直後から継続しているアンケート。
8回目となる今回は、被害が大きかった岩手・宮城・福島の被災者や原発事故の避難者、2878人を対象に、ことし1月から1か月間郵送や対面調査を行い、42%に当たる1201人から回答をいただきました。

今回のアンケートで私たちはまず、被災地の復興について被災した方々がどのように感じているのかに注目し、取材を始めました。震災時に暮らしていた地域の復興について尋ねたところ、「進んでいる実感が持てない」と回答した人が44%と最も多く、次いで、「想定よりも遅れている」が36%と、復興のスピードに不安を感じている人が合わせて80%に上っていたからです。

アンケート結果でも復興のスピードに不安を感じていると答えた人のうち、「復興住宅・災害公営住宅の整備」と「宅地の供給」について、「遅い」、「やや遅い」と答えた人がそれぞれ92%と最も多くなっていました。アンケート結果では復興のスピードに不安を感じていると回答した福島県の人の93%が具体的には「原子力災害や被ばくへ備え」が「遅い」「やや遅い」と回答していました。

3年という月日

これまでで最も多い1200人余りの方が寄せてくれたアンケート。被災した方々にとって3年という月日はどのようなものだったのか。その一端を教えてくれた岩手県宮古市の50代の女性の記述を紹介します。

「震災直後は立ち直るという強い意志と希望がありましたがその思いは3年間で、日に日にやせ細り、しおれかけています」

まずは、生活再建への道筋の第一歩となる住宅の整備を一刻も早く進め、多くの方が「被災者と感じなくなった」と実感してもらうためのプロセスを改めて考えていくことが必要だと取材を通して、私たち取材班は感じました。(引用ここまで

【共同通信】 首相、原発再稼働を明言 「安全確保が大前提」 2014/03/10 12:08

安倍晋三首相は10日の参院予算委員会で、原発の再稼働について「原子力規制委員会が厳しい基準で安全と認めたものは、地元の理解をいただいた上で再稼働していきたい」と述べ、再稼働に前向きな姿勢を重ねて表明した。東日本大震災から11日で3年となることに関連し、被災地に復興の実感を広げる決意も明らかにした。 エネルギー政策に関し「国民生活や経済活動に支障がないよう、責任あるエネルギー政策を構築することが何よりも重要だ」と指摘。原発の安全性については「東京電力福島第1原発事故の教訓を踏まえ、安全を確保することが大前提だ」と強調した。(引用ここまで

日経 汚染水「2カ月以内に対応策」 初の関係閣僚会議  2013/9/10 12:21 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF10009_Q3A910C1MM0000/

政府は10日午前、東京電力福島第1原子力発電所の汚染水問題を収束させるための関係閣僚会議を初めて開き、海外の専門家からも知見を募集した上で2カ月以内に対応策をまとめることを決めた。閣僚会議の下に茂木敏充経済産業相をチーム長とする「廃炉・汚染水対策チーム」も設置。体制の強化によって、汚染水の拡散を防ぐ姿勢を国内外に印象づける狙いがありそうだ。 関係閣僚会議は菅義偉官房長官が議長となり、経済産業相や財務相、外相、原子力規制委員長などで構成。

安倍晋三首相が7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水問題は制御できている」と発言したことを受け、菅官房長官は会議の冒頭で「状況を今後ともコントロールして、解決につなげることが必要だ」と強調した。

今後2カ月でつくる対応策には、すでに決めた対策がうまく行かなかった場合の予防的措置も盛り込む。福島第1原発の周辺では漁業者などから汚染水問題による風評被害を懸念する声が強くなっているため、各省庁が協力して地元住民に説明する体制を築く。 汚染水問題への国際的な関心が高まっていることを受け、内閣官房国際広報室による海外メディアへの発信機会を増やすことも決めた。 政府は地下水の放射性物質による汚染を防ぐため、建屋を凍った土でおおう「遮水壁」の建設費などに2013年度予算から210億円の予備費を投入することなどを10日午後にも決める。(引用ここまで



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