たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

あれやこれや

2017年05月16日 19時01分40秒 | 日記
 

  うす曇りのなんとなく涼しいような、寒いような一日。起床するとまずは昨日の夕方着信履歴のあったところに電話。前の就労場所でした。たった4か月しか働いていないのに、歓送迎会に呼んでくださるとのこと。もちろん新入職員や異動になった職員の方々がメインですがこうしてアルバイトにも声をかけてもらえるのが素直に嬉しいので行かせていただきますと返事しました。13年間働いた会社を去るとき、一言もなにも挨拶できなかった心の痛手をまだ引きずっているわたしがたった4か月で声をかけてもらえるとはほんとにありがたいなり。1年3か月がんばったからだよ、えいらいねわたし。それから、昨日トライするかどうか迷っていたアルバイトの件で電話してみると、たくさん応募があるとのこと。そうなんだ、驚き。事務職で資格も特に必要ないので誰でも応募はできるからそうなんだ。考えている暇はなく、ぼやぼやしてはいられないと気づき、雇用保険の受給の件で確認の電話したら、昨日パソコンで作成していた書類をPDF化してコンビニで出力し、写真貼って郵送。見返したらちょっと文字の位置がずれていたけれど気にしない、仕方ない。前の就労場所の経験と資格をもっていることが生きるといいですがどうでしょうか。わたしがこんな感じだったらいいなと思い始めているのと同じゴールを目指すライバルがすごく多いことを知りました。そうなんだ、そうだよなあ。その中でもたった4か月が生きるといいな、わたしの気持ちの中でやり残し感が正直あるのでつながっていくといいな。

 郵送してしまうと午後は遅いお昼を食べた後、あれやこれやの手続きのために行くべきところへ行って手続きをすませました。行きたくても行きたくなくても選ぶことはできずそこにいくしかないところ。普通に働いていたころはほとんど行く時間もなく、行く必要もなかったところ。三年前の今頃、事実上13年間も働いた会社から使い捨てにされ、なんとかユニオンの力で会社都合の書類を形式上の雇用主であった派遣会社に出させて、今日と同じ手続きをしたことを思い出しました。(ユニオンの力がなければ間違くなく自己都合にされていたのでユニオンの力は必要でしたね。一個人はあまりにも弱すぎました。)心の中でぼたぼた、ぼたぼたと血を流しながら、怒りと悔しさに涙をにじませ、予期しなかった労働紛争になってしまいそうだった尋常ではない状況の中で手続きをしたことをあざやかに思い出しました。3か月あまり個人で動いたあとでわたしはすでにかなり疲弊していました。そこへさらに10か月ほどかけて傷口が深くなっていく状況になっていこうとする入口にいた頃でした。同じ手続きをしていても、三年前とは違うわたしがいます。大丈夫だよ。自分をもう少し信じてみるしかないです。相談窓口の方も、二年前ここに相談に来た時のたんぽぽさんとは違うのだから、祈っているからね、って言ってくださいました。そう擦り切れるだけ擦り切れてどうにも身動きとれなくなっていたわたしとは違うから、なんとかもう少しふんばってみたいです。

 昨日書き忘れましたが、昨日お会いした二件目の相談窓口の方のモットーは、「柳のようにしなやかにしたたかに生きる」だそうです。わたしほどではなくても色々な困難を超えてこられたとのこと。そうやって人はしなやかに強くなっていくのでしょうか。社会から孤立しているのがつらいですって言ったら、「たんぽぽさんは孤立なんかしていないよ、前の就労場所の人も、その前の就労場所の人もたんぽぽさんのことを知っているし、こうして心配し祈っている人がいるのだから孤立なんかしていないわよ」って言ってくださってまた涙。あれだけつらい思いをしてきながらこうしてここにいるんだからえらいよって拍手してくれました。ほんとに二年前のわたしはこの方の前でも何度もとめどなく涙を流したんです、労働紛争でボロボロになった話を聴くのは本来の業務の範疇ではないはずですが聴いてくださいました。ありがたかったですね。社会への怒りがすさまじかったけれど、同時に社会に支えられてもいたんだとあらためて気づくこの頃。こうやって動けるだけの力を取り戻すことができだんだから十分にIt,s all right.でも生活があるからそんなことは言っていられず、なんとかふんばってみるしかない。

 わたしの目標は、今度妹と会うときに、ねえちゃん、一生懸命生きたよ、美しいもの、楽しいもの、○○ちゃんの分もたくさんみたよ、○○ちゃんがいけなかったところへ旅もしたよ、いっぱいいっぱい楽しいことあったよ、って言える自分であること。「妹さんはみることができなかったもの、行くことができなかった所がたくさんあるよね」って昨日相談窓口の方に言われてほんと、そうなんだなって思いました。30年で自らの人生のピリオドを打ってしまった妹。その理由はわかりませんが、生きていたらつらいことがたくさん待っていただろうけれど、楽しいことや嬉しいことも待っていたはずで、どちらも体験することができなかったんですよね。わたし、どちらもたっぷり体験。これからは楽しいことや嬉しいことの方が少しだけ多い人生になるといいです。

 部屋に帰りたいけど、帰りたくない心境で、外でパソコン立ち上げて書いています。せまい廊下をはさんで斜め向かいの部屋のおじさんがずーっといる気配。わたしが部屋を出るときも、帰るときも、土日祝日平日、いつもずーっといる気配でいやだなー。別に関係ないけど生活の音やら喉を鳴らす音やら聞こえてしまうし、たぶん自分の音も聞こえてしまっているのでいやですね。断捨離は部屋でしかできないつらさがありますが、日中の居場所と収入の糧に早く出会いたいです。そんなに長くはもちそうにない。わたし、ふんばれますように。祈り・・・。

 今日もつまらない徒然日記でした。