─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

レオナール・フジタ展

2009-04-27 21:17:37 | 音楽・映像・アート



昨日から仙台メディアテークで始まった、
『レオナール・フジタ展』を観て来た。

数年前にも藤田嗣治として大規模な展覧会があり、
私は東京へ観に行った。
そのとき、日曜美術館でも取り上げられて
“近年発見され、修復中”と紹介されていたその大作が公開されたのだ。
フランスが国として修復にあたり、国の宝となるためか、
日本での公開はもうないかもしれないとか。

何度観てもあの絵肌は信じられない美しさ。
どんなに近くで見ても、あのラインが油絵の具で、筆で描かれたなんて
到底信じられるものではないのだ。

ほんとによっぽど器用なんだな。

前の展覧会でも思ったけど、
彼はデザイナーとしてすごいセンスがある。
何でも自分で作ってしまって、しかもお洒落でカワイイのだ。
キャンバスで作ったパーテーションなんか本気で欲しいぞ。

今回は、フジタの最後の作品となった教会のための作品も
後半にずらりと並んでいる。
凄いエネルギーで迫ってくる。

凄いってしか、凄いってしか、
ばかみたいにそれしか言いようがなかった。

フジタが亡くなったのは1968年。
ほんとに、つい最近の人なんだな。
晩年の画材に、フェルトペン とか、ボールペン なんてあって
思わず微笑んでしまった。

あのタッチにはそれまでの絵画の歴史と、その後のすべてが息づいていた。
西洋であり東洋であり、その裸体画は日本画であり、
ルネサンス絵画であり、漫画のルーツのようでもあり・・・

一度では足りない。
もう1回、いやもう2回は行きたい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

話題は変わって。
今日、本屋で見つけたモノ。『芸術新潮』。



まるまる1冊ムーミン特集!!(笑)



こんな… こんなキャラ大特集まで!!(≧▽≦)/
とうぶん楽しめるゼ。。。

*


桜祭りの

2009-04-22 22:10:46 | 弘前

明日から弘前桜祭り。
この時期、何年も帰省できていない。
もちろん、今年もだ。

でもそんな私に強い味方がある。

弘前桜祭りのブログがあるのだ。
『弘前のさくら』


私の母校は弘前公園の向かい側で、
授業中に賑やかな音が聞こえてきていた。
祭り期間中は登下校に公園を通ってはいけないとか、
なんだかいろいろ言われたような気もするが、
どうしたって、浮き立つ気分を抑えるのなんてムリ。

ほんとはセンセイたちだって
花見の計画に余念がなかったくせに(笑

*



休日

2009-04-14 22:55:27 | つれづれ

大家さんにりんごジュースをもらいました。
アップルジュース ではなく、りんごジュースなのだ。



農家から直接買ったりんごジュースだそうです。

豊作すぎてりんごが余っていたそうで、
そのわりにはりんご自体は値下がりしないよね。



味はそりゃーもうとっても美味しかったです♪


さて、ばななさんの『初恋』を読んだ。
その本の挿絵がむっちゃラブリ~なんだけど、
ただ可愛いんじゃないんですよ。
なんだか分からないけど、ひっかかるものがあったわけです。



山西ゲンイチさんという方が描かれたそうで。
『イルカ』の挿絵もそうでしたね。

それでね、こないだ神社に行って、石畳を歩いていたときに
ふとわかったんです。
石畳の石と石のすき間がタッチ(筆致)に見えて、
あらこれどっかで見たわ と、
そうだ山西さんのタッチと共通してるわ と。

あくまで私の感覚でしかないのだけれど、
石畳のすき間の黒は、人界と異界の狭間なのだ。
ふとした拍子に通じてしまう、辻のような場なんだ。

それで、ああだからかわいいだけじゃなく、
ハートにひっかかってくる何かが
フツフツと感じられるんだ。

と、

思ったのでした。

今度は『春になったら苺を摘みに』を読んでいます。
梨木香歩さんです。
エッセイなんだけど、まるで小説です。
はまるわ~♪

*


すみません。さぼってました。

2009-04-09 21:45:17 | つれづれ

昨日塩釜神社に行きました。

すみません。2ヶ月さぼってました。





すんごい気持ちいいお参りだった。
入学式を終えたばかりの子供と家族が参拝に来ていたりした。







桜の花がほころびはじめた。
塩釜神社は山の上にある。



お参りが終わると一気に体が軽くなる。
厄が落ちて気分が軽やかになった。

鶯の声が響き渡る。

造り酒屋の軒先に杉玉が揺れていた。


*