─光る波の間─

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フランクフルト交響楽団+諏訪内晶子

2005-02-10 23:22:05 | 音楽・映像・アート
朝は暖かかったのに、どんどん冷え込み小雪舞う中聴きに行って来た。
『エグモント序曲』ベートーベン
『バイオリン協奏曲ホ短調作品64』メンデルスゾーン
『交響曲第9番ハ長調D.944 ザ・グレイト』シューベルト

最初のエグモントは、私が聴き慣れた演奏に比べて、休符がたっぷり取ってあって
聴いててちょっと前にのめっちゃった(笑)
でも、ぴしっと全体が合ってる。音はまろやかでふくよかな感じ。
エグモントで私の耳馴らしも済んだところで、諏訪内さんの登場です!
お美しい。。。そしてあんなに細い方だとは。。。
ストラディバリウスの生音を聴くのは初めて。
・・・なんて艶やかなんでしょうか!
弱ーーい音まではっきり届いて、わずかなニュアンスまでしっかり伝わってくる。
曲はよく知っているので、じっくり浸れた。
諏訪内さんは素晴しい集中力で、美しい演奏をしてくれました。
前に座ってた白髪のおじさんも身を乗り出して拍手喝采。もちろん私も(^^)

ラストはシューベルト。
まったく初めて聴くのでどうかなーと思ったけど、出だしのホルンで“うわ、すげ”。
それで管楽器に注意して聴いてたけど、なんかすごくイイですね。
基本的なことでしょうけど、音をはずさず全員きちっと揃ってる。
オーボエの響きも美しく、とても気に入りました。

アンコールはモーツァルトとプロコフィエフと、盛り沢山!
指揮者が日本語で「ドモ アリグァット ゴザィマース!」で会場がどっと沸き、
とてもなごやかなアンコール演奏でしたね。
そうそう、このヒュー・ウォルフさんて指揮者さん、動きが面白かった!
協奏曲以外は暗譜で振っていて、指揮台狭しと動く。
その動きが時折、盆踊りのようで(笑)、あんなふうに動いてしまうから、
しょうがなく暗譜してるんじゃないかと思えるくらいです。
がに股で腰をグっと落とすかと思えば、つま先立ってぴょんぴょん跳ねるし。
海外のオケを見るのも初めてだけど、日本のオケに比べて弦楽器奏者の動きが
大きいですね。体全体で弾いてる感じ。
演奏中でもニコニコしてる人もいるしね。

あ、余計なことなんだけどステージの奥行きがあんまり無くて
ギリギリな感じだったんだけど、つい
“うーん、このスペースだと「フィナーレ」の演奏は無理だな”なんてこと
考えちゃいましたよf^_^;
そう、昨日の『トリビア』のです(笑)



ps. 演奏後の花束贈呈って、あれどう考えても間抜けで野暮ったいと思えるんですが。
 感動した客がステージ下から渡すとか、ロイヤルオペラハウスみたいにたくさんの花が
 ステージに投げ入れられるとかいうんなら素敵だなぁと思うのですけど‥。




見た見た?

2005-02-10 00:10:32 | つれづれ
笑っちゃいましたねー、『トリビアの泉』。飯森さん名演技(笑)
聴衆には知らせずにやったということで、戸惑った表情が面白かった!
団員さんたちもいい演技してましたよね?

もし自分があの場にいたら何を考えるかな?
“えっ、誰か助けないの?”
“係員は何をしてるの?大丈夫なの?”
“でも演奏は続いているんだから、聴くのがマナー?”etc.etc.etc........
頭んなかぐるぐる回って、曲なんか聴いちゃいないに違いない(笑)

いやー、W杯最終予選てことで最初はそっち見てて、
『トリビア』は録画していたのです。
でもね、あの局の ジッキョウオヨビカイセツガ スキジャナインダヨネ。
しかも、『トリビア』でやった世界最強のカブトムシを決める試合が
ことのほか面白かったもんだから、そのまま見てしまった!(▽゛

カブトムシの決着が着いたところでサッカーに合わせたら、
こっちも勝ち越してて、万事まるくおさまったってことで。
まだ5試合残ってるので、頑張ってください。(^0^)/

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