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●《…歴史が凝縮されたような公園内には「眉屋私記」の文学碑が建つ。地域住民は…か弱き人々に光を当て続けた功績を大切に語り継いでいる》

2023年08月29日 00時00分59秒 | Weblog

[↑ ※上野英信さん【眉屋私記文学碑を除幕する屋部中学校生徒会の生徒=19日、名護市の屋部親水公園】(琉球新報、2021年5月21日)]


(20230808[])
苦難の近代沖縄民衆の歩みを描いている》、上野英信さんの『眉屋私記』。《日本が近代化を進める中、社会福祉は後回しにされた。苦難の道を歩まざるを得なかった沖縄の民衆の姿が丹念に描かれている》、《眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が残る》。
 キシダメ政権は軍事費倍増し、軍事国家に。新軍事基地のために、辺野古や大浦湾に大量の土砂をぶちまけ、出来もしないのに血税という大金をドブガネ。普天間は返還されることも無く、辺野古は破壊「損」。一体何のための「血税」なのか。《標的の島》々となり、踏んだり蹴ったりではないか…。

   『●県内初の記録文学碑『眉屋私記』、上野朱さん「屋部の人の誇りや民衆史を
         後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」
    《屋部支所に隣接する屋部親水公園で19日、「眉屋私記」の
     文学碑除幕式が開かれた。記録作家・上野英信さんが名護市屋部の
     山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した代表作。
     県内初の記録文学の碑だ…▼「屋部の人の誇りや民衆史を後世に
     残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」。
     碑の前で上野さんの長男の(あかし)さんが語った》

   『●<金口木舌>《眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が
     残る。聖人を待たずとも安心して暮らせるよう福祉の充実が必要だ》
    「琉球新報のコラム【<金口木舌>「眉屋私記」とサンタクロース】」

    《名護市屋部が舞台の上野英信の「眉屋私記」。1908年に
     炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄
     妹のツルは、貧しさから辻に身売りされた ▼日本が近代化を
     進める中、社会福祉は後回しにされた。苦難の道を歩まざるを
     得なかった沖縄の民衆の姿が丹念に描かれている…
     眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が残る

 琉球新報のコラム【<金口木舌>上野英信さんの功績語り継ぐ】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1761918.html)によると、《▼屋部地域の歴史が凝縮されたような公園内には「眉屋私記」の文学碑が建つ。地域住民は87年に亡くなるまで、か弱き人々に光を当て続けた功績を大切に語り継いでいる》。

   『●「「慰安婦」問題と言論弾圧」
     『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について
    「三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/
     『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著
     現代書館】…《「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立
     …「英信は過去を忘れた訳ではない。…葬り去ったわけでもない。
     …過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。
     …その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と》。上野英信さんは
     「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?」

   『●『キジバトの記』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(2/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(3/3)
   『●上野英信さんは「「侵略する側」に
       いた過去に戦後、どう向き合った」のか?

   『●《エネルギーのルツボ》《火床》の《暗い地の底》にて…
     【セレクション (3)「地の底の声筑豊・炭鉱に生きた女たち」】
    「上野英信さんと筑豊文庫。《筑豊よ 日本を根底から変革する
     エネルギーの ルツボであれ 火床であれ 上野英信》…
     「暗い地の底」で。…そして、やはり、山本作兵衛さん。」

   『●《内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の
     産業革命遺産を推薦する」と…。最後は官邸主導の政治決断となり…》
   『●軍艦島を始めとする「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に
     …ユネスコでの日本側のアノ「約束」から履行してみては如何だろうか?
   『●〝宿題〟も提出せずに、佐渡島金山を持ち出す…《「約束破りな上、
     二枚舌を使う」という国際社会からの信頼を失墜させる自殺行為》…
    「上野英信さん『追われゆく坑夫たち』には、《Yさん…「…」と
     鉄棒をさすりながら勤労係が言いました。こうして私は海のなかの
     恐ろしい監獄島――三菱端島炭鉱で働くことになりました》」

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1761918.html

<金口木舌>上野英信さんの功績語り継ぐ
2023年8月8日 05:00
金口木舌 上野英信 渡波屋 眉屋私記 出ニッポン記

 名護市屋部の海岸沿いの公園に小さな岩座がたたずむ。「渡波屋(とわや)」と呼ばれ、地域の拝所であり、移民や出稼ぎで、屋部の地を離れる人々を見送る別れの場所でもあった


▼遠く海外を夢見て、旅立つ若者らを乗せた汽船が名護湾の沖を通ると、岩座の頂点で親族らが松の枯れ葉をたいた。別れの白い煙が立ち上り、航海の無事を祈ったという

屋部地域山入端一族の歴史をたどった「眉屋私記」の書き出しもここから。丹念な取材で近代沖縄の歩みを記した著者は記録文学作家の故・上野英信さん。7日で生誕100年を迎えた

炭坑労働の闇を数々の作品で描いた。「出ニッポン記」は沖縄民謡になぞらえ、南米に移住した炭坑離職者を「石炭ぬ喰ぇーぬくさー」と表現。沖縄移民と炭坑労働を日本移民史を血に染める、もっとも象徴的な二つの大集団と、その苦難を記した

屋部地域の歴史が凝縮されたような公園内には「眉屋私記」の文学碑が建つ。地域住民は87年に亡くなるまで、か弱き人々に光を当て続けた功績を大切に語り継いでいる。
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●《自民党を選挙で勝たせ続け、健全な野党を育ててこなかった報いだ》...〝論憲〟民主党が立憲主義に立ち戻らなければ先行きは闇だ…

2022年12月27日 00時00分30秒 | Weblog

[『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著、ちくまプリマ―新書257)↑]


(2022年12月12日[月])
お維と組む〝論憲〟民主党が立憲主義に立ち戻らなければ先行きは闇だ…。《自浄能力を発揮できない自民に対抗し、野党が「プランB」を示すことだ》(金子勝さん)…というのに、〝論憲〟民主党ときたら…。《ビジョンがない》《政権を担い、経済社会をまっとうに戻す意思表示》もない…。与党とは違うビジョンがない。
 日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/岸田首相に公選法違反の疑い 野党は具体案を示せ、議会政治を立て直す「プランB」が必要だ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315137)によると、《もっとも、シャッポが代わっても自民党政権は浮揚しないだろう。アベノミクスのツケがあまりにも重くのしかかっているからだ。日銀の金融政策のマヒ、破綻寸前の戦時財政化した予算、産業競争力の低下に伴う過去最大の貿易赤字……。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着問題は言うまでもない》、《野党が政府・自民党の腐敗を追及するだけでは、議会政治は不信増大と崩壊へまっしぐらだ。自民党を選挙で勝たせ続け、健全な野党を育ててこなかった報いだ。アベノミクスや原発を批判する論客を排除してきたメディアもまた共犯関係にある。議会政治を立て直すにはふたつしか道はない》。

   『●タカ派政権とお維が《協力し、憲法改正と戦争準備、また原発再稼働や
     新増設などが進む》…そういう想像力も無く、お維と組む〝論憲〟民主党
   『●《消費税…税率10%を許容し、なんなら自民党や財界が画策している
     増税に加担するとでもいうのであろうか。立憲民主党としては終わりの…》

 当然マスコミにも責任あり。堕落した〝論憲〟民主党だけの責任ではない。
 ズブズブ壺壺ヅボヅボな自民党、そんな党の下駄の雪・「子育ての党」を詐称する宗教政党(最近は、「平和」「福祉」の看板を下げ、敵基地攻撃能を推進し、軍事費倍増にもろ手を挙げているようだ)…(狙撃兵)《山際以上にズブズブだった「安倍晋三と統一教会の関係」であったり、「清和会と統一教会の関係」という本来追及されるべき本丸が後景に下がっている》。(政界地獄耳)《逃げ切った》…でいいのか? 

   『●予備費…《財政民主主義は、国会での議論や議決のない税金の使い方を
     防ごうと憲法からタガをはめているものだ。国葬への支出はこれに反する》

 侵略戦争の反省を受けて、平和主義を世界に約束し、財政民主主義を約束したのではないのか? 国会のチェック無しに予備費をデタラメに使用。復興予算の余りを回すなんて、正気なのか? 軍事費倍増が既定路線となり、その財源をどうするかとミスリード。自公お維コミを支持している方たちは何にも感じないの? 自民党には反社な統一協会と距離を置く議員なんてほとんどいないんですよ。名称変更問題も忘れ去られようとしている。そんな党を支持して、恥ずかしくないのかね? また、選挙に行かないことで、自公を間接的に支持している方々、本当にそれでいいの?

   『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増=
       《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●斎藤貴男さん《政府と自民党は何がなんでも消費税率を引き上げたい…
     増税を甘受しなければ財政を破綻させるゾと国民を恐喝する目的で…》
   『●《消費税などの値上げを防衛費に転嫁する》気満々…軍事費倍増の
     ために《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●城山三郎さん《平和の有難さは失ってみないとわからない》、
     菅原文太さん《政治の役割は二つあります…絶対に戦争をしないこと!》
   『●そんなに殺し合いをしたいものかね? 《一体何のために防衛費の
     増額が必要なのか。…冷静にその意味を問い直さなければならない…》
   『●なんの外交努力もしない、軍事費倍増についてなんの説明もしないし、
     できないキシダメ政権…自公お維を直接的・間接的に支持した重いツケ
   『●《大収奪が必至》な軍事費倍増…《大メディアが脅威を煽り「戦争増税
            必至」の流れ》《北朝鮮にも似た「先軍政治」と言うべきか。》
   『●《攻撃的兵器…他国領域も攻撃できると声高に宣言するような国を「平和
     国家」とはとても呼べない。戦後日本の平和を築いてきた先人への背信》
   『●増税して、軍事費倍増? 「平和主義」「財政民主主義」はどこに?
     自民党の〝下駄の雪〟が《雪崩を打つように崩壊》する「子育ての党」
   『●《専守防衛…「国土防衛に徹し、相手の本土に被害を与えるような脅威に

      ならないと伝え、相手に日本を攻撃する口実を与えない防衛戦略だ」》
   『●<金口木舌>《眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が
       残る。聖人を待たずとも安心して暮らせるよう福祉の充実が必要だ》
   『●《国内世論を誘導する工作の研究》ってすっげぇなァ、アケスケ…
     《防衛省に有利な世論 特定国への敵対心 反戦・厭戦機運の払拭》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/315137

金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。


金子勝の「天下の逆襲」
岸田首相に公選法違反の疑い 野党は具体案を示せ、議会政治を立て直す「プランB」が必要だ
公開日:2022/11/30 06:00 更新日:2022/11/30 06:00
今だけ無料

      (選挙費用領収書の不備を認め、記者団の質問に応じる
       岸田首相(C)共同通信社)

 不祥事閣僚を中途半端にかばった末、辞任ドミノに陥っている岸田首相に公選法違反の疑いが浮上している。昨年の衆院選の選挙運動費用収支報告書に宛名などが空白の領収書が大量添付されていたのだ。再発防止を誓うだけで、臨時国会を乗り切れるだろうか。内閣支持率の下落に拍車がかかるのではないか。

 もっとも、シャッポが代わっても自民党政権は浮揚しないだろう。アベノミクスのツケがあまりにも重くのしかかっているからだ日銀の金融政策のマヒ、破綻寸前の戦時財政化した予算、産業競争力の低下に伴う過去最大の貿易赤字……統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着問題は言うまでもない。

 野党が政府・自民党の腐敗を追及するだけでは、議会政治は不信増大と崩壊へまっしぐらだ。自民党を選挙で勝たせ続け、健全な野党を育ててこなかった報いだ。アベノミクスや原発を批判する論客を排除してきたメディアもまた共犯関係にある。

 議会政治を立て直すにはふたつしか道はない。

 ひとつは自民が出直し的再出発をすること。統一教会問題で言えば、安倍元首相や細田衆院議長の関わりの解明は必須だ政策協定についても、徹底的な調査が欠かせない。そして、アベノミクスからの転換。審議中の2022年度第2次補正予算案は一言で言えば、議会のチェックを飛ばした石油元売りや電気・ガス業界へのバラマキ。本来であれば、欧米のように超過利潤課税を支払わせるべきなのに、資源価格変動リスクを国家が100%保障する。どう見ても、国際常識に反する政策だ。政府の裁量で使える予備費を4兆7400億円も積み増し、22年度予備費の総額は11兆7600億円に上る。デタラメな予算を洗い直し、関係先への天下りを禁止し、縁故主義を改めるほかない

 ふたつめは、自浄能力を発揮できない自民に対抗し、野党が「プランB」を示すことだ。野党には「新しい資本主義」のようなビジョンがない。足元の円安物価高対策にとどまらず、産業育成も含めた経済対策を提示する。政権を担い、経済社会をまっとうに戻す意思表示が必要だ。民主党政権の失敗と同じ轍を踏むのを恐れている向きがあるが、この厳しい状況を突破する具体的な決意と政策を示さない限り、議会政治破壊の片棒を担ぎかねない。政策ビジョンが示されなければ、支持のしようもない。野党が本格的な提案を出すことを熱望している。
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●《国内世論を誘導する工作の研究》ってすっげぇなァ、アケスケ…《防衛省に有利な世論 特定国への敵対心 反戦・厭戦機運の払拭》

2022年12月26日 00時00分22秒 | Weblog

[※ 「Dappi事件で浮上した自民党のネット工作」(週刊金曜日 1353号、2021年11月12日) ↑]


(2022年12月11日[日])
国内世論を誘導する工作の研究》…ってすっげぇなァ、アケスケ。《防衛省に有利な世論 特定国への敵対心 反戦・厭戦機運の払拭》!
 共同通信の記事【防衛省、世論工作の研究に着手 AI活用、SNSで誘導】(https://nordot.app/973917552334143488)によると、《防衛省が人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したことが9日、複数の政府関係者への取材で分かった。インターネットで影響力がある「インフルエンサー」が、無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け防衛政策への支持を広げたり有事で特定国への敵対心を醸成国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりするネット空間でのトレンドづくりを目標としている》。

 アノ天下の自民党でさえが、もう少しコッソリ《工作》してんのにねぇ。ここまでアケスケに、まぁ。

   『●コレは「美しい国・日本」? 《内閣情報調査室の一室…映画『新聞
     記者』》っていうのも怖いけど、天下の自民党本部事務総長が関連…?
    《これは、資金力のある勢力が企業にデマや歪曲動画を制作させ、
     個人を装って、世論形成・世論誘導を行っていたという政治の根幹に
     関わる大事件である。この企業がDappiアカウントだけを運用していた
     とは限らない。また、同様の工作活動を行っている企業が他に
     存在しないと考えるほうが不自然だ。…現在、疑われているのは
     自民党だ。国民を騙すために税金が使われていたとしたら、党の
     存続に関わってくる。岸田政権は総選挙前に真相を明らかにすべきだ》

   『●ニッポンは民主主義国家なの? ――― 天下の自民党が血税使って
      デマ・ヘイトまがいの野党攻撃、世論誘導…衆院選前に実態解明を!
   『●Dappi事件…《裁判で、原告側はDappiの投稿を「被告企業が業務と
      して行っていた」と主張。被告側は「従業員1人の私的投稿」と反論》
   『●Dappi事件《自民党との癒着ぶり》《新たな自民党との蜜月ぶり》…
     《赤旗…自民党都連は…ワンズ社に対して計5件、計404万円余の支出》

 【防衛省による世論誘導工作のイメージ】は、以下のようなものだそう。
 防衛省: 【AI活用】「●ビッグデータの収集」「●防衛問題で影響力がありそうな「インフルエンサー」を特定」 ➙ 「頻繁に閲覧するSNSやサイトに情報を流し、防衛省に有利な発信をするようインフルエンサーへ仕向ける」 ➙ SNSに意図したとトレンドを作り出す ➙ 防衛省に有利な世論 特定国への敵対心 反戦・厭戦機運の払拭
 まぁ、アメリカやイギリスだってそうなんでしょうが、《中国やロシアなどは「情報戦」に活発に取り組む》…そんな国々と並びたい訳ね。コレは「美しい国・日本」なのだろうかね?

   『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増=
       《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●斎藤貴男さん《政府と自民党は何がなんでも消費税率を引き上げたい…
     増税を甘受しなければ財政を破綻させるゾと国民を恐喝する目的で…》
   『●《消費税などの値上げを防衛費に転嫁する》気満々…軍事費倍増の
     ために《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●城山三郎さん《平和の有難さは失ってみないとわからない》、
     菅原文太さん《政治の役割は二つあります…絶対に戦争をしないこと!》
   『●そんなに殺し合いをしたいものかね? 《一体何のために防衛費の
     増額が必要なのか。…冷静にその意味を問い直さなければならない…》
   『●なんの外交努力もしない、軍事費倍増についてなんの説明もしないし、
     できないキシダメ政権…自公お維を直接的・間接的に支持した重いツケ
   『●《大収奪が必至》な軍事費倍増…《大メディアが脅威を煽り「戦争増税
            必至」の流れ》《北朝鮮にも似た「先軍政治」と言うべきか。》
   『●《攻撃的兵器…他国領域も攻撃できると声高に宣言するような国を「平和
     国家」とはとても呼べない。戦後日本の平和を築いてきた先人への背信》
   『●増税して、軍事費倍増? 「平和主義」「財政民主主義」はどこに?
     自民党の〝下駄の雪〟が《雪崩を打つように崩壊》する「子育ての党」
   『●《専守防衛…「国土防衛に徹し、相手の本土に被害を与えるような脅威に
      ならないと伝え、相手に日本を攻撃する口実を与えない防衛戦略だ」》
   『●<金口木舌>《眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が
       残る。聖人を待たずとも安心して暮らせるよう福祉の充実が必要だ》

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https://nordot.app/973917552334143488

防衛省、世論工作の研究に着手 AI活用、SNSで誘導
2022/12/09

     (防衛省による世論誘導工作のイメージ)

 防衛省が人工知能(AI)技術を使い、交流サイト(SNS)で国内世論を誘導する工作の研究に着手したことが9日、複数の政府関係者への取材で分かった。インターネットで影響力がある「インフルエンサー」が、無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け防衛政策への支持を広げたり有事で特定国への敵対心を醸成国民の反戦・厭戦の機運を払拭したりするネット空間でのトレンドづくりを目標としている。

 中国やロシアなどは「情報戦」に活発に取り組む。防衛省は、日本もこの分野の能力獲得が必要だと判断した。改定される安全保障関連3文書にも、情報戦への対処力向上を盛り込む。

© 一般社団法人共同通信社
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 ついでなので…、2021年10月23日のブログより。
 《ヘイトまがいの政権批判者叩きを展開する自民党ネットサポーターズクラブ》なんてのもあるしね、しかも、《元締め的役割》はアノ平井卓也氏だったものねぇ。アノ菅原一秀元経産相も絡んでたし。

   『●主犯A…『A Few Good Men』のように
     ネイサン・R・ジェセップ大佐を証人台に座らせろ!
   『●《人材の宝庫》…《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=
     極右”内閣…背筋が凍るような極右議員が勢揃い》(リテラ)
   『●「フィクション」「伊藤さんと関係ない」は通用せず。一方、アベ様を
     《サポート》するための《Truth》無き《Team》《Club》は一体何を?

 町山智浩さん「政党が企業に金銭を払い政敵を攻撃させる違法性は問われるべきだ政策よりも資金力で選挙に勝つことになるだけでなく、資金源は政党助成金、つまり国民の血税に依存しているからだ」。あの《ヤミ金》の注入も疑われるよね、質が悪いよなぁ、アノ党。

   『●《官房機密費…3つからなり、このうち「調査情報対策費」「活動
     関係費」は領収書が必要となる。問題は「政策推進費」》…〝ヤミ金〟
   『●しんぶん赤旗スクープ…《官房機密費(内閣官房報償費)は
     95億4200万円超…菅氏が自身に支出したのは86億8000万円超にものぼる》
   『●カースーオジサン内閣の12ヶ月…《官房機密費…およそ13億3000万円
          …領収書のいらない「政策推進費」はおよそ11億6000万円》

 そして衝撃の…、自民党本部事務総長元宿仁氏。小池晃さんのつぶやきから:

――――――――――――――――――――
https://twitter.com/koike_akira/status/1450619094080778241

小池 晃(日本共産党)@koike_akira

『しんぶん赤旗日曜版』次号に、「Dappi」衝撃の新事実が!
ウソ情報で野党攻撃のツイートをばらまいていた「Dappi」運営企業の社長は、なんと自民党本部事務総長の親戚だった‼︎
ぜひお読みください。

午前9:25 2021年10月20日
――――――――――――――――――――

 リテラのつぶやき《Dappi運営企業社長が「自民党の元宿仁・事務総長の親戚」を名乗っていたと赤旗がスクープ!→ネトウヨDappi運営との取引を報じられた自民党ダミー法人の実名! 岸田首相、甘利幹事長が代表、いまも自民党から年間4000万円》(https://twitter.com/litera_web/status/1450660578951790600)。
 この問題、底なしの泥沼です。衆院選前に、真相が明らかになるべきこと。テレビはなぜに、大騒ぎしないのか? 衆院選後に報じられても仕方ないのですが? 適菜収さん《現在、疑われているのは自民党だ国民を騙すために税金が使われていたとしたら党の存続に関わってくる。岸田政権は総選挙前に真相を明らかにすべきだ》。当然の話です。

 内田樹さんのつぶやき《DappiGate 事件の全容が明らかにならなくても、「自民党はダミーの企業を使ってフェイクニュースを流して世論操作をするような政党である」という印象のせいで選挙で大敗を喫したら「二度とこんな間尺に合わないことはすまい」と反省くらいはするはずです。大敗を喫しなければ反省もしないでしょう》(https://twitter.com/levinassien/status/1450645481093144591)。でもねぇ…。

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●<金口木舌>《眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が残る。聖人を待たずとも安心して暮らせるよう福祉の充実が必要だ》

2022年12月25日 00時00分33秒 | Weblog

[↑ ※上野英信さん【眉屋私記文学碑を除幕する屋部中学校生徒会の生徒=19日、名護市の屋部親水公園】(琉球新報、2021年5月21日)]


(20221211[])
苦難の近代沖縄民衆の歩みを描いている》『眉屋私記』。
 琉球新報のコラム【<金口木舌>「眉屋私記」とサンタクロース】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1627268.html)によると、《名護市屋部が舞台の上野英信の「眉屋私記」。1908年に炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄。妹のツルは、貧しさから辻に身売りされた》。

   『●県内初の記録文学碑『眉屋私記』、上野朱さん「屋部の人の誇りや民衆史を
         後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」
    《屋部支所に隣接する屋部親水公園で19日、「眉屋私記」の
     文学碑除幕式が開かれた。記録作家・上野英信さんが名護市屋部の
     山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した代表作。
     県内初の記録文学の碑だ…▼「屋部の人の誇りや民衆史を後世に
     残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」。
     碑の前で上野さんの長男の(あかし)さんが語った》

 増税してまで軍事費倍増、正気かね?
 同紙の同コラム【<金口木舌>復帰50年、沖縄戦の継承を】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1628075.html)によると、《▼あす8日は日本の真珠湾攻撃から81年。日本が無謀な戦争に突き進んだ果てに沖縄戦が起きた。米統治下を経て基地を残した復帰から半世紀。米中対立が強まり、偶発的な衝突によって沖縄の戦場化が懸念される。今ほど歴史の過ちを振り返り、語り継ぐことが大切な時はない》。

   『●「君はドアホノミクスを信奉するのか」、キシダメ君? 軍事費倍増=
       《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●斎藤貴男さん《政府と自民党は何がなんでも消費税率を引き上げたい…
     増税を甘受しなければ財政を破綻させるゾと国民を恐喝する目的で…》
   『●《消費税などの値上げを防衛費に転嫁する》気満々…軍事費倍増の
     ために《赤字国債の乱発、社会保障のさらなる削減、消費税の大増税…》
   『●城山三郎さん《平和の有難さは失ってみないとわからない》、
     菅原文太さん《政治の役割は二つあります…絶対に戦争をしないこと!》
   『●そんなに殺し合いをしたいものかね? 《一体何のために防衛費の
     増額が必要なのか。…冷静にその意味を問い直さなければならない…》
   『●なんの外交努力もしない、軍事費倍増についてなんの説明もしないし、
     できないキシダメ政権…自公お維を直接的・間接的に支持した重いツケ
   『●《大収奪が必至》な軍事費倍増…《大メディアが脅威を煽り「戦争増税
            必至」の流れ》《北朝鮮にも似た「先軍政治」と言うべきか。》
   『●《攻撃的兵器…他国領域も攻撃できると声高に宣言するような国を「平和
     国家」とはとても呼べない。戦後日本の平和を築いてきた先人への背信》
   『●増税して、軍事費倍増? 「平和主義」「財政民主主義」はどこに?
     自民党の〝下駄の雪〟が《雪崩を打つように崩壊》する「子育ての党」
   『●《専守防衛…「国土防衛に徹し、相手の本土に被害を与えるような脅威に
      ならないと伝え、相手に日本を攻撃する口実を与えない防衛戦略だ」》

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1627268.html

<金口木舌>「眉屋私記」とサンタクロース
2022年12月6日 06:00
金口木舌 眉屋私記 上野英信 聖ニコラウスの日

 名護市屋部が舞台の上野英信の「眉屋私記」。1908年に炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄。妹のツルは、貧しさから辻に身売りされた

▼日本が近代化を進める中、社会福祉は後回しにされた。苦難の道を歩まざるを得なかった沖縄の民衆の姿が丹念に描かれている。困窮による身売りはローマ帝国でもあった

▼3世紀ごろに現在のトルコ共和国になっている小アジアのミュラで司教をしていたニコラウス。近所で貧しい生活を送る三姉妹に気づいた。長女は妹たちのため身売りの決意を固める

▼心を痛めたニコラウスが窓から投げ入れた金貨は、暖炉の前に干してあった靴下の中に入った。長女は身売りをせずに済む。ニコラウスはサンタクロースのモデルとなった

▼12月6日は「聖ニコラウスの日」。眉屋私記の時代から1世紀過ぎた沖縄では今も貧困が残る聖人を待たずとも安心して暮らせるよう福祉の充実が必要だ。同時に、近所に困っている人がいないか聖人にならって目配りをするいい機会かもしれない。
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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1628075.html

<金口木舌>復帰50年、沖縄戦の継承を
2022年12月7日 05:00
金口木舌 復帰50年 真珠湾攻撃 沖縄戦

 「復帰」50年の今年、多くの人から複雑な思いが聞かれた

▼「祖国復帰運動」を率いた沖縄教職員会は、日の丸を振って気運を高めた。瀬名波栄喜さん(94)の母親は教員で、沖縄戦で夫や妹を亡くした。職場で日の丸の購入を勧められても「二度と見たくない」と拒み続けたという

▼片目を失明していた夫でさえ防衛召集された沖縄戦。県民は根こそぎ動員された。亡くなるまで夫のことを口にしなかった母親が一度だけ、酒を飲んで泣きわめく姿を瀬名波さんは目にした

▼数年前、当方に「戦争体験を話したい」と連絡をくれた女性は「アカ」と言われることを恐れ、口を閉ざしてきた言論弾圧のあった復帰前だけでなく、その後も解けない心の呪縛を感じさせられた

▼あす8日は日本の真珠湾攻撃から81年。日本が無謀な戦争に突き進んだ果てに沖縄戦が起きた。米統治下を経て基地を残した復帰から半世紀。米中対立が強まり、偶発的な衝突によって沖縄の戦場化が懸念される今ほど歴史の過ちを振り返り、語り継ぐことが大切な時はない
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●《内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の産業革命遺産を推薦する」と…。最後は官邸主導の政治決断となり…》

2021年10月11日 00時00分15秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち 報道特集(2017年7月8日)↑]

――――――《内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の産業革命遺産を推薦する」と言ってきた。最後は官邸主導の政治決断となり、「長崎教会群」ではなく「明治産業革命遺産」が選ばれたんです。初めから結論は決まってたんですよね》(前川喜平さん)

―――――― 上野英信さん『追われゆく坑夫たち』には、《Yさん…「…」と鉄棒をさすりながら勤労係が言いました。こうして私は海のなかの恐ろしい監獄島――三菱端島炭鉱で働くことになりました》



(2021年09月15日[水])
デモクラシータイムスの記事【軍艦島展示を改めよ!~約束守らぬ日本にユネスコ決議~ 植松青児さん【The Burning Issues vol.17】】(https://www.youtube.com/watch?v=KyZPIQpKPqM)。

 《デモクラシータイムス 長崎の軍艦島を始めとする「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に指定されたのが、2015年。しかしこの時の日本側のユネスコでの「約束」を巡って、今年7月、ユネスコが、守られていないと批判する決議を採択しました。いったい何があり、どこが問題なのか、その裏側について解説します。
 ゲスト:植松青児さん (「週刊金曜日」編集者)
 司会:高瀬毅》



【軍艦島展示を改めよ!~約束守らぬ日本にユネスコ決議~ 植松 青児さん
 【The Burning Issues vol.17】】
 (https://www.youtube.com/watch?v=KyZPIQpKPqM


 加藤康子氏らの〝活躍〟により、《長崎の軍艦島を始めとする「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に指定》された背景。

―――――――――――――――――――――――
●大見得・啖呵「議員辞職」を有言実行しない
   《病的な嘘つき》アベ様…全てのアベ様の「政」のデタラメさ

http://lite-ra.com/2017/09/post-3473.html

室井佑月の連載対談「アベを倒したい!」第7回ゲスト 前川喜平(後編)
前川喜平・前文科次官が安倍政権の愛国教育、親学を痛烈批判! 室井佑月に立候補を薦められた前川氏の答えは…
2017.09.24

………。

室井 政府の審議委員とか第三者委員とかは、思想チェックがあるとは思ってましたが、やっぱりね。政府や政策に批判的だと入れないんだ。怖い。思想や政策とは関係ない、文化系の専門家なんですよね。政治に関してモノが言えなくなるってことですから、本当に怖い。
前川 もうひとつは、2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」です。世界遺産への推薦案件は通常、文科省の外局である文化庁の文化審議会で審議するのですが、2013年は審議会で「長崎の教会群とキリスト教関連遺産を推薦」という結論となったこれを押しのけて軍艦島などの「明治産業革命遺産」が出てきたんです。しかし、安倍首相の地元・山口県の松下村塾は八幡製鉄所(福岡県)や軍艦島との関連性はないし、軍艦島は保全措置さえ取られていない。ところが、これを加藤康子さんという女性が中心になって、官邸と一体になって強力に進めたんです。

室井 加藤さんって、亡くなった加藤六月議員の娘で安倍さんの幼馴なじみなんでしょ。それで安倍ちゃんが「俺が(世界遺産登録を)やらせてあげる」と約束しちゃったという。


安倍政権の道徳教育は、戦前の国体思想、教育勅語につながるもの

前川
 そのようですね。内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の産業革命遺産を推薦する」と言ってきた。最後は官邸主導の政治決断となり、「長崎教会群」ではなく「明治産業革命遺産」が選ばれたんです。初めから結論は決まってたんですよね。そのときに官邸で中心になって進めた人物が、和泉さん(洋人・首相補佐官)。そして一緒になって進めた内閣官房参与が木曽(功)さん、文科省で私の先輩なんですけどね。これは官邸が強力に推し進め、あらゆる政治力・外交力を駆使して勝ち取った行政が歪められた、かなり怪しい案件です。

室井 それに抵抗した西村さん(幸夫・日本イコモス委員長)が辞めさせられたんでしょ。それも和泉首相補佐官が「外せ」と圧力をかけて。
前川 詳しいですね(笑)。和泉さんの横やりで、西村さんは文化審議会の委員から外されたんです。「産業革命遺産」を推進したのは、当時の内閣官房の地域活性化統合事務局で、その局長が和泉さんです。世界遺産は、ユネスコの諮問機関であるイコモスが審査するんですが、その審査はかなり厳しいことで知られているんです。富士山を指定するときも、難儀したくらい。明治産業革命遺産は普通に考えるとまだ登録できる状態じゃなかった。それでもかなり強引に推し進めた。和泉さんにとっては、日本イコモスはただの邪魔者だったんでしょう。

室井 理由はお友だち優遇ともうひとつ。“明治”をクローズアップさせ、美化、正当化したい安倍さんの趣味もあったのかな。大日本帝国はよかった、みたいな
前川 そう思います。戦前日本の植民地主義的な膨張主義の根っこは松下村塾にあると言ってもいいし、日本の膨張主義政策を支えたのが産業遺産。それで韓国が大反対した。軍艦島は徴用工が強制労働させられた場所で、それを無視して世界遺産登録するなんて、批判があるのは当然でしょう。

室井 「産業遺産」にしても根っこでは全部つながっていると思います。安倍さんの思想と一致するもの。日本会議が「明治の日」をつくろうとしたり、明治をテーマにした映画なんかを支援すると言ったり、福井国体に「明治150年」と付けようとしたり。それと前川さんの専門だと思うんですけど、安倍政権は道徳教育愛国教育教育勅語の問題など、すごい力を入れてきてるじゃないですか。
前川 教育基本法改正道徳の教科化ですね。もうひとつ大きな問題があります。それが家庭教育の重視です。国民はまだはっきりと問題として認知していないと思いますが、家庭での教育こそが大事なんだという考え。

………。
―――――――――――――――――――――――

   『●取巻きに堕さず《官邸と距離を置》くような官僚を左遷するアベ様や
       スガ様…《人事でも異常なことが続いています》(前川喜平さん)
    《前川:和泉さんは、2015年7月に世界遺産に登録された
     「明治日本の産業革命遺産」でも、この案件だけ文化庁の審議会から
     外し、内閣官房で特別に“審査”しました。この世界遺産は、
     産業革命遺産なのになぜか松下村塾まで入っている。これを熱心に
     推進していたのが、安倍さんの幼なじみの加藤康子さん(加藤六月
     元農林水産相の長女)。加藤康子さんの妹婿は加藤勝信官房長官です》


 上野英信さん『追われゆく坑夫たち』にも触れられている。

   『●「「慰安婦」問題と言論弾圧」
     『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について
    「三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/
     『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著
     現代書館】…《「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立
     …「英信は過去を忘れた訳ではない。…葬り去ったわけでもない。
     …過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。
     …その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と》。上野英信さんは
     「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?」

   『●『キジバトの記』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(2/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(3/3)
   『●上野英信さんは「「侵略する側」に
       いた過去に戦後、どう向き合った」のか?

   『●《エネルギーのルツボ》《火床》の《暗い地の底》にて…
     【セレクション (3)「地の底の声筑豊・炭鉱に生きた女たち」】
    「上野英信さんと筑豊文庫。《筑豊よ 日本を根底から変革する
     エネルギーの ルツボであれ 火床であれ 上野英信》…
     「暗い地の底」で。…そして、やはり、山本作兵衛さん。」

   『●県内初の記録文学碑『眉屋私記』、上野朱さん「屋部の人の誇りや
     民衆史を後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」


 また、山本作兵衛さんについても触れられています。

   『●山本作兵衛翁の作品がユネスコ世界記憶遺産に!!
   『●記憶遺産その後 ~山本作兵衛翁のスケッチブック見つかる~
   『●「筑豊よ 日本を根底から
      変革するエネルギーの ルツボであれ 火床であれ 上野英信」

   『●筑豊の炭鉱記録画家山本作兵衛翁の記憶遺産、ユネスコが展示打診
   『●上野英信さんは「「侵略する側」に
       いた過去に戦後、どう向き合った」のか?

   『●山本作兵衛翁のヤマの「記憶の記録」と
        アベ様の「アメリカのために戦争できる国」へ

   『●『坑道の記憶~炭坑絵師・山本作兵衛~』:
        「歴史はあらゆる側面から語られる必要がある」

    「「一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、…
     …羞恥心の無さと自覚の無さという救いの無さ」なニッポン国。
     教科書に載っている歴史さえも矮小化させようといつも画策。ましてや、
     歴史をあらゆる側面から考える頭も無しなアベ様達。
     歴史から教訓を得ることもない」

   『●熊谷博子監督《当時の炭鉱の姿ではあるが、私には、そのまま
         現代に思えた…労働、貧困、差別…戦争…今と同じだ》
   『●《エネルギーのルツボ》《火床》の《暗い地の底》にて…
     【セレクション (3)「地の底の声筑豊・炭鉱に生きた女たち」】


 冒頭のデモクラシータイムスの映像記事から。
 《〈労働史〉抜きでは、石炭産業は語れない》《日本の石炭採掘は容易ではない》《労働者への負荷が大きい》➙《労働力の調達が困難》《囚人労働》《暴力的に労働者〈坑夫〉をつなぎとめる》…逃亡すれば、納屋頭が《労働者をリンチする場合も》あった。
 《センター展示には、このような説明はない》。

 《三池での暴力的労務支配も知らんぷり》《港湾に荷役に従事した、与論島からの移住者への差別》、さらに《朝鮮人労働者の強制連行》《中国人の強制連行》。
 《高島での暴力的労務支配も知らんぷり》《田川市の「山本作兵衛コレクション」》…図録番号576 タイトル: リンチ4 (ミセシメ)》。

―――――――――――――――――――――――
https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/y_sakubei/default.html

福岡県 田川市
ユネスコ世界の記憶 (世界記憶遺産)
山本作兵衛コレクション

……

図録番号571~580

2017年4月13日更新 図録番号576 タイトル:リンチ4(ミセシメ)
https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/y_sakubei/kiji0034594/index.html

(解説文要約)
この作品は、肥前の高島の炭坑で行われたという「リンチ」を描いたものです。
高島から、泳いで逃げ出そうとして捕まった炭鉱労働者に納屋頭領が制裁を加えています。
その前で食事をする同僚たちも描かれています。
この様に、リンチはミセシメの要素も強かったようです。

This shown method of torture was said to be used at the pit in Takashima Island in Hizen, or Nagasaki Prefecture.
The Nayadoryo, orminer group boss is applying sanctions against a miner who were captured on the run after trying to escape from the island by swimming across the sea.
The victim’s coworkers are eating breakfast beside him.
In this way, torture was mainly used as exemplary punishment to miners.
―――――――――――――――――――――――

 前述の上野英信さん『追われゆく坑夫たち』には、《Yさん…「…」と鉄棒をさすりながら勤労係が言いました。こうして私は海のなかの恐ろしい監獄島――三菱端島炭鉱で働くことになりました》と、あるそうだ。
 このようなことは一切紹介されていない…。

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●県内初の記録文学碑『眉屋私記』、上野朱さん「屋部の人の誇りや民衆史を後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」

2021年06月07日 00時00分10秒 | Weblog

[↑ ※上野英信さん【眉屋私記文学碑を除幕する屋部中学校生徒会の生徒=19日、名護市の屋部親水公園】(琉球新報、2021年5月21日)]


(20210530[])
琉球新報のコラム【<金口木舌>眉屋私記の文学碑】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1326594.html)。

 《屋部支所に隣接する屋部親水公園で19日、「眉屋私記」の文学碑除幕式が開かれた。記録作家・上野英信さんが名護市屋部の山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した代表作。県内初の記録文学の碑だ…▼「屋部の人の誇りや民衆史を後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」。碑の前で上野さんの長男の(あかし)さんが語った》。

   『●上野英信さんは「「侵略する側」に
       いた過去に戦後、どう向き合った」のか?

   『●『坑道の記憶~炭坑絵師・山本作兵衛~』:
       「歴史はあらゆる側面から語られる必要がある」
    「「一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、羞恥心の無さ
     と自覚の無さという救いの無さ」なニッポン国。教科書に載っている
     歴史さえも矮小化させようといつも画策。ましてや、歴史をあらゆる
     側面から考える頭も無しなアベ様達。歴史から教訓を得ることもない」

 《1970年に屋部村や名護町などが合併し誕生した名護市。本島北部の最大のまちとして発展したが、ひっそりと取り壊される建物も》…《苦難の近代沖縄民衆の歩みを描いている》『眉屋私記』。《上野さんの筆跡「眉の清(ちゅ)らさぞ神の島」の文字が刻まれ》た、沖縄県初の記録文学碑。「自公政権やお維に壊され行く沖縄: 沖縄「屈辱の日」を「主権回復の日」と言う元首相、沖縄の戦後史を知らないという元最低の官房長官…」。

   『●「「慰安婦」問題と言論弾圧」
     『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について
    「三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/
     『上野英信・萬人一人坑 筑豊のかたほとりから』河内美穂=著
     現代書館】…《「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立
     …「英信は過去を忘れた訳ではない。…葬り去ったわけでもない。
     …過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。
     …その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と》。上野英信さんは
     「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?」

   『●『キジバトの記』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(1/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(2/3)
   『●『追われゆく坑夫たち』読了(3/3)
   『●《エネルギーのルツボ》《火床》の《暗い地の底》にて…
     【セレクション (3)「地の底の声筑豊・炭鉱に生きた女たち」】
    「上野英信さんと筑豊文庫。《筑豊よ 日本を根底から変革する
     エネルギーの ルツボであれ 火床であれ 上野英信》…
     「暗い地の底」で。…そして、やはり、山本作兵衛さん。」

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1326594.html

<金口木舌>眉屋私記の文学碑
2021年5月24日 05:00
眉屋私記 名護市 移民 歴史 屋部村 金口木舌

 名護市制50周年記念式典が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年8月に続き再延期された。1970年に屋部村や名護町などが合併し誕生した名護市。本島北部の最大のまちとして発展したが、ひっそりと取り壊される建物も

▼69年に落成した「屋部村庁舎」もその一つ。合併後は名護市役所屋部支所として行政サービスを担った。期待と誇りを集めた歴史的建造物が消えることに寂しさを感じる

▼新設されたものも。屋部支所に隣接する屋部親水公園で19日、「眉屋私記」の文学碑除幕式が開かれた。記録作家・上野英信さんが名護市屋部の山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した代表作。県内初の記録文学の碑

▼この作品は1908年に炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄さんと、辻に売られた末妹ツルさんらの人生を丹念に追った。苦難の近代沖縄民衆の歩みを描いている

▼「屋部の人の誇りや民衆史を後世に残すためのもの。英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」。碑の前で上野さんの長男の(あかし)さんが語った

▼上野さんの取材に協力したジャーナリストの三木健さん(元琉球新報記者)は「たくましく生きた人々の人生が困難に直面する私たちに対するエールになると思う」と語る。作品の冒頭に記された「双頭の岩座」である渡波屋(とわや)に立ち沖縄の歴史に思いをはせるのもいい。
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 関連する琉球新報の記事。

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https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1325090.html

民衆苦難の歩み、刻む 名護・屋部 「眉屋私記」碑を除幕
2021年5月21日 06:00
眉屋私記 上野英信 名護市



眉屋私記文学碑を除幕する屋部中学校生徒会の生徒=19日、名護市の屋部親水公園
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/202105/RS20210519G00974010100.jpg

 【名護】記録作家・上野英信さん(1923―87年)が名護市屋部の山入端一族(屋号・眉屋)の歴史を記した代表作「眉屋私記(まゆやしき)」の文学碑除幕式が19日、名護市の屋部親水公園で開かれた。「眉屋私記」は1908年に炭鉱移民でメキシコに渡り、その後キューバに移った山入端萬栄さんや、辻遊郭に売られた末妹ツルさんらの人生を通し、近代沖縄民衆の歩みを描いた

 上野さんの筆跡「眉の清(ちゅ)らさぞ神の島」の文字が刻まれ、後ろには名護浦(名護湾)の美しい景色が広がっている。式典には期成会のメンバーや関係者含む約50人が出席した。上野さんの長男の(あかし)さんは「屋部の人の誇りや民衆史を後世に残すためのもの英信も心から感謝し、喜んでいるだろう」と話した。屋部中学校生徒会が除幕し、「眉屋私記」の冒頭部分などを群読した。

 文学碑建立の話は2019年11月に開かれた上野さんの三十三年忌の集いで提案された。昨年7月に地元住民や上野さんと親交のあった文化人らが眉屋私記文学碑建立期成会を発足。

 募金を募り企業など37社、個人259人、上野さんに関する著書を執筆したジャーナリスト・三木健さんの書籍販売が103件(180冊)で計410万9千円集まった。石碑設置は4月8日に完了した。期成会代表の三木さんは「多くの人から志をいただき、素晴らしい碑が建った」と述べた。
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 以下は2020年10月のアサヒコムの記事。

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https://www.asahi.com/articles/ASNB675TYN9CTIPE01T.html

上野英信「眉屋私記」読み継いで 元記者が入門書出版
宮田富士男
2020年10月7日 9時30分

 筑豊の炭鉱労働者を見つめ続けた記録作家の上野英信(1923~87)が、沖縄の近代の庶民像を描いた「眉屋(まゆや)私記」(1984年出版)。500ページを超す大作を後世に読み継いでもらおうと、沖縄の地元紙、琉球新報の編集局長だった三木健さん(80)が「入門書」を出版した。

 上野は筑豊で炭鉱員として働きながら文学運動を始め、閉山後も炭鉱労働者の生活を描く記録文学を発表した。「追われゆく坑夫たち」などの著作がある。

 眉屋私記は、20世紀初頭に現在の沖縄県名護市にいた山入端(やまのは)一族(屋号は眉屋)の6人きょうだいのうち、長男と三女の生涯を中心に記録した作品。長男は移民としてメキシコに渡り、三女は遊郭で仕込まれた三味線などの芸をいかして各地を転々とした。

 沖縄の貧しい一家では当時、当たり前とされた移民や遊郭への身売りなどを記録。「沖縄の近代史に庶民を初めて登場させた」などとして、沖縄のもう一つの地元紙、沖縄タイムスが主催する出版文化賞を84年度に受賞した。

 三木さんは記者時代、沖縄県竹富町の炭鉱の取材を通じて上野と知り合った。眉屋私記に登場する長男の手記を元に編集された「わが移民記」を贈り、上野の取材のきっかけを作った。

 上野による眉屋私記の取材は5年余りに及び、上野は沖縄に延べ7カ月ほど滞在。その間、三木さんらが取材の案内役を務めたり取材拠点を提供したりした。

 上野の三十三回忌にあたる昨年11月、名護市で上野に関する企画展が開かれ、眉屋私記の文学碑建立の計画が関係者から提案された。その機運を盛り上げるとともに、読み継いでもらえるように眉屋私記への理解を深める入門書を企画した。

 今年8月に「眉の清(ちゅ)らさぞ神の島――上野英信の沖縄」(一葉社)を出版。上野や眉屋私記について三木さんがすでに発表した文章9編を盛り込んだ。眉屋私記の記録文学的な意義や、上野と沖縄の結び付きなどを書いた。

 「上野文学」について、三木さんは「いつも取材される側の立場を忘れぬ人であった。というより、作品そのものが取材される側のために書かれた」と評している。

 「眉の清らさぞ神の島」は四六判208ページ。1800円(税抜き)。(宮田富士男)
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