今日、私が藤沢校に到着したときに行われていた高校生の授業は、この春明治大学に現役合格した某県立高校(今月)卒業生の物理でした。
進学が決まった先が、本人の第一志望であった工学部であるのはよいのですが、本人が通っていた高校での物理の授業では、大学に入って即壁に当たってしまう恐れがあり(←本人談)、ぎりぎりまでこれを詰めておきたいという強い希望によって、例の東大OB講師が完全マンツーマンで行っていたものでした。
彼は中学に入ると同時に、当時通っていた彼の姉の後を追うように入会して、その後6年間通い続けてくれました。
思い出すと、中学に入ったばかりの、決して勉強が得意というわけではなかった彼が、その後紆余曲折はありましたが、見事に旧鎌倉藤沢学区の難関校に合格し、そしてそこでも全力を尽くしてこのたびの明治大学工学部に志望通りの合格を果たしてくれたわけで、気持ちとしては何度でも褒めてあげたい。
卒業退会もいろいろな形がありますが、このように、脂肪を実現して笑顔で別れるというのが一番です。
彼の顔をもう見られなくなるのはいささか寂しいのではありますが。