日本の植民地支配下にあった韓国では
自衛隊に対する拒否感は根強い。
日本国民がシベリア抑留を忘れていないことと同じ思考回路だ!
加害者は被害者の思いに寄り添う!
加害者として仕立て上げた皇軍兵士の被害に対する政治家の靖国参拝を見れば
日本政府と安倍政権と国民は
アジア諸国の民衆の被害について
しっかり把握する必要がある!
さもなければこの手の問題は永遠に続く!
時事通信 韓国軍、関係悪化望まず=自衛隊の参加見送り「遺憾」 2018/10/05-20:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100500987&g=pol
【ソウル時事】韓国海軍は5日、海上自衛隊が国際観艦式への艦艇派遣を見送ったことを受け、「遺憾に思う」と表明した。自衛隊との連携強化に踏み出してきた軍は関係悪化を望んでおらず、文在寅大統領も9月の安倍晋三首相との会談で「未来志向の関係」を発展させる方針で一致した。文政権は、この問題で日本との関係がこじれることは避けたいのが本音とみられる。
日韓防衛当局は、昨年まで続いた北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、米軍も交えて演習を重ねるなど交流を深めてきた。朴槿恵前政権下の2016年11月には、懸案だった日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結。大統領就任前は見直しを示唆した文氏も、協定の延長を認めてきた。
だが、日本の植民地支配下にあった韓国では、自衛隊に対する拒否感は根強い。国会に今月2日、国内での旭日旗の使用を禁止する改正法案が提出された。提出議員の一人は与党「共に民主党」の李錫玄議員。李氏は4日のラジオ番組で、旭日旗を「帝国主義や戦犯の象徴」と批判した。
李洛淵首相も国会答弁で「植民地支配の痛みをまだ記憶している韓国人の心に旭日旗がどんな影響を与えるのか、日本も考慮する必要がある」と日本側に配慮を求めた。外交筋は、韓国軍も当初は波風を立てないよう解決の糸口を探ったが、報道で問題が公になり「双方(日韓)とも引くに引けないところまで来てしまった」と解説する。
折しも今月は、1998年に当時の小渕恵三首相と金大中大統領が共同宣言を出してから20周年の節目。韓国海軍は海自の決定について「関係維持に影響を与えるべきではない」と強調し、「軍事交流と友好推進は続けていく」意向を示した。当面は、日本が韓国に要請している文氏の訪日に影響が出るかどうかが焦点となる。(引用ここまで)
時事通信 海自、韓国観艦式参加せず=旭日旗問題で取りやめ-防衛省 2018/10/05-19:25
韓国・済州島で11日に開かれる国際観艦式で自衛艦旗である旭日旗を掲揚しないよう韓国が日本に要請していた問題で、岩屋毅防衛相は5日、海上自衛隊が観艦式に参加しないことを明らかにした。日韓双方の主張に折り合いがつかず、日本側が海自艦艇の派遣取りやめを決めた。
自衛艦旗は旧日本軍の旭日旗と同じデザインで、韓国では軍国主義の象徴とされ、国内での使用を禁止する改正法案が国会に提出される事態となっている。日韓は今月、1998年の共同宣言から20周年を迎えるが、歴史問題の再発で関係悪化が懸念される。
防衛省によると、韓国から観艦式への招待があったのは昨年10月。護衛艦での参加へ調整を進めていた今年8月、式典の際にマストに韓国国旗と自国国旗の掲揚が求められた。加えて10月3日、艦首艦尾には旗を掲げないよう要請があった。事実上、自衛艦旗の掲揚自粛を求めるもので、政府は参加の可否について検討していた。
自衛艦旗は自衛隊法など国内法で掲揚が定められているほか、国際法でも民間船舶と軍艦を区別する「外部標識」に該当する。過去の韓国での観艦式では、海自は自衛艦旗を掲げて参加している。
岩屋防衛相は5日、記者団に「わが国の立場としては、受け入れることができない。先方の意向はよく分からないところがあるが、非常に残念だ」と述べた。
海自は観艦式に参加しないが、12日に開かれる関連行事のシンポジウムには海自幹部の参加を検討している。(引用ここまで)
NHK 自衛隊艦船の派遣 見送り 韓国の「旭日旗認めない」受け 2018年10月5日 15時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181005/k10011659651000.html?utm_int=news_contents_news-main_005
今月、韓国が各国の海軍などを招いて行う国際観艦式への参加めぐって、韓国政府が国民感情を踏まえ自衛隊に対し「旭日旗」と呼ばれる旗を掲げることは認められないと伝えてきたことを受けて、政府は自衛隊の艦船の派遣を見送る方針を固め、韓国側に伝えました。
今月11日に韓国が各国の海軍などを招いて行う国際観艦式をめぐって、韓国政府は、韓国国内で海上自衛隊の艦船が掲げる「旭日旗」は戦前の軍国主義を想起させるなどの指摘が出ていることを踏まえ、参加にあたっては掲げることは認められないと日本政府に伝えてきています。
これを受けて政府が対応を検討した結果、自衛隊法などで「旭日旗」は自衛艦の旗であると規定され、国連海洋法条約で、自衛隊に所属している艦船は外部標識として自衛隊の旗を掲げることを求められていることから、旗の掲揚は取りやめることができないと判断しました。
そのため政府は今回、韓国で行われる国際観艦式に自衛隊の艦船を派遣することを見送る方針を固め、韓国側に伝えました。
「日本の軍国主義の象徴」韓国で反発
ことしは韓国南部のチェジュ(済州)島沖で今月10日から5日間にわたって、日本を含む14か国から21隻の艦船が参加する予定でした。
しかし韓国国内では、日本から派遣される予定の海上自衛隊の艦船が「旭日旗」を掲げることについて、革新系の与党を中心に「日本の軍国主義の象徴だ」などと反発が出ていました。
これを受けて韓国のイ・ナギョン(李洛淵)首相は今月1日、国会で「植民地支配の痛みを記憶している韓国人の心に旭日旗がどのような影響を与えるのか、日本は考慮する必要がある」と述べるなど、韓国政府から日本側に、国民感情に配慮するよう要請していました。
韓国海軍「軍事的交流と友好に今後も努める」
防衛相「極めて残念」
時事通信 「旭日旗掲揚の影響考慮を」=自衛隊の観艦式参加で韓国首相 2018/10/01-19:40
【ソウル時事】韓国・済州島で10~14日に開かれる国際観艦式に関し、韓国政府が自衛隊に対し、旧日本軍が使用していた旭日旗(自衛艦旗)を掲揚しないよう事実上、要請している問題で、李洛淵首相は1日、「植民地支配の痛みをまだ記憶している韓国人の心に、旭日旗がどんな影響を与えるのか、日本ももう少し繊細に考慮する必要がある」と述べた。
李氏は国会答弁で「(自衛隊は)艦首に太極旗(韓国国旗)と日本国旗を掲げ、艦尾に自衛艦旗を掲揚する計画のようだが、国民はこれを問題視している」と指摘。自衛艦旗を掲げて参加する場合「さまざまな対応を検討している」と語った。
韓国海軍は先に、日本など参加国に対し、「自国の国旗と太極旗の掲揚が原則だ」と通知していた。これに対し、小野寺五典防衛相は「(自衛艦旗)掲揚は国内法令で義務付けられている」と強調、参加する場合には海上自衛隊の護衛艦に掲げる方針を示している。(引用ここまで)