楽しみにしていた2週間の日本帰国、終わってしまいました~。
日本って、素晴らしい国ですよ。イタリアに住むようになって余計に日本がいかに快適な国かを再確認しますね。
もちろんイタリアは美しい国だし、食べ物もおいしいし、良い点もいっぱいあるのですが、住みやすさという点では良い評価は与えにくい。
そしてイタリアに戻ってきたなあと実感させられた事件。
私の夫はイタリア人ですが、日本の国籍は捨てるつもりがないので、こちらでは外国人のままです。そんなわけでイタリアでは滞在許可書をもらわなければなりません。学生として滞在していたときも、この滞在許可書の問題は常に頭痛の種でしたが、家族としての滞在はもっと簡単なはずでは?ところが・・・
4月に移民局に申請、6月の初めに指紋を取るなどの手続きの予約日をもらい、そのときには「7月末までにはこちらから連絡が行きます」と言われました。夏は機能しないイタリアのこと、私たちの不審な顔に、「我々は夏も働いている」と言い返されたほど。
なのにです。8月になっても連絡なし。滞在許可書なしにはイタリア外に出てはいけないなどの噂もあって、日本に帰りにくいなあということで、ダニィの友人の警官から移民局に電話をしてもらったのです。すると、住居地区の警察が私たちが本当に一緒に住んでいるかの確認に抜き打ちでやってきて、その確認が移民局に報告されて滞在許可書が発行されるという話。警察が確認に来たときに留守だったりするとまた半年ぐらい先に延ばされる可能性もあるので、地区の警察に出向いて、アポを取って来てもらった方がいいと言われました。これでは抜き打ちにならないので変な話だなあとは思いましたが・・・。
そんなわけで日本帰国前に地区の警察署に足を運ぶと、入り口の受付の警官曰く「みんな夏休みをとっていて人で不足、9月に出直してください」だと。それも言い方が「自分が確認に行ってあげてもいいんだけどね、他に受付に居られる人がいなくてね、ははは」。警察がこんな状態。
問題になっても知るもんか、私のせいじゃないぞ、と滞在許可書なしで日本に帰国しました。直行の飛行機で自分の国に帰国する場合はOKとの話もあるそうですが、私はヘルシンキ経由。
快適な日本滞在が終わり、イタリアに戻ってきて今日早速、地区の警察に出向きました。
さて、受付の警官に今までのことを説明すると「それは我々の管轄ではない」と言うのです。ところが、近くで聞いていた女性の警官が入ってきて「移民局から依頼を受けて、警官が自宅に赴くことになっている」と、係りのところに電話をして聞いてくれました。ところが私の名前は依頼のリストには無く。「移民局に再度出向いて問い合わせるしかない、警察では何もしようがない」と言われました。
「は~またか。」悪名高いイタリアのたらい回し。
それにしても最初の警官は「管轄じゃない」などといい加減なことを言ってくれて、この女性の警官がいなかったら、追い返されていただけかと思うと、悔しくて怒りを通り越して涙が出そうでしたよ。
どうしてコンピュータで警察や移民局が繋がっていないのか、まったく理解できませんね。コンピュータはあっても、それぞれの人の手続きの現状況がどこでもわかるようになっていなかったら意味がないのでは。
イタリアに戻ってきたと何よりも実感できる事件でありました。
そうそうダニィはスーツケースを引っ張る取っ手を壊されてしまったのですが、日本で航空会社にクレームをすると1週間以内に以前よりも立派になって戻ってきました。宅配便で修理工場に送って待っているだけでした。イタリアなら送ったら最後、もう二度と目にすることはないね、きっと。
日本って、素晴らしい国ですよ。イタリアに住むようになって余計に日本がいかに快適な国かを再確認しますね。
もちろんイタリアは美しい国だし、食べ物もおいしいし、良い点もいっぱいあるのですが、住みやすさという点では良い評価は与えにくい。
そしてイタリアに戻ってきたなあと実感させられた事件。
私の夫はイタリア人ですが、日本の国籍は捨てるつもりがないので、こちらでは外国人のままです。そんなわけでイタリアでは滞在許可書をもらわなければなりません。学生として滞在していたときも、この滞在許可書の問題は常に頭痛の種でしたが、家族としての滞在はもっと簡単なはずでは?ところが・・・
4月に移民局に申請、6月の初めに指紋を取るなどの手続きの予約日をもらい、そのときには「7月末までにはこちらから連絡が行きます」と言われました。夏は機能しないイタリアのこと、私たちの不審な顔に、「我々は夏も働いている」と言い返されたほど。
なのにです。8月になっても連絡なし。滞在許可書なしにはイタリア外に出てはいけないなどの噂もあって、日本に帰りにくいなあということで、ダニィの友人の警官から移民局に電話をしてもらったのです。すると、住居地区の警察が私たちが本当に一緒に住んでいるかの確認に抜き打ちでやってきて、その確認が移民局に報告されて滞在許可書が発行されるという話。警察が確認に来たときに留守だったりするとまた半年ぐらい先に延ばされる可能性もあるので、地区の警察に出向いて、アポを取って来てもらった方がいいと言われました。これでは抜き打ちにならないので変な話だなあとは思いましたが・・・。
そんなわけで日本帰国前に地区の警察署に足を運ぶと、入り口の受付の警官曰く「みんな夏休みをとっていて人で不足、9月に出直してください」だと。それも言い方が「自分が確認に行ってあげてもいいんだけどね、他に受付に居られる人がいなくてね、ははは」。警察がこんな状態。
問題になっても知るもんか、私のせいじゃないぞ、と滞在許可書なしで日本に帰国しました。直行の飛行機で自分の国に帰国する場合はOKとの話もあるそうですが、私はヘルシンキ経由。
快適な日本滞在が終わり、イタリアに戻ってきて今日早速、地区の警察に出向きました。
さて、受付の警官に今までのことを説明すると「それは我々の管轄ではない」と言うのです。ところが、近くで聞いていた女性の警官が入ってきて「移民局から依頼を受けて、警官が自宅に赴くことになっている」と、係りのところに電話をして聞いてくれました。ところが私の名前は依頼のリストには無く。「移民局に再度出向いて問い合わせるしかない、警察では何もしようがない」と言われました。
「は~またか。」悪名高いイタリアのたらい回し。
それにしても最初の警官は「管轄じゃない」などといい加減なことを言ってくれて、この女性の警官がいなかったら、追い返されていただけかと思うと、悔しくて怒りを通り越して涙が出そうでしたよ。
どうしてコンピュータで警察や移民局が繋がっていないのか、まったく理解できませんね。コンピュータはあっても、それぞれの人の手続きの現状況がどこでもわかるようになっていなかったら意味がないのでは。
イタリアに戻ってきたと何よりも実感できる事件でありました。
そうそうダニィはスーツケースを引っ張る取っ手を壊されてしまったのですが、日本で航空会社にクレームをすると1週間以内に以前よりも立派になって戻ってきました。宅配便で修理工場に送って待っているだけでした。イタリアなら送ったら最後、もう二度と目にすることはないね、きっと。