[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278353)↑]
(2021年08月28日[土])
マガジン9のコラム【こちら編集部/「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」とは何か? 青木理さん×安田浩一さんのお話を聞いてきた(マガジン9編集部】(https://maga9.jp/210804-6/)。
《青木さんと安田さんの対話をもとにつくられた『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』では、今のこの国の社会を覆っている排他的で不寛容な空気の深層をお二人が掘り下げ、解き明かしています》。
『●《国民の2割強しか支持を得ていない政治勢力が国会の3分の2を
支配できているところに問題がある》…#投票倍増委員会 会員として…』
「青木理さんと安田浩一さん。《「この国」には、いったいいつから、
どういう理由で「憎悪と嘲笑」に満ち溢れてしまったのか》?」
カースーオジサンの取り巻き連中も酷いねぇ。
リテラの記事【高橋洋一はこの状況でも「さざ波」発言を正当化!「予測はほぼ当たってる」「さざ波よりちっちゃい」とフェイク連発】(https://lite-ra.com/2021/08/post-5989.html)によると、《しかし、こうした状況になって改めて浮き彫りになったのが、「コロナなんてたいしたことがない」と五輪強行や有観客開催などを主張してきた連中の無責任さだ。とくに、〈日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑〉とツイートし、辞任に追い込まれた元内閣官房参与・高橋洋一の無責任・出鱈目ぶりについては改めて、指摘しておく必要がある。…8月7日に公開された、高橋氏の師匠である竹中平蔵・パソナグループ会長との対談動画でのこと。この対談では竹中氏の発言もひどく、「重症者はちょっと増えて500人台でしょ。ピーク時の3分の1。史上最大の感染だって言ってるけど……」などとでたらめを口にしていたのだが(この動画が公開された8月7日時点で重症者は1000人を超えていた)、これに高橋氏も我が意を得たりと、こう発言したのだ。「全然たいしたことない。私、さざ波って言って怒られたでしょ。まさしく正しいんだけどね。世界から見れば。さざ波よりさらにちっちゃくなっちゃって」》。
《悪魔のような対談》のお相手、《過去には…書類送検された経歴もある》…アノ元内閣官房参与も相変わらずの醜悪さ。その後釜・岸博幸氏もねぇ…。竹中平蔵氏・高橋洋一氏・岸博幸氏、一体どんな系譜?
『●内閣官房参与は《過去には…書類送検された経歴もある》…《菅首相が
任命拒否した学術会員候補6人の方が…社会的な信用性》は遥かにあり』
『●《私たちの艱難辛苦は、ひとえに五輪で巨万の富を得る貴族らと
グローバル巨大資本、その走狗たる日本の傀儡権力のために捧げられるのだ》』
『●PCR検査抑制論者の皆さんの沈黙 ――「検査の能力あるんですか?
仮にあるとして、じゃあ一般の感染者の検査どうするんですか?」』
『●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない
《病的な嘘つき》アベ様…全てのアベ様の「政」のデタラメさ』
《室井 前川さんは会った人から嫌われないでしょうね。
あったかい感じがするもん。嫌いだって言ってる人って、高橋洋一さん、
八幡和郎さん、岸博幸さんとか、安倍応援団か国家戦略特区の利権に
関係している人たちばかりですもんね。》
『●《政府の新型コロナウイルス対策が国民の理解や共感を得られない
背景には、政治家の発信力不足だけでなく、政策決定過程の不透明さが》』
『●五輪貴族から《菅総理と小池都知事に功労章が贈られるなんて、
「儲けさせてくれてありがとう」っていうこと》(ラサール石井さん)』
《…鏡に映っているのは今の日本社会の姿》。
本田コッペ氏による【生活保護攻撃と弱者排除はDaiGoだけではない! 片山さつき、世耕弘成、麻生太郎、石原伸晃ら自民党政治家も同罪だ】(https://lite-ra.com/2021/08/post-5988.html)によると、《人の命に優劣をつけ、自分にとって“価値のない”者の命は殺されてもかまわないというその発言は優生思想そのものだ。しかも現実にホームレスが襲撃されたり殺人される事件は多数起きているなか、DaiGoの発言はこうしたホームレスや生活困窮者に対するヘイトクライムを誘発しかねない非常に危険なもので、断じて許されるものではない》。
《小泉首相から安倍首相へと引き継がれてきた新自由主義政策は、公的な責任を個人の責任へと転嫁する「自己責任論」を振りかざし、人の価値をコストで推し量るものだ。政治家たちが責任転嫁のために行った扇動が優生思想まがいの弱者排除を社会に浸透させ、弱者である国民がより弱者の国民を攻撃するというグロテスクな状況を生み出した》。
『●選挙制度の不備に加えて、大企業を巻き込みながら
《極右のタニマチ》が《組織的な選挙運動》を展開…』
《調べてみると、勝兵塾の「講師・特等生」リスト…には56名の
国会議員が入っており、そのほとんどが自民党だった。
…参院議員では生活保護バッシングのデマゴーグ・片山さつきや、
“ネトウヨのお母さん”と呼ばれる中山恭子(希望)、そして、
安倍首相と日本会議系人脈を繋いだとも言われる側近の
衛藤晟一らが加入している》
『●リテラ《弱肉強食の新自由主義政策と安倍政権下でエスカレートする
差別主義が合体した結果、起きた…「安楽死」の名を借りた殺人事件》』
正論・事実報道《感染急拡大の原因はデルタ株と首相》。
リテラの記事【菅首相のコロナ対策ブレーン・岡部信彦内閣参与が暴言!「24時間楽しめる世の中こそ是正が必要」「コロナは静かな夜に戻すための鉄槌」】(https://lite-ra.com/2021/08/post-5991.html)によると、《ところが、この発言が思わぬ盛り上がりを見せた。というのも、この菅首相の発言を共同通信は「感染急拡大の原因はデルタ株と首相」とタイトルに打って配信。共同としては「『感染急拡大の原因はデルタ株』と首相(が発言した)」という意味でタイトルにしたのだろうが、「感染急拡大の原因は“デルタ株と首相”」とも読めるため、ネット上では〈おお!確かに、感染拡大の原因は「デルタ株」と「首相」で間違いない〉〈うん。そうだね。デルタ株と首相だね〉〈そのとおり。デルタ株と、何も有効策を講じない菅首相が原因〉という声があがったのだ。共同にとっては予期せぬ事態だったろうが、しかし、まさしくこれこそが事実だろう》。
cakesのコラム【ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/メンタリストDaiGoの主張を読む】(https://cakes.mu/posts/34362)によると、《生活保護やホームレスの実情を知ろうともせず猫の命と比べた「シンキング」には、「クリティカル」が欠けていなかっただろうか。…「1日に10冊~20冊の本を読んで」いるDaiGoからすれば、私が読んだ5冊なんて、ごくわずかな冊数かもしれないが、彼の本をたった5冊だけ読んでみて感じ取ったのは、とにかく、時間をかけてひとつの物事を考えることを回避する姿勢だ。それは当然、ひとつの物事をじっくりと考えてきた人を軽視する態度によって構築される議論である。反省しました、では、続きまして、ずっと支援してきた人に話を聞きますね、という素早さは、反省ではなく、彼のこれまでの考えの延長にある。「(1)目の前の問題に関する証拠と論理の流れを正しく把握し、そこに関わる人たちの感情も適切に解釈する」「(2)自分が考える論理や証拠の集め方に偏りがないかを確かめる」という、DaiGoが提唱してきた「クリティカル・シンキング」が、DaiGoに足りていないと思う》。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/誹謗中傷や差別を繰り返す人のアカウントをなぜ凍結しないんだ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293571)によると、《嘘つけ。今も昔も、あたしは散々中傷されまくっていますけど。山崎さんのいうように、銭のためならヘイトも放置だろ。これはヤフージャパンだけじゃなく、ツイッタージャパンにも、ユーチューブにもいえる。誹謗中傷や差別をくり返す人のアカウントをなぜ凍結しないんだ。銭のためというのじゃなくて、むしろそっちを応援しているようにも見えんぞ。最近、話題になった有名人のホームレス叩き。謝罪したからいいじゃんって、この人謝罪動画でもPVを稼いでんじゃん。でもって、遡って調べてみたら、何度もヘイトをくり返してるじゃん》。
最後に、一点、言いたいことがある。
違和感しかない記事…。どの口で言っているのだろうか…。【注目の人 直撃インタビュー/渡邉美樹氏「国会議員はなぜ働かないのか、憤りを感じています」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293564)によると、《…84年、ワタミを創業。2000年、東証1部上場。13年、自民党公認で参院選(全国比例区)に初当選し、1期で引退。》
『●ワタミ過労死自殺訴訟和解: 問題は、そんなダークな
企業の会長が自民党の政治家になったこと』
『●高度プロフェッショナル制度導入の社会的事実
「立法事実」を支えるのは…たった1人の調査対象者の声!?』
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【https://maga9.jp/210804-6/】
こちら編集部
「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体」とは何か? 青木理さん×安田浩一さんのお話を聞いてきた(マガジン9編集部)
By マガジン9編集部 2021年8月4日
リベラルなニュース解説を配信しているインターネットメディア「デモクラシータイムス」の「著者に訊く!」は、マガジン9のコラム「言葉の海へ」でおなじみの鈴木耕さんが司会をつとめ、話題の新刊の著者にお話を聞く番組です。
7月30日には『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』(講談社+α新書)の著者、ジャーナリストの青木理さんとノンフィクションライターの安田浩一さんがゲストに登場。その収録の場にお邪魔させていただきました。そこでのお話の一部を以下にご紹介します。
青木さんと安田さんの対話をもとにつくられた『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』では、今のこの国の社会を覆っている排他的で不寛容な空気の深層をお二人が掘り下げ、解き明かしています。番組の冒頭、鈴木さんがこの本のテーマとも関わる最近の話題、オリンピックの開会式をめぐる辞任・解任騒ぎについて、お二人にどうとらえたかをたずねました。
今年に入って、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会前会長と開閉会式の演出総括担当だった佐々木宏氏の女性蔑視・侮蔑発言が続き、さらに開会式の作曲担当、演出担当として関わる小山田圭吾氏と小林賢太郎氏が過去に障がい者へのいじめを雑誌で語っていたり、ナチスドイツによるジェノサイドを笑いのネタにしたりしていたことが発覚しました。
青木さんは、政治家や著名人による排外主義や歴史修正を容認する発言が許されてしまうこの国で、オリンピック開幕直前にこのようなトラブルが起きたのは「必然的帰結。日本の現状が等身大であらわれた」と指摘します。
安田さんも「森、佐々木、小山田、小林だけの問題ではなく、差別的な言動を問題視しない人がこの国にはたくさんいる。社会全体がヘイト化している。日本らしいありのままの姿がみごとにあぶり出されたのだと思う」と言います。
この20年ほどの間に、韓国、北朝鮮、中国といった近隣の国々や弱者、マイノリティを差別、嘲笑する言説がネット上で広がってきました。ネットだけではなく、テレビなどのマスメディアでも出演者が問題発言を軽々と口にし、批判されると謝罪するということが繰り返されています。こうした「この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流」はいつから社会の中に流れ、どのようにして勢いを増していったのでしょうか。番組の中では、お二人がそれぞれの豊富な取材経験をもとに、その経緯を解説してくれました。
2002年から2006年まで共同通信社のソウル特派員だった青木さんは、「2002年の日朝首脳会談がひとつの分岐点になった」と話します。当時の小泉純一郎首相と金正日総書記の会談では、北朝鮮が長年否定していた日本人拉致の問題を初めて認めました。朝鮮半島との関係において、戦後、日本は戦争中の侵略、支配に対して常に謝罪を求められてきた。ところが、拉致問題が明らかになったことで、日本は初めて被害を訴える側に立った。そこから北朝鮮には何を言ってもいい、罵倒してもいい、冷笑してもいい、蔑んでもいいという風潮が広がり、さらに韓国、中国の経済成長と日本の景気低迷が重なり、近隣諸国へのヘイト言説があふれてきた、というのが青木さんの見解です。
さまざまな差別の現場で取材を重ねてきた安田さんは、2002年に日韓共催ワールドカップが開催されたことにも触れて、「日本人はあのとき、それまで極東の遅れた隣国だと思っていた韓国のパワーを発見し、それをきっかけに嫌韓の波が起きた」と述べます。
2005年にはマンガ『嫌韓流』が発売され、2006年には「在日特権を許さない市民の会(在特会)」が発足。街頭で日章旗、旭日旗を掲げて、在日コリアンや隣国を罵るヘイトスピーチが繰り広げられるようになりました。やがてヘイトの対象は、国内の沖縄やアイヌ、障がい者、LGBT、生活困窮者などへと波及していきます。
後半では、大手出版社で長く編集者としてつとめてきた鈴木さんも加わり、差別や排他を煽ってきたメディアの責任にも言及。日韓問題、沖縄問題を中心に、政治、歴史、外交、文化、報道など、多角的な視点でこの国が抱える問題点に切り込んでいきました。
安田さんが言うように、いまやヘイト言説は普通の人々に浸透し、うっすらと、しかし確実に日本の社会を覆っています。
『この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体』には、番組でお二人が語ってくれた内容が詳しく記されています。番組の最後、ヘイトと排他と不寛容が蔓延している中でオリンピックが開かれている、そんな時代の空気を「読み解くには最適の本です」と鈴木さん。今、何が起きているのか、なぜこんな社会になったのかを知るために、番組の動画を見て、本を読み、一人ひとりが考えるきっかけになればと思います。
(マガジン9編集部)
*
「デモクラシータイムス」での放送内容は、こちらから見られます。
【青木理×安田浩一 この国を覆う憎悪と嘲笑の濁流の正体【著者に訊く!】 20210722】
(https://www.youtube.com/watch?v=knOX-CJusSY)
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【https://lite-ra.com/2021/08/post-5988.html】
生活保護攻撃と弱者排除はDaiGoだけではない! 片山さつき、世耕弘成、麻生太郎、石原伸晃ら自民党政治家も同罪だ
2021.08.15 10:48
(謝罪動画をアップしたDaiGo)
メンタリストのDaiGoが、生活保護受給者やホームレスについて「必要のない命」などと発言したことが大きな問題になっている。
当然だろう。「僕は生活保護の人たちに、お金を払うために税金を納めてるんじゃない」「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救ってほしい」と生活保護受給者を完全否定した上、「ホームレスの命はどうでもいい」「どちらかというといないほうがよくない、ホームレスって?」「正直。邪魔だしさ、プラスになんないしさ、臭いしさ、治安悪くなるしさ、いないほうがいいじゃん」などと、ホームレスに対する排除までを肯定したDaiGo。
人の命に優劣をつけ、自分にとって“価値のない”者の命は殺されてもかまわないというその発言は優生思想そのものだ。しかも現実にホームレスが襲撃されたり殺人される事件は多数起きているなか、DaiGoの発言はこうしたホームレスや生活困窮者に対するヘイトクライムを誘発しかねない非常に危険なもので、断じて許されるものではない。
DaiGoはその後、2度にわたる謝罪動画をアップしたが、自身の発言の問題が何なのか理解し反省しているとは到底思えない。動画のプラットフォームであるYou Tubeや、DaiGoを起用しているメディアも、差別発言に対して明確に否定するメッセージを発信する責任があるだろう。
しかし、DaiGoの一件であらためて指摘しておかなくてはならないのが、生活保護受給者やホームレス攻撃が、DaiGoだけの思想ではなく、現在の日本社会で広くはびこっているものであるということだ。
しかも、自民党の政治家たちこそが近年、生活保護バッシング・弱者バッシングを扇動してきたことを見逃してはならない。
その筆頭格が片山さつき・元総務相だろう。現在も続く生活保護バッシングの嚆矢となったのが、2012年にもちあがった次長課長の河本準一の親族による生活保護問題だった。このケースは不正受給など違法にあたるものではなかったが(後の法改正で扶養義務が強化されることになる)、この河本の問題を利用して、生活保護バッシングを仕掛けた急先鋒が参院議員の片山さつき氏だった。
■生活保護バッシングの仕掛人・片山さつきは「生活保護を恥だと思え」という趣旨の発言まで
片山さつきはこの河本の母親の生活保護問題で連日のようにテレビ、雑誌に出演。不正受給だけでなく、「生活保護は、親族扶養や血縁者による支え合いなど日本の伝統的モラルを破壊している」「生活保護は、権利ばかり主張して義務を果たさない人々を生み出す」「生活保護は働けるのに働かない人々を生み出す」などと生活保護制度を全面否定し、さらには「生活保護って他人が払った税金で食べさせてもらっているってこと」「ずっと誰かに養われ続ける人をそんなに作りたい理由はなに?」「生活保護を恥と思わないのが問題」と、生活保護受給者の人格まで否定するような差別発言を行っていた。
また、片山議員は2016年の『NHKニュース7』に端を発した“貧困女子高生”バッシングのときも騒動に乗っかり、ツイッターで“貧乏人は贅沢するな!“と言わんばかりの批判を公然とおこなっている。
しかし、こうした発言は片山議員だけではない。この時期、安倍前首相の側近である世耕弘成参院幹事長も生活保護バッシングに加担。雑誌で「税金で生活を見てもらっている以上、生活保護受給者の権利が一定程度制限されるのは仕方ない」というどう考えても憲法違反としか思えない主張をしている。
また、自民党の国会議員ではないが、橋下徹氏も大阪府知事・大阪市長時代に徹底した生活保護バッシングを展開している。不正受給でもなんでもない生活保護の申請者に違法な圧力を加えるなどして、生活保護費を圧縮。2014年には「生活保護受給者にも一定の負担はお願いする」「働ける人に働いてもらうのは当たり前」「日本のルールは甘すぎる。憲法25条の改正も必要」などという発言までしている。
いまさら言うまでもないが、生活保護は憲法25条で保障された当然の権利だ。ところが、こうした政治家の言動により、「生活保護は税金泥棒」「生活保護は恥」という空気が社会に広がっていった。
そして、2012年12月の衆院選で自民党・安倍晋三総裁は「生活保護の給付水準を10%引き下げる」という公約を掲げて政権に復帰。生活保護費の削減を断行し、13年には生活保護の申請厳格化という「水際作戦」の強化ともいえる生活保護法改正と生活困窮者自立支援法を成立させてしまったのである。
■麻生太郎は高齢者に「いつまで生きてるつもりか」、石原伸晃は胃ろう患者を「エイリアン」
政治家が攻撃を仕掛けてきたのは生活保護受給者だけではない。障がい者、高齢者など社会福祉の当然の対象である弱者に対しても、こうした露骨な差別や排除発言が向けられてきた。
石原伸晃・元幹事長は、2012年2月に胃ろう患者が入院する病室を視察した際に、「エイリアンが人間を食べて生きている」と発言。また、2012年12年9月に出演した『報道ステーション』(テレビ朝日)では、社会保障費削減について問われると、生活保護をネット上の蔑称である「ナマポ」という言葉で表現した上、「私は尊厳死協会に入ろうと思っている」と発言、延命治療をやめて尊厳死を認めることで医療費がカットできるといった考えを露呈させた。
きわめつきは麻生太郎副総理だ。老後を心配する高齢者について「いつまで生きているつもりだよ」と発言したり、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」「飲み倒して運動も全然しない(で病気になった)人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしくてやってられんと言っていた先輩がいた。良いことを言うなと思った」などと国民皆保険制度を否定するようなことを繰り返し発言してきた。
そして、自民党の政治家やその支持者であるネトウヨたちによるこうした弱者バッシング・弱者排除の空気をエスカレートしていくなかで起きたのが、2016年の相模原障害者殺傷事件だった。
そういう意味では、生活保護バッシングやヘイトクライムはたまたま起きたものではない。
小泉首相から安倍首相へと引き継がれてきた新自由主義政策は、公的な責任を個人の責任へと転嫁する「自己責任論」を振りかざし、人の価値をコストで推し量るものだ。
政治家たちが責任転嫁のために行った扇動が優生思想まがいの弱者排除を社会に浸透させ、弱者である国民がより弱者の国民を攻撃するというグロテスクな状況を生み出した。
■DaiGoの生活保護・ホームレス差別・排除発言も新自由主義台頭の延長線上に出てきた可能性
そして、この状況は今も変わっていない。日本政府は国連の社会権規約委員会から〈生活保護につきまとうスティグマを解消〉するようにという勧告さえ受けているが、菅政権にもこれを是正する動きはない。
それどころか、コロナ禍で生活に困窮している人が増えているのに、菅首相は「自助」を掲げ、自己責任を押し付け続けている。
実際、コロナ以降も、生活保護受給者がほとんど増えておらず、昨年、10万円の一律給付がおこなわれた際は、橋下徹・元大阪市長や百田尚樹らが生活保護受給者への給付は必要ないと大合唱した。
そういう意味では、今回、DaiGoの生活保護、ホームレス差別・排除発言がこうした政治の動きの延長線上に出てきたと考えるべきだろう。この数年、政治家の弱者排除と自己責任論がエスカレートする一方で、それに呼応するように、堀江貴文らのネオリベ自己啓発ビジネス本がブームになっていった。その多くは社会全体の構造的な問題を個人の責任に矮小化し、弱者切り捨ての自己責任論をぶつものだが、DaiGoはまさに、そうした自己啓発ビジネス本の著者の一人である。
もちろん、こうした政治的背景によってDaiGo自身の発言の危険性や罪がいささかも減じられるわけではないことは言うまでもないが、同時に10年近くに渡って生活保護バッシング・困窮者バッシングを扇動してきた自民党政治家たちの責任も、あらためて問う必要があるだろう。
(本田コッペ)
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CMLの記事【[CML 033846] 安倍首相と闇社会の関係】(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/033908.html)。
「安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会」やファシスト団体「日本会議」と密接な関係にあることは周知の通り・・・・・・もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大のヤクザ「工藤会」と密接な関係」・・・・・・。「とある暴力集団」との関係でさえウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます。ますます国際社会の印象が悪くなる一方です。
『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」』
『● 『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?』
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-September/033908.html】
[CML 033846] 安倍首相と闇社会の関係
・・・・・・
2014年 9月 14日 (日) 11:00:37 JST
・・・・・・・・・です。
安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会」やファシスト団体「日本会議」と密接な関係にあることは周知の通りです。
もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大のヤクザ「工藤会」と密接な関係があることです。
以前から自民党の政治家はヤクザや右翼と深い関係にあることが多いと言われてきました。安倍首相も例外ではありません。
フェイスブックで知りました。
(ここから)
【北九州市の工藤会。暴力団と安倍首相の黒い繋がり】
昨米財務省が「最も暴力的な組織」と言い、全国で唯一に指定されている北九州市の「工藤会」トップが逮捕。その容疑の一つが「がれき反対 「特定危険指定暴力団」 運動で親しくしてた漁協の組合長の殺害」だったという記事を、多くシェアいただきありがとうございました。
【私の知人も殺された衝撃。北九州市の暴力団「工藤会」トップ逮捕】
https://www.facebook.com/murakamisatoko2013/posts/341686622660636
このコメント欄で、「安倍首相と工藤会」についての記事をご紹介いただいたので、こちらにあらためてアップします。
安倍首相の選挙区は山口4区で下関市と長門市です。主たる選挙区の下関市と北九州市とは、関門海峡を挟んで本当に目と鼻の先。もちろんアッキー夫人もこまめに地元をまわっています。昨年は上関原発建設が現実味を帯びており、私も安倍首相が下関入りする際は「安倍さん、山口に原発はいりません」という大きな横断幕を持って立っていたのですが、3度も通報され、さすがにお膝元だと感心しました。(ちなみに通報には何の根拠もありません) 安倍首相の集会など、今日はAKBのコンサートかと思うほど、動員数が大きいです。
この下関市の安倍首相(当時・内閣官房副長官)の自宅や後援会事務所に、2000年に火炎瓶が投げ込まれるという事件が起こりました。当時の安倍首相は「北朝鮮の陰謀」と周囲に語っていました。しかし3年後、逮捕された工藤会の組員が事件の真相を暴露します。
下関市市長選で安倍の子飼いと言われる江島潔氏を勝たせるため、安倍首相の秘書が、対立候補の古賀敬章氏について「「在日朝鮮人』とか『北朝鮮の金正日の手先』などという誹謗中傷の怪文書をバラまけ」との「仕事」を工藤会に依頼していたのです。工藤会が犯行に及んだのは、「報酬が支払われなかった」という理由からでした。
工藤会はもともと、安倍事務所や地元有力企業などに幅広い人脈を持ち、市内の再開発事業にからむ土地買い占めなどに暗躍していました。
そしてこの「火炎瓶事件」のスキャンダルを、共同通信がもみ消したという衝撃の記事も、魚住昭、青木理両より暴露されます。
◆詳細→
http://matome.naver.jp/odai/2137095449002118801
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1306/11/news030.html
下関市には反安倍の親しい議員や友人がたくさんおりますが、地元ではとにかく悪い噂(=真実)ばかりです。
市長になった江島潔についても、安倍首相へ資金を流すための地元献金集めマシンで、愛人がいて下関市にも住んでいない、などなど。
2012年山口知事選では、安倍体制を打倒しようと市民の応援を受けて飯田哲也氏が立候補。私も選挙のお手伝いさせていただきましたが、安倍側が出してきたのは、なんと「当時から病気で余命が心配されていた」元官僚の山本繁太郎氏。山本氏が勝ちましたが、体調悪化・入院でほとんど公務も出来ず、結局2年も経たず亡くなりました。本当に県政を考えたら、候補は出せません。「知事など傀儡でいい」ということが如実にわかる出来事です。その知事補選でも自民の元官僚・村岡嗣政氏が圧勝しています。
他にも、首相と暴力団の関係は数々暴露されています。
2007年、「私や私の秘書が犯人や暴力団と関係があるのであれば、直ちに首相も衆院議員も辞める考えだ」と述べた安倍首相。その後の2012年「山口組の金庫番」で韓国籍の永本壹柱氏と一緒に写真発覚、大問題になりました。
統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟と、安倍晋三ほどダークな政治家はいないのではないでしょうか。
(ここまで)
・・・・・・・・・
福岡県
E-Mail: ・・・・・・・・・
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「郵政民営化は構造改革の本丸」(小泉純一郎前首相)
その現実がここに書かれています・
『伝送便』
http://densobin.ubin-net.jp/
私も編集委員をしています(^^;)
定期購読をお願いします!
購読料は送料込みで1年間4320円です。
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いつも辛辣なgendai.netの自民党、民主党の街頭演説ネタを2題(http://gendai.net/articles/view/syakai/138786、http://gendai.net/articles/view/syakai/138764)。
どうでもよい内容ですが、過去の人、三人、安倍晋三氏・麻生太郎氏・田母神俊雄氏についての記事。こんな軽薄3人に大きな顔をされたのでは、日本もお終い。安倍氏が党首となり、再び総理へ・・・なんて、想像しただけで私は耐えられません。自民党に相も変わらず投票し続けている人たち、本当に大丈夫ですか? 田母神氏の「トリクルダウン理論」もどき、小泉純一郎氏の盟友、そして、橋下大阪元〝ト〟知事の「ブレイン」竹中平蔵氏そっくりで、吐き気をもよおす。
『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(2/4)』
『●『創(2009年7月号)』』
『●懲りない自民党議員、いまだに原発の安全神話の悪夢から覚醒せず』
『●原発人災、犯罪者を追求すべし:
なぜ自民党議員は口を閉ざし、マスコミは黙り込むのか?』
『●12月25日「クリスマスは東電会長の家へ リアリティツアー」、
〝転び公妨〟に御注意を』
『●『創 (12月号)』読了 (2/2)』
一方、当選確実視されるムダ首相。ブッシュ氏のように、記者会見で記者から靴が飛んでこないだけ、マシな街頭演説です。福島の被災者・被爆者の方たちや、消費税増税で苦しむ人たちからは、罵声どころか物を投げつけたくなる気持ちをグッとこらえておられるのでは。さっさと退陣し、選挙でしっかりと落選させたいもの。民主党支持者の皆さんがきちんと落し前をつけてください。
『●『松下竜一未刊行著作集3/草の根のあかり』読了(2/2)』
『●靴を投げられたブッシュ氏のいま』
『●『松嶋×町山 未公開映画を見る本』読了』
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/138786】
総裁選 麻生が失言安倍マッ青
2012年9月21日 掲載
“聖地”アキバで有頂天の末
この男の失言癖は少しも直っていなかった。
自民党総裁選(26日投開票)に立候補している安倍晋三元首相(58)が20日夜、秋葉原で開いた演説会に“助っ人”として駆けつけた麻生太郎元首相(72)。漫画やアニメ好きで、2年前の参院選以来の“聖地”での演説に気合が入りすぎたのか、安倍をさんざん持ち上げた後、こう口を滑らせた。
「安倍さんの健康がどうとか言っている人がいたけど、
言っていた人の方が倒れた。健康というのは、
人が(とやかく)言うんじゃない。自分が一番分かっているのだから」
安倍の体調を不安視しながら、18日に入院した町村信孝元官房長官(67)を痛烈に批判したのだ。その瞬間、笑顔を振りまいていた安倍の顔は引きつり、陣営スタッフは頭を抱えた。
「安倍さんは町村派の所属です。今回、一本化できずに両者、
出馬しましたが、もし安倍さんと石破さんの決選投票になった時は、
町村派の大半が安倍さんに投票してくれる。町村さんは
大切な“身内”なのです。それなのに大観衆の前でコケにした。
そもそも今回の総裁選は、お互いの批判はしないというルールが
あった。麻生さんは、相変わらず迷惑な人ですよ。本人は失言とも
思っていないので、さらにタチが悪い」(安倍陣営の中堅議員)
麻生の演説はニコニコ動画で生中継され、ユーチューブでもアップされた。町村陣営はカンカンで、すぐさま安倍陣営に抗議の電話をしたというから深刻だ。
おとといは、民間人が主催した「安倍を応援する会」でも失言が飛び出した。安倍の熱烈な応援団で知られる田母神俊雄・元航空幕僚長が壇上で「人権救済法案が閣議決定されました。弱者が権力を握ろうとしています。国をつくってきたのは権力者と金持ち。言葉は悪いが貧乏人はおすそ分けにあずかって生きてきた」と発言。参加者はドン引きし、ネット上では「右翼バカ」「こんなやつの支援を受ける安倍さんは応援しない」との声が広がっている。
「大本命だった石原伸晃さんの失速で、タナボタ2位に浮上している
安倍さんですが、今回の2つの失言が命取りになる可能性もある。
残りの期間は他人に頼らず、自力で戦うしかありません」(党関係者)
どいつもこいつも、レベルが低すぎる。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/138764】
野田首相初の街頭演説「人殺し」「辞めろ」コールに思わず涙目
2012年9月20日 掲載
<自宅にもデモをかけられ…>
野田首相は、自分がどれだけ国民から嫌われているか、身に染みて分かったのではないか。
19日、民主党代表選の街頭演説が東京・新宿で行われた。詰めかけた聴衆の手には「辞めろ」「ウソつき」などと書かれたプラカード。野田が登場すると、「帰れ!」「人殺し!」とヤジや罵声が飛び、最後は「辞めろ」コールの大合唱で演説がまったく聞こえないほどだった。
「反原発の官邸デモの件もあって、総理は街頭演説を嫌がっていた。
今回は反原発の左翼だけじゃなく、尖閣問題で右翼も
警戒しなければならない。それで、大阪と福岡で行われた
演説会も屋内開催になったのです。しかし、自民党総裁選が
各地で街頭をやっているのに、民主党が1回もやらないのでは
批判されると中央選管から泣きつかれ、急きょ投票2日前の
街頭演説会となった。新宿駅は聴衆と選挙カーの間に大きな道が
あって安全ということで、総理も納得してくれました。警視庁とも相談し、
警備しやすい安全な場所を選んだのですが……」(官邸関係者)
“演説力”が自慢の野田にしては意外な気もするが、街頭演説は首相就任後これが初めて。昨年12月に新橋駅前で予定されていた街頭は、直前に北朝鮮の金正日総書記死去の一報が入って取りやめになった。
今回は万全の警備態勢を取り、民主党関係者も動員したのだが、野田が演説を終えても拍手は皆無。怒号とヤジがやむことはなく、さすがに野田も涙目になっていた。これがトラウマになり、二度と人前に出てこられないんじゃないか。最初で最後の街頭演説かもしれない。
「右からも左からも、これだけ攻撃される首相は珍しい。
最近は、千葉県の野田首相の事務所や自宅でも『落選デモ』が
数回にわたって繰り広げられています。首相の自宅前をデモ隊が
通るなんて、自民党政権では考えられなかったこと。かつて
渋谷区松濤にそびえる麻生元首相の豪邸を見にいこうとした
市民団体は、渋谷駅前のハチ公広場からスクランブル交差点を
渡ったところで止められ、3人が逮捕された。警察も、野田政権は
長く続かないと考えているのでしょうか。もはや政権の体をなして
いません」(ジャーナリストの田中龍作氏)
こんなに嫌われている男が再選確実なんて、悪い冗談としか思えない。民主党が国民から見放されるのも当然だ。
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最悪の元首相について、gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/138051)。
元祖自民党どころか、竹中平蔵氏とともに、日本経済・政治を破壊した男・小泉純一郎元首相、引退したはずなのに、目立ちたがりの虫がまた出たらしい。息子政治家ともども、ホントにどうしようもない。
『●倫理観の欠片もないセンセ』
『●Mr.風見鶏: 反原発をお前が言うか!?』
『●TPPまっしぐらと詐欺的東日本大震災復興策』
『●TPPは小泉・竹中路線への逆戻り』
『●やはり消費税増税は致命的』
『●TPP推進というセロン』
『●『消費税のカラクリ』読了』
『●『ニセ札はなぜ通用しないのか?』読了』
『●『自民党の終焉』読了(3/4)』
『●私企業化: 民営化という幻想』
『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(2/4)』
『●『新版 悪夢のサイクル/ネオリベラリズム循環』読了(4/4)』
黒幕気取りらしい。呆れるな。石原〝ト〟知事の息子も同様。
こんなどうしようもない元祖自民党に復権させては絶対にダメ。橋下元〝ト〟知事のトンデモの会の躍進など論外であり、第2自民党(民主党)や第3自民党(公明党)の議員、次回の選挙で徹底的に落選させねば。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/138051】
ああ情けない “消費税政局”の仕掛け人がこの男とは
2012年8月8日 掲載
「野党が解散権を握る政局なんてない。こんなチャンスに何をやっているんだ」――。自民党の石原伸晃幹事長にこう喝を食らわしたのは、政界と縁を切ったはずの小泉純一郎元首相(70)だ。7月28日、都内のホテルで偶然、伸晃に出くわすと、10分間にわたって叱責したという。
小泉がハッパをかけた相手は伸晃だけではない。7月末には突然、大島副総裁に電話を入れ、「今が勝負時だ。3党合意なんて破棄しろ」と迫ったというし、7月中旬には都内某所に谷垣総裁を呼びつけ極秘会談。「消費税を人質にして、野田首相に解散の確約を迫る。増税法案を通してからでは相手に逃げられるだけ。不信任案を出してでも、解散に追い込め」と説教を垂れたというから、「政界の黒幕」そのものだ。
こうなると、小泉ジュニアが谷垣に「3党合意の破棄」を直訴したナゾも納得である。
「実際、進次郎議員が3党合意破棄の口火を切った途端に、
自民党内の倒閣ムードは高まり、一気に政局が動き出した。
小泉元首相は自他ともに認める『政局第一の人』。
民主と自民が組んだままでは結局、野田内閣を解散に追い込めない。
次の選挙でも反増税を掲げる第三極の台頭を許し、
自民埋没の危機感もあったのでしょう。
べたなぎ国会と頼りない執行部に業を煮やし、
自ら政局を仕掛けたわけです」(自民党関係者)
それにしても、デタラメな男だ。08年9月に突然「政治家は引き際を大事にしたい」とか言って、政界引退を表明。同い年の金正日も真っ青の「世襲4代」で息子に地盤を譲った後は「目覚まし時計のない生活を満喫している」と、オペラや歌舞伎、ゴルフ三昧。余生を遊び過ごしていたはずが、黒幕で復活とはア然だ。
首相経験者が政局の陰で暗躍なんて、小泉が青筋立てて「ぶっ壊す」と否定し続けた古い自民党そのものではないか。
「小泉改革と称して、不況下の緊縮財政を強行。
デフレ不況を泥沼化させ、今日の財政危機を招いた元凶こそ、
小泉元首相なのです。その弊害が格差拡大という形で出現すると、
サッサと政界を離れて自らの責任を放棄したのです。
今も政局に関わり合いたいのなら、ウラで糸を引くようなことをせず
堂々と政界に復帰すればいい。そして、構造改革の負の遺産という
一度は逃れた政治責任の追及を受けるべきです」
(筑波大名誉教授・小林弥六氏=経済学)
こんな男が、いつまでものさばる永田町。オリンピックの陸上日本選手団と同じで、進歩ゼロだ。
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