狭い範囲の環境整備とは

2010-04-22 17:37:51 | 日記
朝から冷たい雨が降り続いています。

今日は教室も久しぶりに暖房を入れて生徒を迎えます。

生徒達の好みは多彩で、ある生徒には適温であっても、他の生徒には暑過ぎたり寒過ぎたりして、度の辺り温度設定してよいかは細かい話ですが、結構頭を使います。

勉強する環境という意味では、「頭寒足熱」が良いのだと何かの本に書いてありましたが、それにしても好みには個人差があって大変です。

但し、平均的なところを取って言えば、殆どの生徒は「少し寒いくらい」を最も勉強に集中しやすい温度と感じているようで、そのよう設定できているとき、とてもよく捗ります。

また、こういう環境ということでは、他にも様々勉強に影響を与える要素があります。

例えば、ある生徒は教室の隅の席を好んで使い、そこですと他の生徒の目から隠れるような配置になっていますので、そこでの快適さがよい後押しになっているようです。

あまり好ましいことではないことに、生徒間の距離があります。

学校その他で仲があまりよくない同士を近接させると、それだけで集中に陰りを及ぼします。

照明の強さの問題もあります。

適度な光量というのははっきり数字で表されている者ですが、それでもある生徒にとっては眩しすぎたり、或いは少し暗く感じることもあるようで、そういう時は各自が微妙な調整を行っています。


こうした狭い範囲の環境を整備することも、限られた時間内で最大の効果を挙げなければならない場合にはとても重要なことだと思います。

学習塾内だけではなく、おそらくは自宅の個室内などにおいても。



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