いつものスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大嘘っぱちのトリックで
国民を欺く手口ここにアリ!
産經新聞 教科書検定基準/偏向授業の是正につなげ 2018/8/8
新しい学習指導要領に基づく教科書の作成に向け、文部科学省は高校用の検定基準改正案を公表した。地理歴史科で偏向是正の新規定が置かれることを評価したい。
日本の歴史に愛情を持って学べるような授業につなげてほしい。
新しい規定は、見解が分かれる社会的事象の取り上げ方について「図書の内容全体を通じて、生徒が多面的・多角的に考えられるよう適切に配慮」することなどを求めた。
現行では、個別の記述を対象に未確定の事象を断定的に書かないことなどを求めている。新規定は単元やコラムなど、広く全体の構成を通してバランスの取れた内容を求めるものだ。
教科書なら当たり前のことである。
こうした規定を設けるのも、日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調するような教科書が後を絶たないからだ。
とくに高校教科書でその傾向が強い。
南京事件の犠牲者数について「20万人」といった中国側の宣伝を断定的に書くことはなくなったが、「おびただしい」などの表現で検定をパスしている。
慰安婦問題に関して「さまざまな強制」などと書いて検定をすり抜ける教科書もある。かえって誤解を生みかねない。
愛国者の邪論 産経は、一貫して「南京事件の犠牲者数」について、具体的な数字は言っていない!「慰安婦」に関して「強制はなかった」というのか?植民地朝鮮や東南アジアなどの占領地において「強制はなかった」というのか?女性は「自主的に慰安婦となった」というのか?
既に多くの証言や文書が発見されているのに、そのことを「すり抜ける」ような書き方は「かえって誤解を生みかねない」と言える!
産経読者は、産経を妄信するのは、もう終りにした方が良い!
新学習指導要領では、近現代を中心に世界の流れの中で、日本の歴史を学ぶ新必修科目「歴史総合」ができる。歴史的事件はなぜ起きたのかなど、生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う教科書づくりが想定される。歴史のさまざまな見方を教えるのに、教科書が偏向していてはどうしようもない。教科書は、執筆者や編集者の独善的考えを披露する場ではない。
愛国者の邪論 「南京事件」という「歴史的事件はなぜ起きたのか」「生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う教科書」「歴史のさまざまな見方を教える」ために、産経は「南京事件」について、「犠牲者数」を含めた実相を明らかにしなければならない。
自虐的な教科書の編集姿勢こそ見直すべきだ。「検定強化」といった批判は的外れである。
歴史の授業は暗記する用語や年号が多く、面白くないといわれてきた。指導要領の改定を機に、国づくりに奔走してきた先人たちのドラマなどを豊かに盛り込み、さらに学びたくなる教科書の工夫を凝らしてほしい。
ことさら日本を悪く言う歴史観が、教師自身にすり込まれていないか。指導をいま一度見直すべきだ。世界から見て、私たちは今どんな時代に生きているか。教師の歴史への理解と見識が問われることは言うまでもない。(引用ここまで)
愛国者の邪論 そもそも「自虐的」とは何か!
「日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調する」「ことさら日本を悪く言う歴史観」ということは「自虐的」か!
ここに産経の知的劣化浮き彫りになる!何故か!いつものことだが、先に産経は、「おびただしい」「さまざまな強制」などという「表現」を批判?非難していた。その言葉は、そのままブーメランのように産経に戻ってきていることに気付ていないのである!
「日本の歴史や領土について」「さまざまな見方を教える」ためには「他国の主張」と日本の「主張」を明らかにして「歴史的事件はなぜ起きたのかなど、生徒同士の議論を促し、歴史を見る目を養う」ことが大事だろう!
産経の使う「自虐的」という言葉そのものが「産経の自虐的本質」を浮き彫りにしている!
産経は「雨降って地固まる」「禍を転じて福と為す」「過ちては改むるに憚ること勿れ」などいう「ことわざ」は思考回路にないのだな!
こういうのを世間では傲慢と言い!日本の道徳が全く思考回路にインプットされていないことが浮き彫りになる!そんなことがインプットされていないからこそ、日本が犯した過ちから、何一つ学ぶ態度・姿勢・思考回路は出てこないのだ!これこそが、自らを貶める最悪最低の自虐的思考回路と言える!「ピンチはチャンス」!
「日本の歴史や領土について他国の主張ばかり強調する」「ことさら日本を悪く言う歴史観」など言っておけば、「愛国心」を鼓舞・扇動できると考えているからだろう!極めて知性の回路が錆びついて劣化していると言える。
加害国として被害国に謝罪し、賠償し、記憶に遺すための教育や博物館の建設をすることが「自虐的」であり「反日」だとの妄想を扇動して拡散している産経は、歴史の諸事実を教訓化して、「二度と同じ過ちを繰り返さない」という「こころ」が、極めて前向きで、積極的で、愛国的だと全く判っていない!
もう一つ、言っておこう!加害国の臣民は加害者に仕立て上げられ、自分が被害者になってしまったことを、産経など、大東亜戦争正当化論者たちは、「英霊」などという言葉を利用して正当化しているのだ!
「英霊に感謝」「英霊に哀悼の誠を捧げる」などと言って「臣民」を神格化して美化しているが、「臣民」を死に追いやっておいて、臣民の未来を抹殺して、「感謝」はないだろう!
本来であれば、「臣民」を殺す!命を奪う!未来を奪う!ことは二度としない!という「こころ」が沸き起こって来なければならない!
同時に、日本が平和な国になるためには、他国との交流を深めていく必要がある!そのためには過去の過ちに真摯に向き合う日本国。日本国民でなければならない!
この思考回路こそ、日本の歴史に向き合い、「国づくりに奔走してきた先人たちのドラマなどを豊かに盛り込み、さらに学びたくなる」のだろう!「先人たちの労苦」を受け止め、こころに刻み、平和な国を構築することこそが、真の愛国心だろう!
それは日本国憲法を活かすことに他ならない!他国を「反日」だという身勝手思考回路、自国民に対する過ちを謝罪しないのでは「愛国心」とは言えない!
四季折々の様相を持つ日本の2千年の歴史の負の面と向き合い、日本の歴史が隣国との交流と共生で動いてきたこと、しかも「英雄」たちがつくった歴史ではなく、無名の先人の、その時その時の、精一杯の労苦に感謝し先人を乗り越える社会を構築する!
これこそが、「真の愛国心」といえる!
以上を踏まえて「近現代を中心に世界の流れの中で、日本の歴史を学ぶ」ためには、「日本の歴史に愛情を持って学べるような授業」ができるようにしなければならない!
他国に圧力をかけたり、貶めたりするような振る舞いは、あってはならない!
これこそが日本国憲法の真髄だ!縄文時代から弥生時代、そして現在までの二千年の歴史の最高到達点にある日本国憲法を「錦の御旗」として有効につかっていくことこそが「愛国者」と言える!
では、産経が沈黙する以下の記事をご覧ください!
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読売 占領前文書焼却を指示…元法相 奥野誠亮さん 102 2015年08月11日 05時20分
https://www.yomiuri.co.jp/matome/sengo70/20150810-OYT8T50122.html
村野瀬玲奈の秘書課広報室 敗戦時の日本政府による戦争犯罪の証拠隠滅に関する奥野誠亮氏の証言 2015/08/2117:00
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