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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

憲法9条の対話と交流外交をサボり中国の脅威を煽り軍備強化と辺野古新基地を正当化する安倍政権は退場!

2015-02-23 | 沖縄

歴史的に破たん済みの「脅威」論を現代に使う意味は何か!

安倍政権は辺野古基地建設、与那国島の自衛隊配備、集団的自衛権行使などを正当する際に必ず繰り返し強調しているは、中国の「脅威」です。テレビも、この「脅威」を繰り返し垂れ流しています。これが日本国民の「中国」観に大きな影響を与えていることは各種世論調査にも明らかです。

前号でも明らかにしたように与那国町の住民投票結果を報道する記事を視れば読売・産経ばかりでなく、その他の新聞においても、この中国「脅威」論を取り上げています。こうして中国「脅威」論を国民にスリコムのです。勝ってはソ連「脅威」論でした。そのことを通して憲法9条を形骸化してきたことは周知の事実です。

これは戦前の「鬼畜米英」論、「満蒙は生命線」論、「ABCD包囲網」論を垂れ流すことで、日本の大陸膨張政策・侵略主義は「自存自衛」であって「やむを得ないものだ」という思想と論理を国民にスリコムことと同じと言えます。

戦前の場合、こうしたスリコミの裏側で行われたことは、三井財閥・三菱財閥・住友財閥・安田財閥の、いわゆる四大財閥の利益を保証することでした。そして昭和になると、そればかりか理研コンツェルン・日産コンツェルン・森コンツェルン・日窒コンツェルン・日曹コンツェルンなどの、いわゆる新興コンツェルン、「新興財閥」が大きくなったことに観るように、国民の勤勉を利用して巨大な利益を独占したのでした。財閥http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A1%E9%96%A5

これらは、国民の貧困を放置することではじめて富の集積が可能になったことを思い起こすことが大切です。現在に日本とリンクさせるべきです。同時に、これは国民の労働運動や農民運動などの生活改善運動、各種民主主義を実現する運動を弾圧しながら、さらには「国体・天皇制護持」を浸透させるために「教育勅語」思想を学校やマスメディアを使って徹底し、地域においては「青年学校」「在郷軍人会」「隣組」などの組織を使ってはじめて可能になりました。

このことは現在も同じです。現代のマスコミが執拗に垂れ流し「軍事抑止力」論を正当化する「世論」を創ってきました。戦前のような弾圧はありませんが、先日の結縄の事例などを視ると、肝心なところでは「弾圧」を行ってきたことは事実です。

もう一つあります。それはマスコミを使って軍事「脅威」を煽ることで恩恵を受けている勢力、軍事利益共同体のことです。しかし、これらの「軍事利益共同体」は、マスメディアを通して、巧妙に隠されています。以下ご覧ください。

軍事利益共同体の利益を覆い隠す「防衛装備」論のデタラメ浮き彫り!

武器輸出新3原則を閣議決定 企業の国際共同開発を促進 2014.4.1 10:43更新 http://www.sankei.com/politics/news/140401/plt1404010029-n1.html

「新しい武器輸出政策と日米欧防衛企業の対応」 - 一般財団法人 平和・安全保障研究所 - [PDF]
http://www.rips.or.jp/research/pdf/RIPS_PP_no16_Japanese.pdf

F35部品輸出を容認 武器輸出三原則の例外に  官房長官談話 2013/3/1 11:29 (2013/3/1 13:14更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS01009_R00C13A3MM0000/

武器輸出三原則の緩和と国民の意識 - 防衛省  - [PDF] http://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/review/4-1/4-1-5.pdf

I 我が国防衛産業・技術基盤の特色及び位置付けhttp://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/bo-san/houkoku/01.html

軍事利益共同体を告発しなければならない!

軍事利益共同体は税金に群がるウジムシ・ハゲタカ・ハイエナ以下だ!

勤勉な国民の労働と血税を食い物にするな!暮らしに使え!

日本が「死の商人」にー安倍政権、武器輸出三原則撤廃を目指す
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20130723-00026687/
税金を使って軍事産業を支援
安倍政権が武器輸出三原則の撤廃を目指す背景には、国内軍事産業の働きかけもある。 今回、F-35の部品生産、機体組立の参画企業として、三菱重工が選定されたが、同社の取締役相談役である佃和夫氏は2010年に経団連・防衛生産委員会の委員長として、「新たな防衛計画の大綱に向けた提言」を取りまとめている。同提言では、武器・兵器の国際共同開発に日本企業が参加できるよう、武器輸出三原則の見直しを求めていた。(引用ここまで

赤旗 首相の海外セールス同行 軍需11社 自民に1億円献金 2014年4月5日(土)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-05/2014040515_01_1.html

赤旗 沖縄 辺野古新基地·ゼネコン極秘受注/党県委が防衛局に抗議   2014年8月13日 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-08-13/2014081302_02_1.html

辺野古移設工事に官製談合疑惑。翁長氏圧勝&赤旗報道で「どさくさ着工」もできず! 2014年11月20日 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41148

沖縄県民の民意に反していないと強弁する安倍首相が固執するのは50数億円プロジェクトだから!(2015-02-19 08:58:20 | 沖縄)http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/ca1783d1faef8f1e76f1c0c813e79b57

政府の「理由」の中にみる大ウソをマスコミが報せない!

政府の言い分を垂れ流し既成事実化を謀る政府を応援している!

憲法9条を使うと言う意見も想定も排除している!

与那国町の「民意」と沖縄県・名護市の「民意」は別物か!

産経 菅官房長官「計画通り部隊配置進める」 与那国住民投票 2015.2.23 11:48更新 http://www.sankei.com/politics/news/150223/plt1502230014-n1.html
菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊沿岸監視隊配備をめぐる住民投票で、賛成が上回った結果について「計画通りに部隊配置を実現するために淡々と進めたい」と述べた。安全保障にかかわる自衛隊配備が住民投票にかけられたことには「国の安全保障は国全体で大局的観点から進めることが極めて重要だ」と指摘。沿岸監視隊配備の意義に関しては「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、南西地域をはじめ島(とう)嶼(しょ)部の防衛は極めて重要だ」と説明した。(引用ここまで

朝日 防衛相「計画通り進める」 与那国の住民投票結果を歓迎  2015年2月23日01時36分http://www.asahi.com/articles/ASH2Q7GP9H2QUTFK00F.html
 中谷元・防衛相は22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備をめぐる沖縄県与那国町(与那国島)の住民投票で賛成多数となったことを受け、「すでに建設が進展し、2015度末の開設に向けて、計画通り引き続き着実に進めて行く」との談話を発表した。談話は「部隊の開設を支持、賛成していただいたことをうれしく心強く思う。我が国土、国民を守るため、地域の平和と安全、災害対応のためにも、部隊配置は極めて意義深く重要だ」としている。(引用ここまで

毎日 与那国住民投票:中谷防衛相、予定通り配備計画推進 2015年02月22日 22時39分(最終更新 02月22日 23時04分)http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m010096000c.html
与那国町の住民投票で陸自配備賛成が上回ったことを受け、中谷元・防衛相は「自衛隊沿岸監視部隊の開設を支持、賛成していただいたことをうれしく心強く思う」と歓迎するコメントを発表。予定通り配備計画を進める方針を示した。
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中谷氏は「与那国島の部隊配置は、我が国土国民を守るため、地域の平和と安定、災害対応などのためにも極めて意義深く重要だ」と強調。一方で、今後計画を進めるに当たっては「引き続き(地域の)ご協力と、地域と自衛隊の一層の連携をお願いする」としている。与那国島への沿岸監視部隊配備は、南西諸島の防衛力強化に向けた自衛隊部隊配備の第1弾。来年度予算案には、与那国島の沿岸監視部隊の宿舎整備費に加え、鹿児島県・奄美大島への部隊配備に向けた用地取得費を計上。沖縄県・宮古島や石垣島への配備計画も省内で検討を進めている。【飼手勇介】(引用ここまで


「軍事抑止力」論ではなく、「非軍事抑止力」を使え!の声を!

「非軍事抑止力」論とは「対話と交流」=平和的解決のことだ!

中国の「脅威」を煽り、対話をサボる安倍政権を退陣させるべき!

憲法9条を使った「東アジア平和共同体」構築の議論を!

紛争は軍事ではなく非軍事的手段=対話と交流で解決!これ憲法9条の理念なり!憲法9条を活かすことこそ!2014-12-20 08:20:44 | 憲法を暮らしに活かす
http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/280b2d2f9169e655c6f53746833af99d

中日韓の産官学メディア界が「東アジア運命共同体」構築を提言 人民網日本語版 2014年12月24日14:24
http://j.people.com.cn/n/2014/1224/c94474-8827276.html

福田康夫元首相「日中は偶発的衝突を起してはならない」人民網日本語版 2014年09月28日17:59
http://j.people.com.cn/n/2014/0928/c94474-8789142.html

蔡名照氏「中日友好は人心の向かうところ、対話と交流を継続すべき」人民網日本語版 2014年09月28日15:49
http://j.people.com.cn/n/2014/0928/c94474-8789075.html

日中首脳会談首相と国家主席3年ぶり「日中首脳会談」開催  2014.11.10
http://www.iza.ne.jp/topics/politics/politics-5327-m.html


「蛍の光」を忘れて過ちを繰り返すのか与那国町よ!国境の島を平和の島にするために知恵を!

2015-02-23 | 沖縄

投票結果は拮抗している!まさに二分!

島民の一致点は島の未来の保障だろう!

島に憲法9条を活かす!とは何かを議論すべき!

与那国町の住民投票は貴重な経験となりました。以下、各紙の報道を掲載しておきます。この島をどん底に向かってスタートさせていくか、否か、考えてみたいと思います。その前に、以下の「蛍の光」をご覧ください。

蛍の光http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%8D%E3%81%AE%E5%85%89

この「蛍の光」の思想は、今もなお、反省することなく亡霊のように受け継がれています。以下の記事が、それです。
安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする
有村治子女性活躍相は「蛍の光」3番、4番も歌える“超右翼”  2014年9月13日 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153324/1

この記事にある思想の延長線上に、今沖縄が置かれているのですね。その際の口実が「貧困」です。国民を貧困に陥れておいて、この道しかないと脅して、アメをばらまく!そして毒まんじゅう。麻薬のように与えるのです。この毒まんじゅうを食べるのか、拒否して飢えたるものの気品を高く掲げるのか!そして知恵を出し合うか!です。

しかし、それにしても、このような事態は、実は戦前もありました。国内の「貧困」を放置しておいて、「満蒙は生命線」と煽り、大陸侵略・膨張を正当化したことです。その誤りは軍事に依存しなくても資源が入ることが可能になった戦後の経済の発展を視れば明らかです。その根底に憲法9条があることを軽視・黙殺しているのです。『蛍の光』の誤りは、沖縄戦で実証されました。

それが今、中国の「危機」を煽って、与那国島を取り込もうとしているのです。しかし、そう簡単にはいかないでしょう。票の動きを視れば明らかです。しかも歴史を繰り返すことはできないからです。たった150人の自衛隊が配備されることで、与那国町が活性化できるでしょうか?与那国町の活性化を言うのであれば、自衛隊に頼らない方法を提示すべきです。

与那国島という地理的位置を資源にするという発想です。知恵がなさすぎます!安倍首相の言葉を使えば良いのです。以下ご覧ください。

辻本議員と安倍首相のバトルで見えてきた安倍首相の身勝手国民切り捨て思想と思考回路!2015-02-21 12:23:05 | 中東http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/49f25a604f73d6aa81a4bc3dadbadfc0
首相「一生懸命、おとしめようという努力は認める。しかし、はっきり申し上げて日本は脅しにあっても安全な国だ。われわれの政権ができて500万人観光客が増えた。日本は安全な国だから来てくれている。まるで日本が危険な国であるかのようなことをあなたはおっしゃった。とんでもないことだ
首相日本は安全な国だ。安全な国であることを確保することが私の責任だ。私に求められているのは公邸に泊まるとか、泊まらないということではない。公邸にずっと泊まっていたら立派な首相なのか。私は違うと思う」(引用ここまで

どうでしょうか。笑ってしまいました。自分が「日本国内にテロの危機を招いた」と言われたくないという考えが根底にありますので、このようなことを言ってしまった!実は、そこに大きな落とし穴があるのです。こんなデタラメはないでしょう!

一つは、「日本が安全な国」だったら、辺野古も与那国町への自衛隊配備は不必要です。

二つは、日本は安全な国だから観光客が来てくれているのであれば、もっとそのことをアピールして観光客を確保する方針を沖縄にも与那国町にも使うことです。中国に一番近い与那国町を観光の島にすれば良いのです。

三つは、日本が安全な国であるのは憲法9条があるからです。日米軍事同盟があるからではありません。それはアメリカが示しています。

ところが、以下の記事を読むと、その発想は全くありません。日本は「安全な国」をウリにするならば、軍備より観光です!ドンドン来てもらえば良いので!中国に一番近い島です。与那国島は。全く思考回路がプッツンしてしまっているのです!呆れますね。こんな簡単なことが判らないのです。

一億総認知障害病に侵されているというのが、現在の日本ではないでしょうか。現在マスコミが陥っているというか、意図的に国民の思考回路を遮断しているのは、思考がつながると本質が浮き彫りになるからです。だから、その場その場の記事しか書かないのです。

選挙の本当の争点は何だったのか!

時事 陸自配備賛成が多数=沖縄・与那国の住民投票  2015/02/22-22:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015022200154
日本最西端の島の沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、賛成票が多数を占めた。結果に法的拘束力はないが、誘致を進めた外間守吉町長の方針を住民が「承認」する形となり、防衛省は計画通り2015年度末の配備を目指す
【動画】陸自、水陸両用車「AAV7」公開=雪原で高い走行性能披露
投票結果は賛成票632、反対票445、無効票17。投票率は85.74%だった。
外間町長は同日夜、町役場で記者団の取材に応じ、部隊配備に協力していくかとの問いに、「そういうことだ。(沖縄)防衛局、防衛省を含めて話をしていきたい」と語った。中谷元防衛相は「計画通り引き続き着実に進めていくが、引き続き(地域の)ご協力と、地域と自衛隊の一層の連携をお願いする」とのコメントを発表した。
沖縄県与那国町で行われた住民投票の結果を受け、記者団の取材に応じる外間守吉町長=22日午後、同町役場
与那国町への監視部隊の配備は南西諸島の防衛強化の一環。同町がある与那国島は尖閣諸島から約150キロの位置にあり、防衛省は監視部隊を通じ、航空機や船舶の動きを把握する狙いだ。隊員約150人と監視レーダーを配備する計画で、昨年春から工事が行われている。
選挙戦で賛成派は、部隊が配備されれば人口が増え、税収増や活性化につながると主張。反対派は、レーダーの電磁波による健康被害などを訴えた。 
同町の人口は約1500人で、有権者は永住外国人も含む中学生以上の1276人。投票は、賛成、反対のいずれかに丸印をつける方式で行われた。(引用ここまで

反対派がいると行政がスムーズにできないと言ってしまった町長!

しかし、住民の過半数はイエス!とは言っていないぞ!

NHK 与那国町長 自衛隊配備計画に協力  2月23日 4時28分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150223/k10015657081000.html
日本最西端の沖縄県の与那国島で、政府が進める陸上自衛隊の配備計画への賛否を問う住民投票が、22日行われ、配備に賛成する票が反対を上回りましたこれを受けて、与那国町の町長は、住民の理解を得ながら、引き続き配備計画に協力していく考えを示しました。
与那国島では、政府が、南西諸島の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の150人規模の沿岸監視部隊を配備する計画を進めていて、この計画への賛否を巡る住民投票が、22日、与那国町の住民およそ1300人を対象に行われました。そして、開票の結果、自衛隊の配備に▽賛成が632票、▽反対が445票で、配備に賛成する票が反対を上回りました。投票率は85.74%でした。
この住民投票は、町議会で、反対派が提案した条例案が可決されて行われたもので、中学生およそ40人を含む未成年や、永住外国人5人も投票の対象となりました住民投票の結果に法的な拘束力はありませんが、条例では、町長と議会に対し、結果を尊重するよう求めています
住民投票の結果について、計画を推進してきた与那国町の外間守吉町長は、記者団に対し、「非常に安どしている。今後は行政運営がスムーズにできると思う。400人以上の反対の人たちの気持ちも察しながら、島づくりにまい進していきたい」と述べ、住民の理解を得ながら、引き続き配備計画に協力していく考えを示しました。一方、外間町長は、住民投票の対象に中学生以上の未成年も含めたことについて、「国防に関することを子どもたちに判断を委ねるのは大人としていかがなものか。中学生にはやはり投票させるべきではなかった」と述べ、批判しました。(引用ここまで)

三度目も勝っているというのなら辺野古はどうなんだ!

産経 陸自配備、賛成が過半数 与那国町住民投票 2015.2.22 20:49更新 http://www.sankei.com/politics/news/150222/plt1502220013-n1.html
陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票で賛成多数となり、万歳する外間守吉町長(前列右から2人目)ら誘致派=22日夜、沖縄県与那国町
日本最西端の与那国島(沖縄県与那国町)への陸上自衛隊「沿岸監視隊」配備の賛否を問う住民投票が22日行われ、賛成票が過半数を占めた。来年3月に部隊配備を完了させる方針の防衛省にとって弾みがついた形ただ、駐屯地予定地を縦断する町道の廃止と駐屯地への水道の引き込みについて町議会の議決を得なければ施設整備に支障が生じ、配備反対派は施設建設差し止め訴訟を起こすことも検討しており、なお楽観はできない
平成21年と25年の町長選も陸自配備を最大の争点とする一騎打ちで、いずれも陸自を誘致した外間守吉(ほかま・しゅきち)町長が反対派を破っており、住民投票は賛成派にとって3度目の勝利にあたる。
住民投票は1284人に投票資格があり、選挙権のない中学生41人や永住外国人5人にも資格が与えられた。投票率は85・74%だった。(引用ここまで

「軍事抑止力」オンリー思考回路で思考停止典型記事!この道しかない!

日本は安全ではないのか!?

読売 抑止力強化に追い風…陸自配備「賛成」過半数 2015年02月23日 07時48分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150223-OYT1T50003.html?from=ytop_ylist
政府が与那国島への陸上自衛隊配備計画を進めるのは、海洋進出の動きを活発化させる中国を念頭に、南西諸島の防衛態勢を強化するのが狙いだ。
住民投票で賛成票が過半数を得たことを追い風に、政府は日本全体の安全保障の観点からも、計画を着実に進める構えだ中谷防衛相は22日夜、「部隊配備は国土、国民を守り、地域の平和と安全、災害対応などのためにも極めて重要だ。地域のご協力をお願いしたい」とコメントした。
沖縄本島から与那国島までの約500キロ・メートルは、陸自部隊が配備されていない「空白域」になっており、防衛省幹部は「日本最西端に位置する島に、自衛隊が存在することが一番の抑止力になる」と強調する。与那国島に配属される部隊の主な任務は、付近を通る艦船や航空機の監視だ。
南西諸島近海など日本周辺では近年、中国軍の活発な動きが目立っている。2012年10月には、与那国島と、西表島に近い仲ノ神島の間の海域を、中国軍艦7隻が初めて北進したことが確認された。14年版防衛白書は、「中国海軍の艦艇部隊による太平洋への進出回数は近年増加傾向にある」と指摘し、「進出の常態化」への懸念を示している。
与那国島には警察官2人が駐在しているが、住民からはかねて、「拳銃2丁で国境の島が守れるのか」と不安の声も上がっていた。与那国島の北、約150キロに位置する尖閣諸島の周辺では、中国公船による領海侵入が断続的に続く。政府関係者は「アジアの安全保障環境が変化する中、自衛隊の配備は緊急時への備えにもなる」と強調する。2015年02月23日 07時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

東京 与那国島、陸自配備に賛成多数 住民投票、政府方針を追認 2015年2月23日 01時36分http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022201001623.html
日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が632票で、反対の445票を上回った。政府の配備推進を追認した形。誘致派の外間守吉町長は記者団に「非常に安堵した。行政運営がスムーズにできる」と述べた。沖縄防衛局は「計画通り部隊配備を進めていきたい」とのコメントを出した。反対派は、陸自施設の建設差し止め訴訟を起こす考えを示した。陸自配備は、海洋進出を活発化させる中国に対抗し、政府が掲げる南西諸島の防衛力強化の一環。配備予定地では既に造成工事が進んでいる。(共同)
 陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備予定地=22日午後、沖縄県与那国町(引用ここまで

日経 陸自配備、賛成が多数 与那国島の住民投票 政府方針を追認、投票率85.74% 2015/2/22 20:58 (2015/2/23 1:35更新)  http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE22H0E_S5A2 20C1PP8000/
日本最西端の沖縄県・与那国島(与那国町)で22日、陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票が実施され、即日開票の結果、賛成が632票で、反対の445票を上回った。政府の配備推進を追認した形。陸自配備は海洋進出を活発化させる中国に対抗し、政府が掲げる南西諸島の防衛力強化の一環。配備予定地では既に造成工事が進んでいる。町選挙管理委員会によると投票資格者数は1276人で、うち永住外国人は5人、中学生以上の未成年者は96人。投票率は85.74%だった。防衛省によると沿岸監視部隊は150人規模で、2016年3月末までに配備予定引用ここまで

島の活性化に自衛隊を活用するのは原発依存と同じ!

思考回路が単純!破綻済みの「活性化」論では成功しない!

知恵を出し合う労力を厭うなかれ!安直を求めるなかれ!

朝日 自衛隊配備「賛成」多数 沖縄・与那国の住民投票 2015年2月22日21時21分http://www.asahi.com/articles/ASH2P7KVZH2PTPOB004.html?iref=reca
泗水康信
写真・図版
与那国島の地図
日本最西端の沖縄県与那国町(与那国島)で22日、同町への陸上自衛隊の部隊配備について賛否を問う住民投票があり、賛成が約6割を占め、反対を上回った。人口減少が続く島の活性化への期待に加え、政府が進める南西諸島の防衛強化に理解が示された形だ。反対する住民は、工事差し止めを求める裁判を起こすことも検討している。
沖縄・与那国、陸自配備への賛否問い住民投票
投票した中学生「将来考えた」 与那国島で住民投票
投票権は中学生以上の未成年と永住外国人にも与えられた。町選挙管理委員会によると、当日有権者数は1276人(うち中学生以上の未成年96人)で、投票率は85・74%。開票結果は賛成632票、反対445票、無効17票だった。開票結果に法的拘束力はない。
島では「国境の島にこそ自衛隊が必要」などと主張する住民が自衛隊の誘致活動を展開。人口減少が続く島の活性化の観点から配備に賛同してきた外間守吉町長は、結果について「安堵(あんど)している。防衛省と連携しながら行政運営していきたい。反対の人たちの気持ちも察しながら、一緒に話し合っていければ」と語った。町は、自衛隊施設に使われる町有地の賃料などを財源に、学校給食費を無償化し、ごみ焼却施設の建設も予定している。(引用ここまで)

賛成派と反対派の論戦は噛み合っていない!

毎日新聞 与那国住民投票:陸自配備賛成が多数 2015年02月22日 21時17分(最終更新 02月22日 23時01分)http://mainichi.jp/select/news/20150223k0000m010075000c.html
町民らが見守る中で進む開票作業=沖縄県与那国町で2015年2月22日午後8時、福永方人撮影

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沖縄県与那国町で22日、陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票があった。即日開票の結果、「賛成」が632票で「反対」の445票を上回った。法的拘束力はないが、住民投票条例は町長と町議会に「投票結果を尊重」するよう求めている。政府は計画通り配備を進める方針で、外間守吉町長も受け入れる意向だ。順調にいけば、日本最西端の町に2016年3月、初めて自衛隊が配備される
与那国町の人口は約1500人。投票は外国人を含む中学生以上が対象で、当日有権者数は1276人だった。うち中学生以上の未成年者が96人、外国人は5人。投票率は85.74%だった
与那国町への自衛隊配備は、外間町長が09年、誘致を求める町民の署名活動などを受け防衛省に要請。その後、配備賛成、反対両派の一騎打ちとなった09年と13年の2回の町長選でいずれも外間町長が当選し、防衛省は昨年4月から駐屯地の造成工事を始めた。しかし、同9月の町議選で反対派が優勢となり、町議会で住民投票条例が可決された。
住民投票で、配備賛成派は町の人口流出と経済衰退が著しいことから、自衛隊員と家族の移住による人口増加や経済効果を主にアピールした。反対派は有事に駐屯地が攻撃目標にされる危険性や、監視レーダーの電磁波による健康被害の恐れなどを訴えていた。
政府の計画では、周辺を航行する艦船や航空機をレーダーなどで監視する陸自の沿岸監視部隊(約150人)を配備する。中国の軍備増強などをにらんで進めている南西地域の防衛力強化(南西シフト)の一環。与那国町は日中の緊張状態が続く尖閣諸島から約150キロと近く、中国の反発も予想される。【福永方人】(引用ここまで


政治の貧困が創りだす庶民の生死に責任を持たない安倍首相に一刻も早くレッドカードを!

2015-02-23 | アベノミクス

国民の命と安全安心・財産を切れ目なく守る責任を果たしているか!

安倍首相の頭の中の「大切な時」の『判断』に国民はいない!

以下、辻本議員とのやりとりをみると、いろいろな事件が起こっている日本で、それらが政治の貧困の結果起こっているとは想像できない、しない政治屋安倍首相の人間性が浮き彫りになります。その最大の理由は、「私に求められているのは心身ともに健康を保って、大切なときに判断を間違わないことだ」という言葉に象徴されています。安倍首相にとって「大切なとき」とは何か、浮き彫りになります。このことについては一貫しているのです。この点を徹底して暴いていかなければなりません。

辻本議員と安倍首相のバトルで見えてきた安倍首相の身勝手国民切り捨て思想と思考回路! 2015-02-21 12:23:05 | 中東

首相細々と私の日程をご紹介いただいた第1次政権の経験から首相は心身ともに健康を保つことも重要な仕事だ。基本的にはどっしりと構え、さまざまなものに対応していく。つかさつかさでしっかりと対応していくということだろう」
首相「その(指摘の)段階では(拘束したのが)ISIL(イスラム国)とはっきりしているわけではない。邦人が一時的に不明になることは日本国中である。今回の危機対応において私がこういう行動を取っていたことにより問題があったということではない
首相「同時に人質案件というのは、1年、2年、3年、4年と続く場合もある。そうなればその間、首相は他のことに手が付かないことになってしまう。なるべく平常心、平常の行動を心がけることも職責の一つだろう」
首相確かに2人の人質の例もあるしかし、日本全国ではいろいろな事件が起こっている。子供の命が危険にさらされるような出来事が沢山起こっている。(それらの対応は)警察がやる。県警本部がやる。報告は全部上がるが、そういう人たちがちゃんとやっていく。そのような人たちも大切な命がかかっているではないか
首相「私が公邸にいるときも相当の量の警備の方々がいる。私は感謝している。ゴルフをやっているときも警備をやっていただく。『申し訳ないな』と思っている。しかし、私に求められているのは心身ともに健康を保って、大切なときに判断を間違わないことだ。温泉に行かなければよいということではない。そこを間違えてはいけない引用ここまで
 
安倍首相の思想を測る庶民の生活の実態を浮き彫りにした事件を紹介しておきます。これは安倍政権時代に起こったものではありません。しかし、安倍首相の参加する自民党の政権が創りだした政治の結果によって引き起こされた事件であることは間違いありません!このような事件は、安倍首相の言葉を借りれば、「日本全国ではいろいろな事件が起こっている。子供の命が危険にさらされるような出来事が沢山起こっている」のです。これを政治の結果に求めず、その対策を現場の責任にスリカエ、しかも、自分の健康維持と対置させて、「大切なときに判断を間違わないことだ」と、その責任を果たさないことを正当化するのです。
 
この論法から言えば、自衛隊を海外に派兵するなど「大切なときに判断を間違わないこと」はやるが、現地で自衛隊員がどのような状態になろうが、それは現地の本部がやることで、「首相は他のことに手が付かないことになってしまう」ので、「なるべく平常心、平常の行動を心がけることも職責の一つだろう」として責任を果たそうとしない安倍首相が浮き彫りになります。
 
安倍首相にとっては「大きなこと」を「決断」することが「職責」であり、その結果起こる「日本全国ではいろいろな事件」「子供の命が危険にさらされるような出来事」には、感知しないということを言っているのです。それよりもむしろ「首相は心身ともに健康を保つことも重要な仕事だ。基本的にはどっしりと構え、さまざまなものに対応していく。つかさつかさでしっかりと対応していくということだろう」と述べているのです。
 
これが人質虐殺のリスクより「イスラム国」を殲滅するために動いている「有志連合」などの国への支援を「大きなこと」として優先した安倍首相の言い分なのです。だから中東訪問の際に判断を間違わないために自分の健康を優先したのです。この思想があったから、人質解放のために手を打たなかったのです。いや利用したのです。その後の動きを視れば明らかです。
 
この思想で、安倍首相の言動を推し量ると、以下のような事件は全国各地でたくさん起こっていますが、安倍首相の頭には届かないということです。国民を見殺しにするということに何らの疑問も持たないのです。自分は国家のために「職責」を果たすことを優先するのだというのです。ご覧ください。
 

情判決(京都介護殺人事件) ~もう生きられへん。此処で終わりやで~http://kokorodo.net/e1538

2006年2月1日未明。当時54歳の片桐康晴被告が、認知症の母親を殺害し心中を図るという事件が起きました。この事件の裏には涙なくして語れない悲しいエピソードがあるのです。 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐< 以下、本文です。>‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 

京都市伏見区桂川河川敷で2006年2月1日に無職片桐康晴被告が認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の初公判が19日に行われた。 

事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母と相談の上で殺害したというもの。片桐被告は母を殺害した後、自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。

片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。

母は05年4月ごろから昼夜が逆転。徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、9月に退職。生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。カードローンの借り出しも限度額に達し、デイケア費やアパート代が払えなくなり、06年1月31日に心中を決意した。 

「最後の親孝行に」 

片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で「もう生きられへん。此処で終わりやで。」などと言うと、母は「そうか、あかんか。康晴、一緒やで」と答えた。 

片桐被告が 「すまんな」と謝ると、母は「こっちに来い」と呼び、片桐被告が母の額にくっつけると、母は

 「康晴はわしの子や。わしがやったる」と言った。 

この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。母の首を絞めて殺し、 自分も包丁で首を切って自殺を図った。

冒頭陳述の間、片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。肩を震わせ、 眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に失職等を経て追い詰められていく過程を供述。殺害時の2人のやりとりや、 

「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介。

目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。

裁判の中で片桐被告は、 「私の手は母を殺める(アヤめる)ための手だったのか」と言葉を残した。

東尾裁判官は片桐被告に対し、「尊い命を奪ったと言う結果は取り返しのつかない重大だが経緯や被害者の心情を思うと、社会で生活し 自力で更生するなかで冥福を祈らせる事が相当被告人を懲役2年6ヵ月に処する…」

そして続いてこう言った

「…この裁判確定の日から3年間 その刑の執行を猶予する」

殺人(承諾殺人)で異例の執行猶予つきの判決を言い渡たされた。そして被害者(お母さん)の心情に対し

 「被害者は被告人に感謝こそすれ、決して恨みなど抱いておらず 今後は幸せな人生を歩んでいける事を望んでいるであろうと推察される」

判決の後、片桐被告に裁判長が「絶対に自分で自分をあやめる事のないようにお母さんのためにも、幸せに生きてほしい」と言われ、片桐被告は深々と頭を下げ「ありがとうございました」と言った。

片桐被告に言い渡した後に東尾裁判官はこう言葉を残した

「本件で裁かれるのは被告人だけではなく、 介護保険や生活保護行政の在り方も問われている。 こうして事件に発展した以上は、どう対応すべきだったかを 行政の関係者は考え直す余地がある。」

以下、管理人のコメントと事件発生当時のニュース映像です。

下記はこの痛ましい事件が起こった当時のニュース映像です。片桐被告のご近所にお住まいの方のコメントや、“母親には1日2回の食事を与え、片桐被告自身は2日に1回しか食事を取っていなかった” 等の上記の記事には書かれていない事件の詳細が報じられています。 

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 この痛ましい事件の犠牲となった片桐被告のお母さんのご冥福を心よりお祈りいたします。