あんなに、“イザイは難しいな~”と思っていたのに、
ネマニャ・ラドゥロヴィッチくんのおかげで、
2番と3番はまったく聴きなれてしまって、
“むしろ、好きなタイプかも” と、思うに至った。
なので、“6作品全部聴きたい♪” と、
佐藤俊介のCD購入いたしました。
どのアーティストにしようか、少しは迷ったんだけども、
もっとヴェテランさんにしようかとも思ったんだけども、
やっぱり
ナマ音を聴いたし、若手の方が興味があるので。
通して聴く前に、解りやすいだろうと思って2番3番をまず聴いた。
「うわっ?!?!?!?!?!(@_@;」ビックリ!!こんなにこんなにこんなに違うなんて!
感想云々よりなにより、同じ曲がこんなに違うっていうのにこんな驚いたのは初めて。
あー・・・ びっくりした・・・ (゜゜;
色々な条件の違いはあるでしょうけど(ネマニャくんはライブ録音だし)、
ヴァイオリンの音そのものの違いや、間の取り方、ヴィブラートのかけ方、
あとはたぶん‥ 性格の違い。
でも2人は年齢が一つしか違わない同世代ヴァイオリニストなんだよね~、
そして録音したときの年齢も一緒で、20歳頃。 こりゃなんておもしろいんだ!!
で、何度か聴くうちに、やっと「佐藤俊介」にも慣れてきました。笑
“イザイはこうあるべき”というものはやはり存在するんでしょうね。
そして、“誰がイザイらしいか”というジャッジも。
私にはそこまでは解らないし、解る必要もないと思う。
精確なテクニックを持たなければ弾けないということだけは解るけど(どの曲もそうだけど)、
最終的には、「自分が好きなのは、心の奥まで触れる演奏はどれか」だ。
そして、それは簡単に決めてはいけないこともあるんだよね。
自分の感覚を信じるとともに、ちょっと待てよ?と疑ってみるのも、
結果、けっこういいことあるな~と思う今日このごろでした。
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