goo blog サービス終了のお知らせ 

その笹舟 せせらぎから大海へ~ローソン川物語~

2006-12-18 23:59:59 | Weblog
家からわずか500m北にある、ローソン川
小さい頃から遊んだりして、一番馴染みのある川だろう
正式名所「勝尾寺川」  その川に笹舟を流してみたら、どこをどうやって流れて
海へ行くんだろう・・
ってことで、地図で眺め、google earthで衛星写真、wikipedia等で集めた情報を
元に、ローソン川から大阪湾までの道のりを辿ってみました


まずは勝尾寺川 名前は、小・中・高と何度と徒歩遠足で行った、箕面の山にある
勝尾寺(西国三十三箇所、二十三札所)を源とするように
茨木と箕面の境界付近の山中を水源として、東へ
茨木の福井(茨木IC北1.5km)で佐保川(茨木市の奥泉原・上音羽源流)となり、南東へ流れを変える



西河原でR171を越えて、JRの下をくぐる前に、安威川と合流
【安威川・・京都府亀岡市竜ヶ尾山(JR亀岡駅から南西約5km)を源流とする川 茨木市北部では竜仙峡という渓谷を成す】

JRの摂津富田-茨木間阪急の総持寺-茨木市を通り、南へと流れを変え、新幹線に近づくと南西へ



南西へと流れを変えた安威川は、茨木市摂津市の境界を成し、さらに南西へ
そして、その名の通り、阪急京都線「
相川駅」付近で淀川から分岐した神崎川と合流し、神崎川と名前を変える

【神崎川・・淀川の分流 摂津市と大阪市東淀川区の境界から淀川から分流し、真西へ流れる】
淀川・・日本一の支流数965を持つ、75.1kmの一級河川 大阪平野を形成】 
(本流琵琶湖水系)野洲川・安曇川・愛知川・安曇川etc→琵琶湖瀬田川→宇治川 【湖北・湖西・湖東・湖南・大津/石山・宇治】
(支:桂川水系)
美山佐々里峠→上桂川→保津川→桂川・鴨川 【南丹・京都・亀岡】
(支:木津川水系)
青山高原→名張川→木津川 【名張・曽爾・伊賀・津・宇陀・柘植・相楽・木津・京田辺・八幡】
【淀川:京都・向日・長岡京・大山崎・島本・枚方・高槻・生駒・交野・寝屋川・摂津・守口・吹田・・・】

神崎川となって川は、
阪急千里線線(吹田-下新庄)を越え、JR東海道本線(吹田-東淀川)を越え
御堂筋線(江坂-東三国)を越え、さらに西へ
阪急宝塚線の三国駅阪急神戸線神崎川駅のそれぞれ北側をかすめて、

猪名川と合流し、兵庫と大阪の県境を成す
猪名川・・・丹波高地の麓、猪名川町支流の川 川西・伊丹・尼崎・池田・豊野・箕面・豊中が流域



猪名川と合流した後、西淀川区佃を挟むように、二つに分流し、神崎川と左門殿川(中島川へ)となって
阪神本線、阪神西大阪線を越えて、尼崎と西淀川区の境界「中島」で大阪湾に流入



調べてみると、たくさんの川とどんどん集まってどんどん大きな流れになっていくのがわかります
そして、その流れはほんと遠いところから流れてきてて、文中にもある
淀川水系を考えると、友達の8割くらいはこの水系の人なんやなぁと思ったり・・
香落渓のあの水や、比良山系や伊吹山の雪解け水とかもこの水系やもんね

さて、その川はうねうね流れ、お馴染みの場所を通っていくんですね
その川の流れを通勤中にいつも通ってたりして・・・
この水はこういう風に流れていくのかと辿っていくんやと考えるだけでも非常に楽しいモンです
ただのブログやけど、何時間もかかったけど、非常に地図で辿って見て行くの楽しいモンでした


そのローソン川に笹舟を流すと、みんなの住んでいる街を通ってきた水により運ばれ海へ

こういう風に考えると、またここにつながりありって感じでいいもんです



■淀川水系の流域概要(人口 1716万人)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする