2022年『メトロポリタン美術館展』-ジャン=バディスト・グルーズ『割れた卵』
レンブラント・ファン・レイン「フローラ」
1654年頃 油彩/カンヴァス
ティツィアーノの影響が感じられる、サスキアがモデルと言われたが10年以上前に他界していた、という解説でした。
2022年『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』-レンブラントとオランダの肖像画/風景画
「レンブラントが描き続けた妻サスキア-
最愛の妻サスキアは、レンブラントにとって最も創作意欲をかきたてるモデルだった。婚約して3日目の素描から始まり、花の冠をつけた女神として、あるいは宝石を身につけて着飾った貴族のように、と次々と妻を描いていった。
『夜警』の制作中に、妻は寝込んでしまったが、レンブラントは病床の妻さえも描き続ける。そして『夜警』の完成とほぼ同じ時期に、サスキアは30歳で亡くなる。『夜警』に描かれた謎の少女も、サスキアがモデルだとする説は根強い。レンブラントはサスキアの死後は、その面影を継いだ息子ティトウスを描き続けることになる。」
(『週刊世界の美術館-アムステルダム国立美術館』より)