ひとことで言うと3Dで魅力が倍増した映画「アメイジング・スパイダーマン」娯楽映画としてバージョンアップしました。
スパイダーマンファンは、かなり存在します。個人的にも、世間的にもナンバー1の人気だと思います。ワイヤーアクションやCGの技術とダイレクトに合致するキャラクターは、実写とアメリカンコミックが限りなくリアルに近づいているからこその魅力だと感じます。
さて、今回のアメイジング・スパイダーマン。スパイダーマンシリーズの最初と内容的には、ほぼ同じですが、敵となるキャラクターと人格が若干異なります。2002年でのスパイダーマンでは、親友ハリーの父親で軍事企業の社長が、筋肉増強剤により怪人となってしまう設定。一方今回は、スパイダーマン誕生のきっかけとなる、遺伝子の突然変異がキーとなって展開されていて、より密度の濃い内容となっています。
また、恋人やその父親、育の親である叔父、叔母など、スパイダーマンと密接に関わり、よりヒューマンタッチで描かれている点も注目です。
シリーズ化された3作品も改めて観ても十分満足できる作品ですが、今回の新作は、すでに続編が決定。3Dとして進化したスパイダーマンシリーズとして展開されていくことを期待してます。また、今回のスパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールドが、一世を風靡したトビー・マグワイアのキャラクター像をどのようにして超えていくかもシリーズ化で楽しみなところです。
余談ですが、3Dは吹替版を観ます。あくまでもエンターテーメント性とスクリーン視覚効果を重視してます。変に字幕にこだわらず、ダイレクトに3D映画を楽しむコツだと思ってます。