たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ジョン・ケアードさんの世界一受けたい授業&帝国劇場の裏側

2022年01月23日 01時40分38秒 | ミュージカル・舞台・映画
1月22日に放送された世界一受けたい授業、見逃し配信で視聴しました。
https://tver.jp/corner/f0096078


 テレビを持っていないので、こうしたバラエティー番組をみるのは久しぶり。

 2-3月帝国劇場『千と千尋の神隠し』を演出する、ジョン・ケアードさんご登場。『レ・ミゼラブル』オリジナル版の演出家。以前も書いていますが、𠮷原光夫さんが、ロイヤル・シェイクスピアカンパニー出身のジョンさんの演出は、アンティークなオルゴールのようだと話されるのをきいたことがあります。他にわたしが観劇したのは、『レ・ミゼラブル』『ダディ・ロング・レッグズ』そして昨年10月の『ナイツ・テイル 』、今井麻緒子さんと結婚されていることはこの時まで知りませんでした。ジョンさんは役者にダメ出しをしない、すごくほめるということは、井上芳雄さんの雑誌インタビューで読んだことがあります。『千~』はミュージカルではなく、ストレートプレイとのこと。どんな舞台になるのか楽しみです。

 帝国劇場の裏側紹介では、帝国劇場の申し子、井上芳雄さんご登場。2000年東宝初演『エリザベート』をみているので、芳雄さんが帝国劇場に立っているという、それだけでこの上ない安心感と嬉し味。せり上がり、盆回り、奈落、舞台好きにはたまらないワクワク感。高級感のあるフカフカのじゅうたんと広い客席。2階のお手洗いに並んでいる時、皇居のお堀端がみえます。季節の色を感じながら並びます。何十回も訪れているのにパーラーには縁がなく、帝国劇場の名前が刻印されたスプーンがもらえることは知りませんでした。700円も納得。センターゼロ番が照明でもわかるようになっている、芳雄さんがいちばん好きな場所は3階の発光室、ここから自分が出ていない舞台をみるのがいちばん好きだとのこと。一般の観客は入ることができない特等席、舞台全体が見渡せていいですね。帝国劇場には舞台の神様が宿っていると役者さんたちが話される特別な場所、この空間が放つ香りが大好きです。一階席奥にはスタッフさんが操作する器材スペースがあるのをみたりするだけでワクワクします。ちょっと??となったところも。帝国劇場、いつからかまた客席での飲食OKになっています。コロナ禍となってからは禁止ですが、それまで幕間におにぎりやお菓子食べていたし、飲み物もOKでした。

 帝国劇場、客席のシートにすわると、本田美奈子さんの魂が宿り続けていると感じる場所、今は沙也加ちゃんも一緒に見守ってくれていることでしょう。舞台を愛し、命をかけてきた方々の魂が宿る場所。わたしにとっては、数え切れないほど、心のエネルギーをもらっているかけがえのない場所のひとつです。次に訪れる機会にめぐまれたときには、ステンドグラスやオブジェ、美術品にもう少しゆっくりひたれるといいなと思います。小林一三翁もいらっしゃいます。

『千~』、楽しみといってもチケットはありません。ぴあの補助席追加販売で2階席にエントリーしてみましたが、ほんとうに手術とかなったらどうなるのか、締め切りまであるので一応エントリー回数増やそうかな・・・。

 トップのお写真、東宝さんのツィッターからお借りしました。初演『エリザベート』、カーテンコールの初風諄さんと井上芳雄さん、これを観劇している人生、それだけでも幸せなり。心の宝物です。

ミュージカル『ナイツ・テイル』-帝国劇場千穐楽おめでとうございます
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/d/20211109

帝国劇場 劇場&バックステージツアー「帝劇への誘い」 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nAd1Jm-iPP0






















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