たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

なつかしの雪組『ブルボンの封印』『あかねさす紫の花』『雪之丞変化』

2017年11月12日 10時17分30秒 | 宝塚
 一路真輝さんが雪組のトップスターだった頃のコレクションカード、荷物整理していたら出てきて、こんなのあったねえ、ずっと持ってたんだ、懐かしすぎる、っていう感じでした。20年以上前の作品たち。歌うま一路さんの劇場に響きわたる歌声はすばらしかった。20年余りの時を経て、一路さんの歌うまDNAが望海風斗さんに引き継がれているのか。なんだか言葉にならない感慨深いものがあります。


 平成6年、『ブルボンの封印』『コートダジュール』。(以前に載せたの、原寸大でちいさかったのであらためて)、紫ともちゃんの退団公演。『コートダジュール』は小原先生最後の遺作となりました。杜けあきさんの相手役として月組からもどってきたともちゃんのトップ娘役としての大劇場作品はたった4作なの、さみしすぎます。『この恋は雲のはてまで』と『忠臣蔵』がともちゃんの持ち味を遺憾なく発揮できる日本物の大作だったのがすくい。キャリアを積んでからのトップ娘役就任だったので、男役さんに寄りそいながらも自立していて舞台全体をがっつりと支える安定感と安心感がありました。一路さんとの幼馴染感のあるコンビをもう少しみていたかった、もう少しだけ長く宝塚にいてほしかった。

 この舞台、ともちゃんの役どころが二作品とも一路さんに思いを寄せているのに、一路さんは花ちゃんが好きという設定で似通ってしまったの、つらかった。最後なんだからもう少し華をもたせてほしかった。娘役さんは劇団の待遇が人によってばらつきがあって正直ふくざつ。むずかしいなあと思います。『ブルボンの封印』は先日月組の『All for one』で三銃士が登場したのを観て、この作品のことをすごく思い出しました。『コートダジュール』は楽しいショーでした。





 平成7年『あかねさす紫の花』『マ・ベル・エトワール』。ショー作品は楽しいものでした。ダルマの花ちゃんの足の長さにみとれました。




 『雪之丞変化』『サジタリウス』。1994年って平成何年になるのかな、80周年ってあります。高嶺ふぶきさんの女役っぷりが色気あって素敵でした。芝居が長かったので、二幕の『サジタリウス』は40分ほどと短めでしたが楽しいものでした。中村先生の作品。今でも好きなショー作品のひとつ。花ちゃん、この頃より今の方が舞台上では若くみえるのだからすごいなあと思います。



 月日は流れ老眼加速中の身には、このカードの細かい字がもう読めなくなりました。なんだか舞台で拝見すると勝手に懐かしい友達にあったような感覚になる方々。今もそれぞれに活躍されているのが嬉しいです。この頃はまだネットじゃなかったので、転売目的の買い占めなんてなかったから、東京宝塚劇場でもサヨナラ公演以外はもう少し普通にチケットとれました。今はツィッターに転売チケットがあふれかえっているみたいで、買う人がいるから成り立つでしょうね。わたしは正攻法で入手できなかったら手を出しません。

 今朝も7時頃どこからか洗濯機の音が響いてきて目がさめてしまいあまり眠れていません。いつもの奴だろうな。今週は土曜日じゃなくて日曜日かよ。常識の範疇なのかそうでないのかわたしにはよくわかりません。こんなマンション、もうこりごり。こんなんで明日から長い一週間がもつのかな。まずは明日大丈夫かな。宙組千穐楽のライブビューイングと蘭ちゃん出演の『Pukulu』のチケットを引き換えてきました。お金かかりますが、生きている間の楽しみ。心のエネルギーチャージ。ないと生き延びて行けません。
 

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