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夏は、夜。月のころはさらなり、

2013-08-18 23:45:05 | Weblog

「夏は、夜。月のころはさらなり、・・」
夜空に輝く花火も綺麗だけど、静かに夜空に輝く宵の月も綺麗。
きれいに撮れたのでアップしました。
風が強いせいか、なぜか夜空が綺麗です。
旧暦の七夕は今年は8月13日。
現暦では七夕は梅雨ど真ん中ですが、織姫と彦星のデートには
この綺麗な星空の時期の方がやっぱ合ってる気がします。

【写真データ】
2013/8/17 21:12 自宅より
OLYMPUS E-P5+75-300mm(f4.8-6.7)
f6.7 1/400" ISO200 300mm S優先  ※トリミング


2つの巨大クレーターやアポロが降り立った静かの海もきれいに見えてます
E-P5のAF精度にビックリ


さて、夏は夜、頭上に月を見ながら水曜日は一ヶ月にマラソン
しかし、気温30.8℃で湿度も高くたった5kmでも暑かった。途中、靴紐が解けトラブルもあり
前回より40秒程遅かったかな でも暑い分、丸の内の囲い屋で飲んだbeerは美味しかったかも
次のマラソン大会まで1か月。また走り込まないと・・。




一方、ハナキンは浅草へ


スカイツリーと隅田川を見ながら、老舗の「前川」でうなぎ








うん、高級なうなぎはこんな感じなんですねーって、大人な味でした


店を出ればスカイツリー


◆夜空が綺麗な夜はスカイツリーもはっきり見える


夏はの夕暮れ 今日の夕方の総武線 架電のシルエットがいい感じです


◆夕焼け行き列車
トワイライトタイムはシャッターチャンス!!
2013/8/18 18:37 JR中央総武線(総武緩行線) 本八幡-市川 間
OLYMPUS E-P5+12-35mm
f5.0 1/100" ISO200 21mm -0.7



雲ノ平の写真、最終編も少し作りかけてるのですが
会社の課題が明日提出でこの土日は手いっぱい
このblogにある写真撮ったくらいから余裕あったし
結構、RUCCも同期とも連携したりしてたけど・・
反響大きかったので
近日中に上げれたらっと思ってます

よく考えたら1年前も課題に追われてた頃と同じで
ほんとドリンクバーにはお世話になった週末でした

さてさて、RUCCの方ではちょっと大きな企画発動かな・・っと
久しぶりにやっちゃいますか!!って感じかな。

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#40-3 Rondarukia -360degree view-

2013-08-12 00:45:40 | Weblog


北アルプス縦走の旅 4日目
※ダイジェストはこちら(8/9公開)
※0~2日目こちら(8/11公開)
※3日目はこちら(8/11公開)

■4日目(8/7 水) 晴れ 8.3km/600mup/860mdown
三俣山荘(▲2550m)→三俣峠→【300名山】三俣蓮華岳(▲2841m)→丸山(▲2851m)→双六岳(▲2860m)→双六小屋(▲2600m)
→花見平→弓折乗越→鏡平山荘(▲2300m)




◆8/7 6:11 天気予報通り、雲一つない晴天 昨日までの天気は何だったんだろう 山小屋を出るとすぐ槍ヶ岳が逆行ではっきりと見えた
さて、まず三俣蓮華岳へのアップ


朝一から雪渓を上がる


双六岳から槍ヶ岳方面 なんてきれいな山肌なんだろう


三俣蓮華岳直下 花畑が広がる


7:27 [300名山]三俣蓮華岳 2841m登頂


山頂から祖父岳の向こうに赤い「赤石岳」 そして、遥か奥には立山が (三俣蓮華岳-雄山▲3003m 距離21km)


○立山-富士ノ折立より槍ヶ岳 水晶や三俣は見えてない?
2010/9/11 10:21 by E-30+12-60mm 60mm F7.1 1/400"  ISO200


広い山頂 奥には笠ヶ岳も 近くなってきました
ゆっくり休憩してたらここで「槍穂高」の登山地図なくしたみたいで・・ 雲ノ平山荘でヘッドラも無くし、失ったもの2つ目


最後の秘境 雲ノ平ともこれで見納め また晴れたときにきたいもんで


三俣蓮華岳というだけあって、富山県(富山市)・岐阜県(飛騨市)・長野県(大町市)の3県の境界に当る


ちなみに双六小屋に至るルートは巻道・中道含めて3ルート 天気が良いので一番時間はかかるが稜線ルートを選択
中道との分岐は双六岳直下だが花がきれいらしい
なお、双六側から来たどの登山者に聞いても(新穂高から1日で三俣まで登ってきた健脚の人に聞いても)
双六~三俣のコースタイムはあり得ないとのこと あんな時間ではいけないと・・


7:50過ぎ、三俣蓮華岳を後にして、丸山へ登り返し 丸山肩から三俣を振り返る


ほんとに空がきれい


コバイケイソウはここにも



◆三俣から双六岳への稜線 やばす


◆ゆっこに珈琲を入れてもらう すると、たちまち「空Cafe」に


9:03 中道と稜線ルートの分岐 珈琲休憩あったけど、ここまで三俣から70分 地図上は40分 ちとコースタイムは厳しい・・


◆再びコバイケイソウの稜線を行く なんて気持ちのいい道


双六岳への登りは行程の中でも最後のしっかりした登り でも天気がいいので4日目の疲れもなく快調


 9:27 双六岳山頂(花の100名山) 標高2860m


◆山頂より槍へと続く道 雑誌でよく見る風景だぁぁーーー


山頂での写真はこれが最後


fly to the YARI


◆雲ノ平は三俣で見えなくなり
双六岳から下ると、立山や黒部五郎、祖父岳ともお別れ 切なくなります


逆にここから地図も変わり、お馴染み「槍・穂高ルート」へ 地形的にも頭に入っています


槍へと続く道2


yari


yari-girl


双六岳からガッツリ下る 遥か下に双六岳が見えて 左手から中道とその下で巻道と合流 奥には西鎌尾根が
そして、双六火屋から、裏銀座とダイヤモンドコース共通で西鎌尾根経由で槍ヶ岳へと続きます


○槍ヶ岳山荘より西鎌尾根方向
2012/8/12  6:13  by E-P3+14-42mm 14mm F11/1000"  ISO1000
槍ヶ岳から見た西鎌尾根 双六小屋は見えないけど、登ってきた山ははっきりと 雲ノ平は見えないけど・・


10:30 中道と合流


10:33 巻道と合流


眼下に双六小屋 左に西鎌尾根 右手には新穂高方面への小池新道が続く


新穂高の表示が初めて出ました


双六小屋でゆっくり休憩 ラーメン食べたり・・ そしてここから裏銀座ルートとお別れ


双六小屋から鷲羽岳と祖父岳 小さく赤い屋根の三俣山荘も見える


11:47 双六小屋を後に鏡平を目指す まずはテント場 ここでのキャンプは気持ちよさそう


双六池


◆双六小屋から少し下り、登り返す これでほぼ登りが終わり



◆西鎌尾根を横に見ながら進む


正午をまわり、雲が出てきた 初めて槍が隠れる


遥か下に鏡平が見えた


ジャケ写的 草原のゆっこ


12:44 花見平には雪田が


黒部五郎とはここでお別れ


13:01 雨が降りそうな天気になった事、弓折乗越へ 笠ヶ岳への別れ道 ここから4時間半の道のり


13:55 鏡平に到着
この後、かき氷と圧巻の星空が待っていたのでした その話は次回で

(続く)

♪MUSIC
♪むかいあわせ/ポルノグラフィティ
♪手と手、影と影/GOMES THE HITMAN
♪笑顔/いきものがかり
♪川べりの家/松崎ナオ
♪遥かなる旅路/すぎやまこういち




新穂高温泉から大阪に戻って、みむちんのお披露目会に参加したかったのですが
ちょっと仕事上の課題に追われてまして・・ でもFBで見る限り、行けばよかったと後悔
あずら計画琵琶湖花火大会も滑り込みで行けたかもね

でも、実際、平地に降りてきてこの暑さにやられてるかも
今日はYahooのアメダスランキングに「船橋」が37.4℃で28位にランクインしてました
でも、エアコンかけた部屋でゆっくり休息もできたけどね さんざんに汚れた服も洗濯できたし

さて、明日からしっかり、課題と休み明けの仕事頑張ってこー。
新穂高から後輩に連絡した限り、通常業務も向かい風があるみたいだけど、
半沢直樹的な勢いで頑張って行きたいもんです。
あっ、轍もね。みんな寄付協力しようぜ。
今週は条件の良いペルセウス座群の極大が前半に。中盤は皇居ラン。4kg痩せた体をキープできるか。
金曜日はたまにはリッチに浅草の老舗の店でうなぎ食べて夏バテ対策だ。
暑さには負けないで、空いてる電車で通勤し乗り切っていきたいもんです。

マサキ、不破ちゃん&ゆーみん 案内ありがとう!!山中にいて、返信遅くなり申し訳ございませんでした。
ベンさんもお誘いどーも。
かりん、こまつ 現執行部会長にはメールしたが・・・?返信がないなぁ・・。前哨戦!?

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#40-2 Rondarukia -deepest N.Alps field-

2013-08-11 12:16:07 | Weblog

北アルプス縦走の旅 3日目
※ダイジェストはこちら(8/9公開)
※0~2日目こちら(8/11公開)

■3日目(8/6 火) 雨のち晴れ 10.8km/860mup/860mdown
雲ノ平山荘(▲2550m)→雲ノ平キャンプ場→スイス庭園→祖父岳(▲2825m)→岩苔乗越→水晶小屋→【百名山】水晶岳(▲2986m)→水晶小屋→ワリモ岳(▲2888m)→【百名山】鷲羽岳(▲2924m)→三俣山荘(▲2550m)




8/6 5:10 朝起きると雨が上がっており、遠くに笠ヶ岳も見えた


6:00 出発しようとするとまた雨 まだ前日の強雨で色々濡れているが雨対策して雲ノ平出発 
結局、雲ノ平でスカッと晴れることはないままでした




コバイケイソウの群生地を通り、キャンプ場方面へ向かう


◆キャンプ場で水を汲んで、さらに進む 雨は少し強くなるが、見通しはそこまで悪くなく、正面に水晶岳が見えてきた


祖父庭園にて、雲ノ平山荘と雲ノ平キャンプ場を見下ろす
ここから日本庭園経由で黒部川源流を渡渉して2時間半ほどで三俣山荘まで行くのが最短ルートだが
時間・見どころ・天気等を考慮し、相談の結果 祖父岳(じいだけ)に登ることに


7:52 雪渓を超え、急登を登りきると、正面にあの山が見えてきた 左手前が鷲羽岳、そして右奥遥か見えるのが槍ヶ岳


祖父岳山頂にて 槍ヶ岳バックに 雨も次第に小降りに


遥か下に、当日のゴール「三俣山荘」を発見


雨も止み、ゆっこのテンションMAX 「水晶も鷲羽も登ろう!!」 天気と体力が不安でどうしようか悩んだところ
そんな折、左側奥に行きたかった「高天原」の山荘が小さく見えた ※中央やや右に赤い屋根が小さく見える


岩苔乗越の手前にて


9:06 岩苔乗越は、祖父岳(雲ノ平)、高天原、黒部川源流(三俣山荘)、水晶/鷲羽岳への十字路


9:46 ワリモ北分岐でザックをデポ 一気に荷物軽くなり快調に水晶岳方面へ 水晶小屋に近づいたころ、東側視界が広がった
正面に去年登った燕岳に、その横に大天井岳も そして、右には槍ヶ岳 表銀座ルートです


実はワリモ北分岐からの稜線は「(逆)裏銀座ルート」にのかってます その裏銀座ルート野口五郎方面へ連なる道もはっきりと


水晶小屋はほとんどスルーで、さらに稜線を北上すると、ようやく水晶岳が顔を見せてきた


◆梯子だったり、高度感ある道を行き 10:43 【百名山】水晶岳(黒岳)到着 2986m 
この縦走での山頂は祖父岳についで2つ目 そしてこの行程 最高標高地点


◆山頂から雲ノ平方向 いい感じで晴れてきた ここからPLフィルター発動


登ってきた道と、その先のワリモ岳 鷲羽岳は雲でうっすらと


南側は綺麗に見えて、時々槍ヶ岳も姿を表していた
ただ、北側 温泉沢ノ頭・赤牛岳を経由して難ルートである「読売新道」(黒部ダム南端まで10時間)や
立山・後立山方面は雲の中ではっきり見えず


雲ノ平台地ともz離れていきます


水晶小屋方面に戻ります


いい稜線でした
水晶小屋で休憩して、ワリモ岳北分岐に戻り(12:30)、デポしたのを回収し、ワリモ岳へ向かいます


13:08 ワリモ岳から黒部川源流


◆ワリモ岳から鷲羽岳 まだまだ登ります この行程で一番しんどかった頃


さぁ気合い入れますか


13:54 でも登れば笑顔かな 【百名山】鷲羽岳 2924.2m


◆鷲羽からの下りでの鷲羽池 黄昏れたい場所ですね


槍ヶ岳の北鎌尾根(通常コースではない)とその手前の赤い「硫黄尾根」 今は通行困難な「伊藤新道」がその手前にあります


そんなんで15時頃、三俣山荘に到着


今回の旅のハイライトを翌日に控えて、ゆっくり休みます

続く

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#40-1 Rondarukia -日本最後の秘境へ-

2013-08-11 12:06:41 | Weblog

北アルプス縦走の旅 0日目~2日目
ダイジェストはこちら(8/9公開)

飛騨山脈こと北アルプス
最北端は日本海「親不知」に落ち込み、最南端は「乗鞍岳」に連なる100kmを優に超える山脈
その中ほど、黒部川源流部に位置する日本最高所の溶岩台地
そこに高山植物の群生地があいたくさんの庭園がある
アクセスが困難で通常、どの登山口からも1日でたどり着く事が困難で
「北アルプス、最奥の地(楽園)」「日本最後の秘境」と喩される

立山・穂高・槍・白馬・常念等の北アルプスメジャー処を攻めた去年まで
次はどこかと考えていた、昨年末、ゆっこに誘われ計画
スケジュールやコース設定の際も数回の連絡で進んでいき
会社への長い夏休みの申請もクリアした

でも、過去の山行は最高で2泊3日
日数的にも距離的にも未知の旅に一握の不安を抱えながら、北陸へ向かうのであった

0日目 8/3(土)


本八幡→秋葉原→東京14:12→(上越新幹線 とき327号)→15:28越後湯沢15:36→(はくたか16号/上越・北越・信越・北陸)→17:39富山
江戸川の花火大会に逆行するように、総武緩行線で秋葉へ、山手線で東京駅へ その日の東京は日差しはあるがそこまで暑くない
上越新幹線で1時間強揺られ、越後湯沢で特急「はくたか」に乗り換える 3年前の立山へのルートと同様 人生2回目のほくほく線


はくたか号は、六日町・直江津・糸魚川を超え、親不知・黒部と富山に入っていく 水田の向こうの立山連峰がきれかった
そして、米原から「しらさぎ」でやってきたゆっこと富山駅ホームで10分差到着で合流


富山駅到着 前述の立山に行ったとき、地鉄に乗り換えただけで人生2回目 JR西日本エリアというのも嬉しいが
地鉄の車両が旧京阪っぽく、関西色がしてたのが嬉しかった


今回の前泊は「富山地鉄ホテル」の翌朝の折立までのバス付プラン¥8000 ホテルに重い15kgの荷物おろして、
スーパーで買い物して、「北の門」(新富町)で夕食 富山湾荷揚げの海の幸や黒部ビール等美味しかった
ホテルに戻って22時過ぎに早めに就寝

1日目(8/4 日) 雨のち晴れ 10.8km/1100mup/540mdown
富山5:00→(地鉄バス)→7:00折立
折立(▲1350m)→三角点→太郎平小屋(▲2330m)→左俣出会→薬師沢小屋(▲1920m)



翌朝3時半頃に起きて、最終準備 チェックアウトして5時前に富山駅のロータリーへ
そっから狭いバスに2時間揺られて、立山方面から有峰湖の脇を通り、登山口折立へ
駐車場を軽く溢れるほどの車の数 出発準備をする頃、雨が降ってきた 幸先悪い 7:25長い旅の第一歩スタート


まずは雨の樹林帯の急登から でも道は広く、整備されていて比較的歩きやすい
(左)9:31 ほぼコースタイム通り2時間で520mupして三角点へ 撮ってきた道にクマが出たとかそんな話を聞きながら上を目指す
いつしか雨も小降りに それにしても登山者の数がすごい


(左)10:29 標高2000m付近で休憩中 雨が止み、テンション上昇中のゆっこさん (右)10:37 するとほんとに青空が広がってきた
ちなみにこの折立から太郎兵衛平、黒部五郎、三俣蓮華岳、双六岳を経て、槍ヶ岳に行くルートは
「槍沢ルート」(上高地→横尾→槍沢→槍ヶ岳) ※昨年の往路
「表銀座」(中房温泉→燕岳→大天井→東鎌尾根→槍ヶ岳)
「裏銀座」(高瀬ダム→野口五郎岳→水晶岳→鷲羽岳→三俣蓮華岳→双六岳→西鎌尾根→槍ヶ岳)、
「飛騨沢ルート」(新穂高温泉→右俣林道→槍平→飛騨沢→槍ヶ岳) ※昨年の復路
に次ぐ槍ヶ岳へのルートで「西銀座ダイヤモンドコース」となっている


(左)晴れるとそれはそれで暑い 登りが永遠と続く
(右)11:39 標高2196m 五光岩ベンチ また少し曇って来た 太郎まではまだ1時間半 薬師岳方向は真っ白


(左)上は木道が続き歩きやすい (右)12:26 太郎平小屋が見えてきた コースタイム通りちょうど5時間


◆お兄さんにお花畑近くで撮ってもらいました


北アルプスっぽい景色にようやく


ユリ科の高山植物「コバイケソウ」 後から知った事だけど、今年は10年ぶりの当たり年だそうで、一面に群生してました


太郎兵衛平で稜線上に出る
北アルプスで最も女性的な山、薬師岳方向は北 その先はスゴノ頭・五色ヶ原を経て立山室堂方面へ続く道と
ダイヤモンドコースで北ノ俣岳を経て黒部五郎岳(百名山)・三俣蓮華岳に至る南に行くコース
西は登って来た折立方面、東は、これから行く薬師沢・雲の平方面の十字路


◆正面の大きな台地が目指すべく「雲ノ平」 その奥に水晶岳が雲から見え隠れ


ここでようやく登山届を出す
ちゃんと、その場で人がコースを見てくれて適格なアドバイスもいただいた


◆稜線上で写真撮って、沢方面へ下る 
久しぶりに携帯の電波が入ったところでFBアップしたり、東北の地震でセコム安否確認メールが来たり・・


13:05 右へ行くダイヤモンドコースと別れて沢までずっと下っていく


今回のルート初の雪渓 でも大したことなく ちなみに今回アイゼン装備はなし


◆お花畑の木道で気持ちがいい しかし、徐々に高度を下げると森林限界へ


3か所の渡渉 増水時は渡れないらしいが余裕で渡れる


沢前後には梯子の個所もあったけど、大半は木道でのんびりなコース
最後に「カベッカヶ原」を抜けると、眼下に「薬師沢小屋」が見えてきた


15:59 10.8km歩いて一つ目の山小屋「薬師沢小屋」到着 狭く・古い小屋だけど水だけは豊富


黒部川沿いの沢の合流点にあり、荒々しい川の流れが部屋まで聞こえる
夜、小屋の衛星放送で天気を見ると雨が続く予報 その通り、晩御飯前に雨が降ってきた
さて、明日どうしようかなんて相談 
本来は秘湯中の秘湯高天原の温泉に行くはずだったが、小屋から20分程歩く+雨の中入って+雨の中帰ってくる・・というのをするかどうか
とりあえず雲ノ平まで行こうとなり、20時前には床についた

・2日目(8/5 月) 強雨 3.7km/660mup/30mdown
薬師沢小屋(▲1920m)→アラスカ庭園→ギリシャ庭園→雲ノ平山荘(▲2550m)


当初の予定では、緑線のように
雲ノ平から高天原峠を経て、高天原山荘に泊まり、秘湯中の秘湯「高天原温泉」やその先「夢ノ平」に行くはずだったが
天気の関係で怪しく・・ 
ちなみに「大東新道」で直接行く道もあるが、体力がいるコースかつルートファインディングが難しく、
小屋には先週その道で亡くなった人もいる旨も書いてあって、選択肢からは削られた


登山2日目 6:09 小屋前にて 雨はこの時点では上がっていた


さっそく、沢を渡る長い橋 5月に行った高知と同じだけど、こういうのはあまり怖くない 高度感あるのになぁ・・
逆にゆっこは二度と渡りたくないと行ってたけど・・
これを渡りきり、急な梯子のアップダウンを渡り、そっから2時間は岩や樹木の中の超急登
雨も次第に激しくなり、びしょ濡れに 一番辛かったとこかな


8:54 そんなこんなでようやく秘境に到着 雲ノ平の端「アラスカ庭園」
ドラクエ2の長く苦しい、洞窟を抜けてようやくたどり着いたロンダルキア台地の気分 まさにRPGの世界だ
しかし、ロンダルキアについても辛いのが性 雨はますます激しくなってきた でもたどり着いた感動でテンションは二人とも高かった


雷とか鳴らないだけましか・・ 気温も15度程で低い


徐々に雲ノ平が判ってくる


イメージ的には北アルプスではなく、北海道の旭岳の上のような感じ


薬師沢から3時間半で雲ノ平山荘へ びしょ濡れで寒く、雨も止まない 今日はここまで
人生最速のチェックイン 時間は9:45


服を着替えて、温かいカレーで温まる そしてビールも飲んだりして昼寝したり


昼下がり、雨が小降りになって少し散策










外で珈琲なんか飲んでたけど、また雨が降ってきたり 結局はほとんど中に居た 晩御飯はみんなで鍋を囲む珍しいスタイル
天気予報では、引き続き翌日以降も雨のマーク 当初の天気予報はどこへやら
ガンディーの言葉を借りるなら「気象庁死ねばいいのに」か(笑)
そんなんで、また20時には床に着く 夜中、また激しい雨が小屋を打った

(続く)

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#40 Rondarukia -digest-

2013-08-09 13:45:51 | Weblog



本当に素敵な花々と


本当に美味しいビールと


本当に美味しい食事と


本当に美味しい水と


澄んだ空の下での美味しい珈琲と


本当に気持ちのいい温泉と


本当に素敵な山々と


本当に素敵な星空と


本当に素敵なお友達と


本当に大好きな山にリアルに囲まれた1週間でした

■山履歴
#23 '11.5 【百】石鎚山(愛媛) 9.0km/730mup
#24 '11.7 【百】穂高岳-西穂独標-(岐阜/長野)   9.5km/600mup
#25 '11.8 【百】穂高岳-涸沢経由穂高山荘-(長野)   36.3km/1940mup
#26 '11.10 【百】穂高岳-涸沢モルゲンロート-(長野)  33km/800mup
#27 '11.10 【百】白馬岳(新潟/長野/富山)-蓮華温泉in大雪渓out- 21km/1910mup
#28 '11.10 【百】谷川岳(群馬/新潟)  6.5km/670mup
#29 '12.4 金時山(神奈川/静岡)   5.8km/600mup
#30 '12.5 【二百】氷ノ山(兵庫/鳥取) 8.4km/670mup
#31 '12.6 【百】瑞牆山(山梨)   5.8km/830mup
#32 '12.8 【百】槍ヶ岳(長野/岐阜)-槍沢in飛騨沢out-   32.0km/2000mup
#33 '12.9 【百】蝶ヶ岳~常念岳縦走-三股in一の沢out-(長野)   16.3km/1990mup
#34 '12.9 【二百】燕岳~中房温泉inout-(長野)   10.0km/1390mup
#35 '12.10 箕面山(大阪)   8.2km/420mup
#36 '12.11 【二百】荒船山(群馬/長野) 5.6km/460mup
#37 '12.11 【百】筑波山(茨城)   8.8km/910mup
#38 '13.2 【雪】上高地スノーシュー(長野)  7.5km/190mup
#39 '13.4 【雪/百】北八ヶ岳 北横岳~麦草峠(長野) 11.8km/710mup
#40 '13.8 【縦走/百】北アルプス最奥 雲ノ平-折立in新穂高out-(富山・岐阜・長野)  43.1km/3290mup
   '13.8 那須山







【今回のルート(地図上の赤ルート)】
・0日目(8/3 土) 晴れ
本八幡→秋葉原→東京14:12→(上越新幹線 とき327号)→15:28越後湯沢15:36→(はくたか16号/上越・北越・信越・北陸)→17:39富山

・1日目(8/4 日)
 雨のち晴れ 10.8km/1100mup/540mdown
富山5:00→(地鉄バス)→7:00折立
折立(▲1350m)→三角点→太郎平小屋(▲2330m)→左俣出会→薬師沢小屋(▲1920m)

・2日目(8/5 月) 強雨 3.7km/660mup/30mdown
薬師沢小屋(▲1920m)→アラスカ庭園→ギリシャ庭園→雲ノ平山荘(▲2550m)


・3日目(8/6 火) 雨のち晴れ 10.8km/860mup/860mdown
雲ノ平山荘(▲2550m)→スイス庭園→祖父岳(▲2825m)→岩苔乗越→水晶小屋→【百名山】水晶岳(▲2986m)→水晶小屋
→ワリモ岳(▲2888m)→【百名山】鷲羽岳(▲2924m)→三俣山荘(▲2550m)


・4日目(8/7 水)
 晴れ 8.3km/600mup/860mdown
三俣山荘(▲2550m)→【300名山】三俣蓮華岳(▲2841m)→丸山(▲2851m)→双六岳(▲2860m)→双六小屋(▲2600m)
→弓折乗越→鏡平山荘(▲2300m)


・5日目(8/8 木) 晴れ 9.5km/70mup/1260mdown
鏡平山荘(▲2300m)→わさび平小屋(▲1400m)→新穂高温泉(▲1090m)
新穂高温泉13:30→(アルピコバス)→15:42松本15:47→(あずさ26号/中央東線)→18:36新宿→(中央総武線)→本八幡

合計 43.1km/3290mup/3550mdown


高低断面図


■パートナー
ゆっこ


■装備
・ザック38リットル-15~16kg
 Tシャツ・シャツ・インナー・ジャケット・ハーフパンツ・ズボン・ゴア・ダウン・靴下・靴・グローブ・ハット等基本的に「NORTH FACE」 
 ザックは「deuter」 サポーター「ワコール CW-X Revolution」 スパッツ「mont-bell」 ライト「black diamond」 ストック「LEKI」
・登山地図「劔・立山」「槍ヶ岳・穂高岳」
・カメラ OLYMPUS PEN E-P5
 LUMIX X 12-35mm F2.8
 LUMIX 8mm fisheye F3.5
 OLYMPUS ED 12mm F2.0
 OLYMPUS ED 45mm F1.8
・PRO TREK「PRW-S2500」「PRG-50」 方位・高度・温度・気圧計測

去年の暮れにゆっこに誘われて
40回目の節目に集大成の大登山は初の縦走プラン
長期の旅に、荷物や体力の心配もありながらも
北アルプスの最奥の地、日本最後の秘境「雲ノ平」に挑んだ記録になります




詳細はこれからゆっくり更新していきたいと思います。
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