たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅の思い出写真『ロマンティック街道』_ローテンブルグの日時計

2020年04月10日 18時59分53秒 | ドイツロマンティック街道とスイスアルプス
 2007年10月22日(月)に訪れたローテンブルグ市内、マルクト広場にある市庁舎の日時計にまつわる伝説。現地で添乗員さんが紹介してくれたお話が『地球の歩き方‐南ドイツ編』にも載っているので振り返り。書きたかったんですね、このお話。

「マイスタートルンクの伝説と祭り

🍷大酒飲みの市長、ローテンブルクを救う

 市議宴会館にあるマイスタートルンクの仕掛け時計に見るように、「マイスタートルンク」はローテンブルクのシンボル。「マイスタートルンク」とは、三十年戦争の時代にローテンブルクを破壊から救ったという大酒飲みの市ヌッシュのこと。

 三十年戦争のさなか、敵軍に囲まれたローテンブルクはついに陥落。敵方の将軍ティリーが、市庁舎に乗り込んできた。しかし、町のお偉方にローテンブルク自慢のフランケンワインでもてなされたティリー将軍はホロ酔い気分で「この特大ジョッキに注がれたワインを一気に飲み干す者がいたら、町を焼き払わずにいてやろう」と言い出した。ジョッキはなんと3.25ℓ入り。受けて立ったヌッシュ市長は、見事にワインを飲み干して、町を破壊から救ったという物語。このときの大ジョッキといわれるものが、郷土博物館に展示されている。

🍷マイスタートルンクの祭りを見物しよう

 この伝説は、毎年行われる「マイスタートルンク」で歴史劇として上演され続けている。祭りの日は、兵士姿や中世の衣装を着た人たちが町中にあふれて、ローテンブルクはまさに中世の世界。祭りのクライマックスは豪華な時代衣装を着た人たちによるメインストリートのパレードや、マルクト広場で披露される羊飼いのダンス。歴史劇のチケットは€6‐14。歴史マーケットや野営会場には入場券(€2.50)が必要。

 「マイスタートルンクの祭り」は例年聖霊降誕祭(5‐6月頃)に行われるが、2008年は5月9日‐12日の開催予定。

 詳しい日程やプログラムはインターネットでも入手でき、劇のチケットのオンライン予約も可能。www.meistertrunk.de

 旅行日程にお祭り見物を加えると、より思い出深い旅ができる。」

  気がつけば十数年越しで、やっと書けました。先が全く見えない不安な毎日。捨てたもの、失くしたものを数えても時間は戻らない。生き延びて、落ち着いた時何をしたいのかを念じる。

 一日も早く世界に平和が訪れますように・・・。

 一日も早くまた大きな翼に乗って安全に飛び立つ日が訪れますように・・・。 









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