【政界地獄耳・06.12】:隠れ自民と隠れ共産の代理戦争 まさにタヌキとキツネの化かし合い
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・06.12】:隠れ自民と隠れ共産の代理戦争 まさにタヌキとキツネの化かし合い
★東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を目前に、現職知事・小池百合子は、12日の都議会定例会最終日に、3選出馬を正式表明するというが、出馬表明していない現職に対し自民党東京都連は「3選出馬を表明すれば支援する」と、押しかけ支援の方針を決めた。「順番も何もあったものじゃない。こういう裏で何かごそごそやっている感じが政治のいやなところ。まさにブラックボックスだし、自民党っぽいところ」とは野党議員の声だが、独自候補を立てられない自民党都連は今となっては小池様状態。
![](https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/06/20240610-OYT1I50189-1.jpg?type=x-large)
★両陣営ともに拒否度をいかに下げるかの戦いになる。小池は自民党との連携を隠して臨み、蓮舫は既に前に出すぎと言われる共産党との連携を前面に出さない戦いとなる。「これでは隠れ自民と隠れ共産の代理戦争だ」(都議会議員)。立憲民主党都連幹事長で蓮舫の側近と言われる手塚仁雄の采配に蓮舫支援の各団体から疑問符がつけられている。ある支援団体幹部は「手塚を外さない限り、支持層の積み上げが難しい」とこの期に及んで選対内が空中分解の様相だ。知名度では引けを取らない2人は最後はイメージ対決。うまく都民を味方につけられるか。まさにタヌキとキツネの化かし合いだ。(K)※敬称略
◆政界地獄耳
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】 2024年06月12日 08:11:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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