NHKはイラン精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害に対して各国の反応を報じているが、安倍政権の、安倍晋三首相のコメントは全く報じていない!何故だ!愚かな政権だ!
んトランプ大統領の「指示」は国内法からみても国際法からみての違反している!
しかし、安倍政権は一貫して沈黙!
NHK報道も一貫して傍観者的報道に終始!
「憲法を活かす」外交努力という思考回路全くナシ!
主権者国民の力で、第二次イライラ戦争への途は阻止しなければ!
9条を使った、核兵器禁止条約を使った非核・平和外交を推進すべきだ!
そのために政権・政府を構築すべきだ!
NHK イラン司令官殺害 米国内や各国の反応 2020年1月4日 7時07分 米イラン対立
アメリカがイランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことをめぐるアメリカ国内や各国などの反応です。
米国 与野党で評価分かれる
与党・共和党からは全面的に評価する声があがる一方、野党・民主党からはイランによる報復を懸念する声や政権に説明を求める声が相次いでいます。
共和党の議会下院トップ、マッカーシー院内総務は声明で「ソレイマニはテロリストだ。トランプ大統領とわれわれの軍はイランと世界に対し、アメリカへの攻撃は必ずその報いを受けることになると知らしめた」として、全面的に評価しています。
また共和党の重鎮でトランプ大統領に近いグラム上院議員はアメリカメディアのインタビューに対し、「ソレイマニはイラン政府内で最も冷酷で悪意に満ちた人物だった。彼の手はアメリカ人の血で染まっていた。イランの攻撃に対するトランプ大統領の大胆な行動に感謝する」と述べ、アメリカ軍に攻撃を指示したトランプ大統領を高く評価しています。
一方、民主党のペロシ下院議長は声明で「攻撃はさらなる危険な暴力の拡大を引き起こすおそれがある」として、イランによる報復への懸念を表明しました。 そのうえで「今回の措置は議会との協議なしに行われた。議会はこの深刻な状況と、この地域へのアメリカ軍の追加部隊の拡大を含む、政権による次の行動について、直ちに報告を受けなければならない」と述べ、議会としてトランプ政権に詳細な説明を求める考えを強調しました。
また民主党のシフ下院情報委員長も声明で「ソレイマニは想像を絶する暴力の責任があり、彼がいなくなり世界はよりよくなった」としつつも、「議会は攻撃を承認しておらず、アメリカ国民はイランとの戦争を望んでいない」と政権の対応を批判しています。
さらに大統領選挙の民主党の有力候補、バイデン前副大統領も声明を発表し「ソレイマニの死を悼むアメリカ国民はいない。彼は裁きを受けるに値する」と指摘しつつ、「トランプ政権はイランによる将来の攻撃を抑止するためだったと説明しているが、今回の行動はほぼ確実に逆の効果をもたらすだろう。トランプ大統領はダイナマイトを一触即発の危険な地域に放り投げた」としてトランプ大統領を非難しました。
イラク「米の攻撃はイラクの主権に対する傲慢な侵害」
イランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官がアメリカによる攻撃で殺害されたことを受け、攻撃の舞台となったイラクではアメリカの行動はイラクの主権に反するなどとして批判の声が挙がっています。
このうちアブドルマハディ暫定首相は3日、声明を発表し、アメリカによる攻撃を「イラクと地域一帯、そして世界での壊滅的な戦争に発展する導火線に点火するような危険な行為だ」と批判しました。そのうえで今回の攻撃はアメリカ軍の駐留の目的を治安部隊の訓練やテロとの戦いに定めたアメリカとの取り決めに違反する行動だとしています。
またイラクで多数派のイスラム教シーア派の最高権威シスターニ師は3日、声明を発表し、アメリカによる攻撃について「イラクの主権と国際的な合意に対する傲慢な侵害だ。攻撃は過激派組織IS=イスラミックステートのテロリストを打ち破った司令官たちの死につながった」として、アメリカの攻撃を非難するとともに中東地域でISとの戦いを主導したソレイマニ氏の死を悼みました。そのうえで「これらの出来事は国が非常に難しい時期へと向かっていることを示している。すべての関係者に対し、自制を保ち、賢く行動するよう呼びかける」としています。
イラク議会は近く、緊急の会合を開いて対応策を協議する予定で、アメリカとイランがしのぎを削る舞台となってきたイラクが今回のアメリカ軍の攻撃に対してどのような対応を示すのか注目されます。
中国 米に自制求める
中国国営の新華社通信によりますと、中国で外交を統括する楊潔※チ政治局委員はアメリカのポンペイオ国務長官との電話会談で、「中国は対話と協議を通じて、意見の違いを解決すべきだと一貫して主張していて、武力の使用には反対している。関係各国、特にアメリカには自制を保ち、対話を通じて、問題解決を探る道に早く戻り、緊張状態を緩和させるよう希望する」と述べ、アメリカに対し、事態をエスカレートさせないよう自制を求めました。
※「チ」は、竹かんむりに褫のつくり
トルコ「深く憂慮」
トルコ外務省は3日、声明を発表し、「アメリカとイランの間で緊張が高まっていることを深く憂慮している。イラクが衝突の舞台となれば地域の平和と安定が損なわれてしまうと、われわれは改めて強く警告する」としてアメリカとイランの双方に対し、軍事行動は避け外交によって問題を解決するよう呼びかけています。
ドイツとフランスも懸念表明
ドイツのマース外相は3日、ツイッターで「今は状況がさらにエスカレートして地域全体に火がつくのを防ぐことが大事だ」と書き込みました。そのうえでアメリカのポンペイオ国務長官とEU=ヨーロッパ連合のボレル上級代表と協議をしたとして、関係する各国と協力して事態の鎮静化を図る考えを示しました。
またフランスのルドリアン外相も3日、声明を発表し「すべての当事者に対して自制を求めるとともに、イランに対して地域の不安定な状況を悪化させたり、核開発で危機をもたらすような行動を避けるよう求める」としています。そのうえで地域の緊張がこれ以上高まらないように、今後数日間かけて関係国と協議を続ける方針を明らかにしました。
ロシア外相 アメリカを非難
ロシア外務省によりますと、ラブロフ外相はアメリカのポンペイオ国務長官と電話で会談しました。この中でラブロフ外相はポンペイオ長官に対して「国連の加盟国が別の加盟国の政府関係者を、何も知らない第三の主権国家において排除するという行為は国際法を著しく犯すものであり非難に値する」と非難したということです。そしてラブロフ外相は「アメリカのとった対応は地域の平和と安定にとって深刻な結果をもたらし、新しい緊張を生み出す」と指摘し、みずからの目的のために武力を行使することをやめ、すべての問題を対話によって解決するよう促したということです。
国連「湾岸で新たな戦争を起こすわけにはいかない」
国連のハク副報道官は3日、記者会見の冒頭、グテーレス事務総長の声明を読み上げ「関係国の政治指導者は最大限の自制をしなければならない時だ」と述べて、アメリカとイランをはじめとする関係国が報復などの行動に出ないよう強く自制を促しました。そのうえで、「湾岸で新たな戦争を起こすわけにはいかない」と述べて、事態がエスカレートすれば戦争に発展しかねないという危機感をあらわにしました。 ハク副報道官は、グテーレス事務総長がこの日の朝、アメリカのクラフト国連大使に電話し、声明と同じ趣旨のメッセージを伝えたとしていますが、詳しいやり取りは明らかにしませんでした。
一方、中国の張軍国連大使は安全保障理事会の会合に出席する前、記者団に「状況を注視している。中国は、国際関係におけるいかなる武力の行使にも反対する。イラクの主権と領土の保全は完全に尊重されるべきだ」と述べて、アメリカの軍事行動はイラクの主権侵害に当たるという認識を示しました。(引用ここまで)
NHK 司令官殺害 専門家や海外はどう見たか 2020年1月3日 19時18分米イラン対立
アメリカ国防総省はトランプ大統領の指示で、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官への攻撃を実施し、殺害したことを明らかにしました。イランの最高指導者は報復措置を取る考えを示しており、アメリカとイランの衝突につながることへの懸念が高まっています。
イラン情勢に詳しい慶應義塾大学の田中浩一郎教授は「中東にある爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好になった」と分析し、両国の対立は軍事的な衝突の危険がある新たな段階に入ったという見方を示しました。
専門家「中東にある爆弾の導火線に米が火をつけた」
田中教授は殺害されたソレイマニ司令官について「イラン国内では自分たちの国を過激派組織IS=イスラミックステートやアルカイダなどテロ組織から守ってきた英雄として扱われている。イラン国民から見ると自分たちを守ってきた人をアメリカが殺したことになる」と指摘しました。そのうえで「アメリカを標的とした反撃に出る可能性は非常に高い。イラン国内でアメリカへの主戦論の声が強くなる」と述べ、イランが軍事的な対抗措置に乗り出す可能性が高いという見方を示しました。 またアメリカが最高指導者ハメネイ師、そして国民からの信頼も厚い実力者の殺害に踏み切ったことについて「このレベルのイランの軍人を直接、殺害するのは初めてだ」として極めて異例な事態だと分析しました。そのうえで「力で物事を理解させようというトランプ政権の対応そのものがあらわれた。中東にある爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好になった」と述べ、両国の対立は軍事的な衝突の危険がある新たな段階に入ったという見方を示しました。
田中教授は「2020年早々に新たな中東の不安定が拡大していくことになった」として、今回のアメリカによるイランの司令官殺害を機に、今後、中東情勢のさらなる不安定化は避けられないという見通しを示しました。
中国外務省 特にアメリカに自制呼びかける
中国外務省の耿爽報道官は3日の記者会見で、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官が攻撃を受けて死亡したことについて質問されたのに対し「中国は国際関係のうえで武力を使用することには一貫して反対してきている。関係各国、特にアメリカには、冷静さを保ち、緊張をこれ以上エスカレートさせないよう促す」と述べ、さらなる衝突につながらないよう、特にアメリカに対して自制を呼びかけました。
ロシア外務省「地域全体の緊張を増大させる」
イランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官がアメリカの攻撃を受けて殺害されたことについて、イランと良好な関係にあるロシアの外務省は、地元の通信社にコメントを発表し「地域全体の緊張を増大させる可能性のある無謀な行為だ」と述べて、アメリカの対応を批判しました。 そのうえで「ソレイマニ司令官はイランの国益を守るために忠実に尽くしてきた。イランの人々に心からお悔やみを申し上げる」としています。
米とイラン 最近の情勢
アメリカとイランの対立は、この1週間で一気に緊迫の度合いを高めました。 きっかけとなったのが先月27日のイラクでのアメリカ軍の兵士らに対する攻撃でした。
国防総省によりますとアメリカ軍も展開するイラク北部の基地が30発以上のロケット弾で攻撃され、アメリカ国籍の民間人1人が死亡し、アメリカ軍の兵士4人がけがをしました。
アメリカ軍は2日後の29日に報復措置に乗り出します。
標的としたのが今回、殺害したソレイマニ司令官率いる精鋭部隊「コッズ部隊」と強いつながりを持つとするイスラム教シーア派の武装組織「カタイブ・ヒズボラ」でした。
アメリカ軍はこの武装組織がイランからアメリカ軍主導の有志連合に対する攻撃への支援を受けていたとして、イラクやシリア国内の武器庫や指揮所など5つの拠点を空爆しました。
この攻撃に今度はこの武装組織を支持する民兵らが反発し、2日後の先月31日からイラクの首都バグダッドにあるアメリカ大使館の前で激しい抗議デモを仕掛けます。このデモで大使館の窓ガラスが割られ、一時、襲撃も懸念される騒然とした事態に発展し、トランプ大統領は31日、ツイッターに「われわれの施設で死者が出たら、イランが全面的に責任を負う。イランは非常に『大きな代償』を支払うだろう。これは警告ではなく脅しだ」と投稿し、イランを強くけん制しました。
さらにエスパー国防長官は31日、「バグダッドなどでアメリカ人や施設に対する脅威のレベルが上がっている」として、750人規模の部隊を直ちに中東地域に派遣すると発表しました。
トランプ大統領は記者団に対し、「今回はベンガジのようなことにはならない」と述べて、2012年に多くの犠牲者を出したリビアのベンガジにあるアメリカ領事館の襲撃事件に言及し、当時、厳しく批判されたオバマ政権の対応との違いを強調しました。
アメリカ大使館前でのデモは今月1日、民兵グループの指導層がデモ隊に引き揚げるよう呼びかけたことで収束しましたが、エスパー国防長官は翌2日、記者団に対し「イランやイランが支援する勢力が追加攻撃を計画している可能性を示すいくつかの兆候がある」との見方を明らかにしました。そのうえで「もし攻撃の通告や何らかの兆候があれば、アメリカ軍や国民の命を守るため先制攻撃をする」と述べて、アメリカ軍の防衛のための先制攻撃も辞さない方針を示していました。(引用ここまで)
愛国者の邪論 「イランやイランが支援する勢力が追加攻撃を計画している可能性を示すいくつかの兆候がある」のであれば、「証拠」を出すべき!そして国際社会に訴えて中止させるための動きをとるべきだった!アメリカのやり方は「西部劇時代」と変わっていない!トランプ大統領個人の思惑で武力行使が行われている!