天台宗、比叡山延暦寺で行われていた千日回峰行での「堂入り」を、
星野師が満行されたそうですね。＾＾ （
記事）
最近
『大峯千日回峰行』を読んだばかりだったんで特に気になって、
昨日は満行なったかどうか携帯でニュースチェックしてました。
本のほうは修験道での千日行なので、比叡山のとは行の順番など、
若干違いがあるみたいですが、どっちにしても物凄いことです。
（ちなみに吉野での四無行は比叡山から指導を受けて行ったそうです）
ほんとに、“寝ない・食べない・飲まない・体を横たえない”そうですが、
本の方、塩沼大阿闍梨さんの話では、夜も昼も分からないんだけども1日に1度、
体がきつくなる時間帯が来たんだそうで、その時間をあとで調べてみたら
午前０時頃から夜明けまでだったそう。
それで、 「人間は夜は寝るものなんだなとつくづく思いました。」と。
なんかこういう感想がかえってリアルでちょっと笑える。
いや、笑い事じゃないんだけど。＾＾；
また本の中で、山歩きの凄まじさが語られるんですが、
最も恐ろしいのは雷だそう。平地と違って本当にどこに落ちてくるかわからないそうで、
頭の上の岩に落ちて砕け落ちたりしたし、また台風が近づくと、
1週間前には山頂に台風の風が吹き、吉野を通過するか逸れるかが判るようになると。
大木が真横に飛んできて岩肌に突き刺さるそうですし、（ヒエ～(゜o゜;）
そういうのを本能的に、直感的回避するようになっていくんですね～。。
街中で安穏と暮らしているといかに感覚が鈍っているかって話ですよね。
星野師はまだ千日行の途中で、順調にいけば2009年に満行されるそうです。
塩沼師は山の行から里の行に降りて来られましたけど、星野師はどうするんでしょうね。
個人的にはやっぱり里に降りてきてほしいなあ～。。。＾＾
『大峯千日回峰行』 【比叡山延暦寺ＨＰ】 【金峯山寺ＨＰ】 *
