10日、東京・羽村市の中学校に訓練中だったアメリカ軍兵士のパラシュートが落下したことを受けて、原因などを調べていたアメリカ軍は、安全が確認されたとして12日から訓練を再開することを明らかにしました。
10日夕方、東京・羽村市の羽村第三中学校のテニスコートに、アメリカ軍のパラシュートが落下しているのが見つかり、羽村市は「人命に関わる重大な事故につながる事態」だとしてアメリカ軍や国に抗議し、原因となったパラシュート降下訓練の中止を求めました。これについてアメリカ軍は11日夜、声明を発表し、当時の状況について横田基地上空から輸送機で降下訓練中だった兵士1人のメインと予備のパラシュートが何らかの原因で同時に開いたため、兵士は絡まることを防ごうとメインのパラシュートを切り離し、パラシュートの一部が風に流されて中学校に落下したと説明しました。また、アメリカ軍は11日、訓練を中止して調査した結果、兵士は定められた緊急時の手順に従っていたことがわかったほか、すべてのパラシュートを検査し、安全が確認されたとして12日から降下訓練を再開するとしています。アメリカ軍は「羽村市の皆様にご心配をおかけしたことを遺憾に思います。日本の防衛の責務を円滑に行う上でも安全な運用を約束します」とコメントしています。(引用ここまで)
NHK パラシュート落下 東京 羽村市が米軍と国に抗議 4月11日 18時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180411/k10011399231000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
10日、東京 羽村市の中学校にアメリカ軍のパラシュートが落下したことを受けて、羽村市は、「人命に関わる重大な事故につながる事態で、極めて遺憾」だとして、アメリカ軍や国に対して抗議をしました。
10日午後5時前、東京のアメリカ軍横田基地の近くにある羽村市の羽村第三中学校で、長さおよそ3メートルのパラシュートがテニスコートに落下しているのが見つかりました。羽村市などによりますと、アメリカ軍のパラシュート降下訓練の最中に落下し、けが人は確認されていないということです。これを受けて羽村市は11日、担当者が横田基地や北関東防衛局を訪れ、アメリカ軍や国に対する抗議文を提出しました。抗議文では、パラシュートが落下したのが中学校の敷地で、「一歩間違えれば人命に関わる重大な事故につながる事態だ」としたうえで、安全確保の徹底などを何度も要請している中で、こうした事態が発生したことは極めて遺憾だと抗議しています。さらに、安全対策に万全を期すとともに、原因となったパラシュート降下訓練の中止を求めています。一方、横田基地の担当者が羽村市役所を訪れて、並木心市長に謝罪をするとともに、原因究明を進めることを伝えたうえで、12日にも訓練を再開する意向を示したということです。
都と周辺自治体も再発防止を要請
パラシュートの落下を受けて、東京都と横田基地の周辺自治体でつくる連絡協議会は、11日にアメリカ軍や国に対して要請を行いました。この中では、原因究明を行なって再発防止策を講じるまで、同様の訓練を行わないことや、訓練を再開する場合は安全確保をさらに徹底し、関係自治体への情報提供することを求めています。
羽村市長「訓練の再開はまだ早い」
羽村市の並木心市長は、アメリカ軍横田基地の担当者から謝罪と説明を受けたあと取材に応じ、「現時点での丁寧な説明ではあったが、原因を尋ねても納得できる回答は、いただけなかった。訓練を再開するのは、まだ早いと感じている。市民の関心も非常に高いため、引き続き情報提供を求めていく」と述べました。
過去にも落下物など相次ぐ
横田基地に所属する輸送機をめぐっては、過去にも落下物などが相次いでいて、羽村市などでは原因究明や再発防止を求めていました。羽村市などによりますと、市内では、平成13年に横田基地に所属する輸送機C17から部品が落下し、工場の屋根が破損する事故が発生しました。また去年11月には、今回と同じ輸送機のC130Jで貨物の投下訓練を行っている際に、貨物の一部がパラシュートから外れて基地内に落下したほか、7月と12月にC130HやC130Jの部品がなくなる事故などが相次いでいたということです。横田基地では今月5日、アメリカ軍の輸送機オスプレイ5機が到着したばかりで、基地周辺の自治体が安全対策の徹底と環境への配慮などを求めています。(引用ここまで)
NHK 米軍輸送機から中学校にパラシュート落下 東京 羽村 4月10日 19時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180410/k10011397751000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_058
10日夕方、東京・羽村市の中学校で、アメリカ軍のパラシュートがテニスコートに落下しているのが見つかりました。けが人は確認されていませんが、アメリカ軍の説明では、パラシュート降下訓練の最中に落下したということで、防衛省は詳しい状況の確認を進めています。
防衛省によりますと、10日午後4時50分ごろ、東京・羽村市の羽村第三中学校で、アメリカ軍のパラシュートが開いた状態でテニスコートに落下しているのを生徒が見つけたと、羽村市から連絡がありました。パラシュートは、縦方向の長さがおよそ3メートルで、これまでのところ被害は確認されていないということです。アメリカ軍の説明では、当時はパラシュート降下訓練の最中で、兵士が上空の輸送機から横田基地に降りようとしたところ、パラシュートがうまく開かなかったため、予備のパラシュートに切り替えましたが、その際に1つめのパラシュートが切り離されて落下したということです。防衛省は引き続き、当時の詳しい状況の確認を進めています。東京の横田基地では今月5日、アメリカ軍の輸送機オスプレイ5機が到着したばかりで、この時、基地周辺の6つの自治体でつくる基地対策連絡会の幹事である、東京・福生市の加藤育男市長は「事故が絶対にないようにしてもらいたい」と話していました。
羽村市 テニスコートに落下 けがなし
羽村市によりますと、10日午後5時前、羽村第三中学校から、校内のテニスコートでパラシュートと見られるものが落ちているのを生徒が見つけたと連絡があったということです。テニス部の生徒とコーチがコートで練習していて、生徒の1人がボールを拾おうとしたところ、隣のコートでおよそ3メートルのパラシュートと見られるものを見つけたということです。けがをした生徒はいないということで、市では、北関東防衛局に連絡し、くわしい状況を確認しています。
米軍「降下訓練中にパラシュート切り離す」
在日アメリカ軍司令部は午後7時すぎ、声明を発表し、「きょう午後5時ごろ、横田基地からパラシュートで降下する訓練に参加していた兵士の1人が降下途中でパラシュートを切り離した。兵士は無事に着地し、パラシュートの一部が羽村第三中学校で見つかった。この事故によるけが人や損害は報告されていない」と説明しています。そのうえで、「横田基地はこの事態を深刻にとらえており、現在、調査が行われている」として、アメリカ軍として原因を調査していることを明らかにしました。(引用ここまで)
この手の記事は繰り返しているのに
米軍の動向は同じようには報道しない!
だから日本国民のこころの中に米中に対するアンフエァー意識が出てくる!
NHK 尖閣沖の接続水域 中国海警局4隻が航行 4月12日 10時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180412/k10011399941000.html?utm_int=news-social_contents_list-items_001
第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合の接続水域を中国海警局の船4隻が航行しています。12日午前9時現在、4隻のうち3隻は尖閣諸島の久場島の北西およそ28キロから西北西およそ34キロを、残りの1隻は魚釣島の北西およそ28キロを航行していて、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。(引用ここまで)
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