アセアンの平和的解決の原則を踏みにじる日米軍事同盟!
中国は領土拡張の主張を歴史的事実と討論で解決すべきだ!
共同宣言採択できず 中国が米を強く非難 11月4日 17時53分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151104/k10010294121000.html
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マレーシアで開かれているASEAN拡大国防相会議で、南シナ海の問題を巡って意見が対立し共同宣言を採択できない異例の事態となったことについて、中国国防省は、「域外の国家が議論と関係のない内容を無理やり入れようと企てたためだ」として、アメリカを強く非難しました。
これは中国国防省が談話として4日、発表したものです。
この中で、ASEAN拡大国防相会議で共同宣言が発表できなくなった事態について「遺憾だ」とするとともに、共同宣言の内容について中国は事前の調整で、「ASEAN諸国と共通認識に達していた」と強調しました。
そのうえで「域外の国家が議論と関係のない内容を無理やり入れようと企てた。すべての責任は域外国家にある」と述べて、共同宣言に南シナ海の問題を含めるようアメリカが要求したことが、発表できなくなった原因だとして強く非難しました。
また、中国国防省は3日夜、マレーシアで行った米中国防相会談の結果についても4日、発表しました。それによりますと、常万全国防相は会談の中で、南シナ海で中国が主権を主張する人工島から12海里の海域をアメリカ海軍のイージス艦が航行したことについて、「中国の主権と安全を脅かし、地域の平和と安定に危害を与える行為だ」と述べて、強く反対しました。そのうえで常国防相は、「南シナ海の問題は中国の核心的利益と関係している」と強調したということです。
中国は、これまで「核心的利益」という表現を台湾やチベット問題など主権や領土の保全に関して絶対に譲ることができない対象を指す場合にのみ使っており、今回の発言によって南シナ海の問題でアメリカに妥協する意思がないことをより明確に示しました。(引用ここまで)
アセアンをめぐって日米VS中国が侵入し分断された!
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マレーシアで開かれているASEAN=東南アジア諸国連合の拡大国防相会議で、南シナ海の問題を巡ってアメリカと中国が対立して共同宣言を採択できない異例の事態となり、この問題を巡る米中の溝の深さが強調される結果となりました。
ASEAN諸国に日本、アメリカ、中国などを加えたASEAN拡大国防相会議は、日本の中谷防衛大臣やアメリカのカーター国防長官、中国の常万全国防相なども出席して、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれました。
会議では、南シナ海で中国が造成を進める人工島の周辺12海里の中を、アメリカ軍のイージス艦が航行したことを受けて、米中間の対立が深まるなか、ASEANとして一致して問題の解決に向けた対応を打ち出せるかが最大の焦点となりました。
ASEAN外交筋によりますと、ASEAN各国は、問題の平和的な解決に向けた法的拘束力を持つルール「行動規範」の策定を目指す方針を盛り込む方向で調整を進めていたということです。
ところが、中国が南シナ海にかかわる一切の文言の削除を強く求め、これに対してアメリカなどが激しく反発した結果、文言の調整がつかず、初めて共同宣言を採択できない異例の事態となりました。
さらに会議の締めくくりとなる議長声明にも南シナ海に関する文言は盛り込まれず、ASEANとして事態を打開する道筋を打ち出せない結果となり、この問題を巡る米中の溝の深さが強調される形となりました。
マレーシア国防相「関与続ける」
会議のあと記者会見した、議長国マレーシアのヒシャムディン国防相は、共同宣言の採択が見送られたことについて、「各国との間で合意が得られず、ASEANとして署名をしないという判断をした。どの国が何に反対したかを述べるつもりはない」と述べて、共同宣言の文言を巡って各国の調整がつかなかった詳しいいきさつについては明らかにしませんでした。その一方で、「ASEANとしては、中国やアメリカなど大国に対する関与を続けなければならない」と述べて、米中が対立する南シナ海の問題で事態の打開を目指して、ASEANとして取り組んでいく姿勢を強調しました。(引用ここまで)
「専守防衛を堅持していくことに変わりはない」
大ウソをつく!
化けの皮が剥がれる前に政権交代しないと大変だな!
中谷防衛大臣は、訪問先のマレーシアで中国の常万全国防相と会談し、中国が南シナ海で海洋進出を強めていることについて懸念を伝えたのに対し、常国防相は「領有権を争っている国々との間の問題だ」と述べ、議論は平行線に終わりました。
ASEAN=東南アジア諸国連合の拡大国防相会議に出席するため、マレーシアを訪問している中谷防衛大臣は、中国の常万全国防相と日本時間の4日午後6時すぎからおよそ30分間会談しました。
日中の防衛相による正式な会談はおよそ4年ぶりで、冒頭、中谷大臣は「常国防相に会うのは初めてで、4年ぶりの日中の防衛相会談を大変うれしく思っている。防衛交流を促進し信頼醸成を図っていきたい」と述べました。これに対し、常国防相は「会談を非常にうれしく思う。両国関係は、ここ数年間回り道をし依然として複雑さが際立っているが、日本との防衛交流は中国としても重視している」と応じました。
また関係者によりますと、中谷大臣が中国が南シナ海で海洋進出を強めていることについて「航行の自由を確保し秩序を維持することが重要だ」と懸念を伝えたのに対し、常国防相は「領有権を争っている国々との間の問題だ」などと述べ議論は平行線に終わりました。
一方、両氏は海上や空での偶発的な衝突を避けるための「連絡メカニズム」の早期の運用開始に向けて取り組んでいくことを確認したほか、中谷大臣は安全保障関連法について「専守防衛を堅持していくことに変わりはない」などと説明し、理解を求めました。(引用ここまで)
アメリカが南シナ海までに出ていくとは!
キューバ危機の時とは全く逆だな!
ベトナム戦争のトンキン湾事件を想い出した!
大陸膨張の原点である江華島事件を想い出した!
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マレーシアで開かれているASEANの一連の国防相会議に合わせて、アメリカのカーター国防長官と中国の常万全国防相が会談する見通しとなり、南シナ海で中国が造成する人工島の周辺でアメリカ政府が駆逐艦を航行させたことを受けて、どのような議論を交わすか注目されます。
マレーシアでは4日にASEAN=東南アジア諸国連合の拡大国防相会議が開かれ、アメリカのカーター国防長官と中国の常万全国防相も出席します。
これを前にカーター国防長官は3日、中谷防衛大臣と会談を行い、中国の常国防相とも会談することを伝えたということです。
米中両政府の間では先月27日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島で、アメリカ海軍の駆逐艦が中国が造成する人工島の周辺12海里以内の海域を航行したことを受けて、せめぎ合いが続いています。
アメリカ政府としては国際法上、人工島は領海の基点にはならないとして中国の領海を認めない立場で、今後も3か月に2、3回の頻度で軍の艦艇を人工島周辺で航行させる活動を継続する方針を示しています。
これに対して中国政府は、中国の主権と安全を脅かす行為だと強く反発する一方で、アメリカとのこれ以上の対立は望まないという姿勢もにじませています。
こうしたなか、カーター国防長官と常国防相が会談の場でどのような議論を交わすか注目されます。(引用ここまで)