O's Note

いつまで続くか、この駄文

リサイクルショップ初体験

2007-05-02 21:20:27 | 多分駄文
 2、3年前から、子供たちが、聞かなくなった音楽CDや漫画本をリサイクルショップに持ち込むようになった。それぞれの部屋のキャパシティの問題もあるし、ポイと捨ててしまうのももったいないし、売っていくらかでもなればそれはそれでいいし。
 そうとは思っても、小生自身はなかなかそれができないでいた。
 本もそれなりにあるが、商売柄なのか、本だけは処分する気も売る気にもなれない。本以外のもので今は使っていないものでも、「いつかきっと使うときがある!」と思い、リサイクルショップに持ち込む気持ちにはなれなかった(これを貧乏性というのか)。
 今日は朝から雨模様。どうしても部屋にいる時間が多くなる。
 何気なく部屋を見回してみると、タンスの上に置いてある箱が目に飛び込んできた。その箱の中には、数年前にお蔵入りしたISDN用のターミナルアダプタがあるはず。そのTAさえなければ、最近購入したパソコン周辺機器類の空箱を入れることができるのにと思いつつ、ホコリのかぶった箱を下ろして開封。
 TAは付属品やマニュアルとともに専用箱に入っていた。思い起こせばこのTA、ほんの1年も使わず、ADSLの導入とともに文字通りお蔵入りした品。専用箱から取り出してみても新品同様。捨てるのももったいないし、さりとて今後の利用予定なし。
 『!』
 『リサイクルショップを利用してみよう』
 これ1個だけというのもなんだし、他に引き取ってもらいたいものはないかと、パソコン用の小物入れを物色(苦笑)。
 すると、今はまったく用なしになったUSB1.1ハブが2個(どちらも1,000円ぐらいで買ったかな)、そして先日の無線LAN中継機の導入で使用しなくなった無線LANカード1個(3,000円ぐらいだったかなぁ)がリサイクル候補として名乗り。
 TAを含めて4品を持って、近所のリサイクルショップへ。
 しばらく品定めをしていた「鑑定士」(笑)は、申し訳なさそうに小生に一言。
 「申し訳ありません。当店では、この2つは扱っておりません。こちらは引き取らせていただきますが。」といって手にしていたのは、ナント、2個のUSBハブ。
 「2個で100円でございます。」
 もちろん異存はない。書類に必要事項を書き込み、100円玉と引き取ってもらえなかった品を持って帰宅。
 『USBハブは引き取ってTAやLANカードはダメというのはどういうこと?』と思いつつ、こうなると、どうしても引き取ってくれるところを探さねばならない。
 『そういえば先日、リサイクルショップの新聞折り込みがあった。』
 早速、折り込みチラシを探し、目的のチラシ発見。
 『ありゃりゃ、ここ、「ありがとうございまぁーす」の系列店じゃないか。』
 最寄りの店舗は、自動車で15分ぐらいの場所にある。
 TAとカードを自動車に積んでそのお店へ。
 入るなり「いらっしゃいませー、こんにちわぁ~。」(「こんにちは」ではなく、「こんにちわ」だ。)
 カウンターに持って行くと「鑑定士」がしばらく待つようにとのこと。
 店内を冷やかして5分。
 「番号札100番でお待ちのお客様、お待たせいたしました。カウンターまでお越しください。」
 「いたしましたぁ~。」
 『いったいいくらで引き取ってもらえるかな』と、少しだけ期待してカウンターへ。
 ここの「鑑定士」もまた、申し訳なさそうに小生に一言。
 「こちら、ISDN用ですので200円です。こちらは100円。合わせて300円ですがいかがでしょう?」
 ガクッ。
 完全な陳腐化なのね、ISDN用TA。
 でも、捨てるわけではないし、もしかすると誰かが買い取ってくれて活躍の場が与えられるかもしれない。
 「もちろん結構です。」
 結局4品で400円。
 捨ててるわけではないのだし、リサイクルなんだし、と思いながらもこれで良かったのかなと、何とも複雑な気持ちで、リサイクルショップ初体験が終わった。