─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

カミナリ

2004-06-30 20:40:35 | つれづれ
いやはや、派手な天気でした。
雷が鳴って、突然プールをひっくり返したような雨!
窓ガラスを流れる水で外が見えなくなるほどだった。
しかしそれも10分もしないでぴったり止み、お日さまが照った。

雷。今は平気で、むしろ稲光りとか見てるの楽しいけど、
小さいころは恐ろしくて仕方がなかった。
雷だけでなく、サイレンやヘリの音もだめで聞こえると大泣きしたらしい。
ちょっとナゾなのは、「あれだよ」と消防車とか見せられると
泣き止んで、見えなくなるとまた泣いたらしいこと。
雷も、鳴る仕組みが理解できるようになったら平気になったから、
‘出所がわからん’のが恐かったのかな。たぶん(笑)

ところで雷で忘れられないことがあって。
何歳のころかは忘れたけど、洗面所は台に上がって使ってたから
けっこう小さいころだと思う。
トイレから出て、手を洗おうと台に上がって、蛇口をひねろうと手を伸ばした瞬間、
蛇口部分からスリガラスの窓の外に向かって、真っ白くて強い光がビッと走ったのを目撃した。

「かみなり?でも、かみなりだったらおっきな音がして、くろこげになるよね?」

と、子供の頭で考えた。ほんの一瞬の間に。
次の瞬間、ドドド----ンッ!!! っていうまさに落雷の音と地響きが。。。
???今自分が見たのは雷じゃないの?でも落ちた。でも何も壊れてない???
わけがわからないことがさらに恐さを呼び、親に向かってダッシュ。
耳を塞いでふところに潜り込んだ。親はいつものように雷に怯えただけだと思ってた。

成人してからTVで雷のメカニズムを説明した番組を見た。
雷が鳴るとき、大気は不安定だ。
雷が発生する状況は上空だけじゃなく、大気中がそういう状態なわけで、
実は地上のいろんなところから電気が走るものらしい。
その地上からの電気と、上空からの電気が結びつくとき「落雷」が起こるという。
だとするとあれは・・・・

珍しいものを見たのかも。いや、それより危機一髪だったかも!
もし蛇口をひねるタイミングと光が走るタイミングが同じで、しかも雷と結びついていたら?
ここでこうしてweb日記なんて書いてないね(笑)

ちなみに、アイロンのプラグを抜こうとして感電したことがあります。
指先に痛みが走り、波動が腕を伝わって肩あたりまで来ました。
見た目は変わりないんですが、感覚はほんとにマンガのように波打ってまして。。
マンガで感電してるのを‘なみなみ’に描く理由が実感できました(笑)






数字

2004-06-29 19:59:19 | つれづれ
今朝、コンビニに寄ってレジに並んでいたときのこと。
前の女性は「754円です」と言われて、100円を5枚と50円を3枚と1円を4枚、
カウンターに置いた。
数えたレジ係は「あと100円ですね」と。
その女性は並べたお金を見て、「754円ありますよね?」
そこでレジ係は「1、2、3‥」と目の前で数えてみせて「654円しかないですよ?」
私も後ろで数えてみたけど、654円しかない。

女性は財布から、さらに50円を2枚出したものの
「2、4、6‥754円あります。100円多いと思いますけど」
もう一度レジ係は数えて、その女性も指さしながら数えて‥‥
そのとき私は気付いた。その女性はどうしても「5」を抜かすんだ。
ただ、どうやらそれは故意じゃないみたいだった。
斜後ろから見える女性の目は真剣で、そこに754円があるとしか見えてないようだった。
とりあえずレジの言うとおりにお金を払った女性は外に出て、
私はその後ろ姿を見ていたけれど、財布の中をじっと眺めて考えながら
歩いているようだった。

‘あの人には、「5」という概念が抜け落ちているのかもしれない’ そう思った。

脳の器質的な障害があったとしたら、起こりうることだ。
たとえば、人の顔を記憶できなくなる障害では家族の顔さえ思い出せなくなって
目の前にいるのに判別できなくなる。
右半分を認識する機能が失われると、絵を描くとまるで右半分だけケシゴムをかけたように
何も描かれない。しかも、本人はちゃんと描いたと思っているので指摘されても
指摘された意味がわからないのだ。

でも、そういったこととはべつに、「数字ってなんだろう?」
という考えが頭に浮かんだ。
私は数学が苦手だった。だから当然物理なんかも、ヒドイ点数だった。
サイエンスとしての話の部分はおもしろいと思っても、数式を美しいとは思えなかったタイプだ。
だから逆に「1+1はなぜ2なのか、誰かわかるように説明してくれ」と思ったし、
「そもそも1ってなんだ?2ってなんだ?民族によっちゃ、1、2、3それ以上は
‘たくさん’としか表現されないっていうし、0ってなによ?え?インド人よ教えてくれ!」
と、自分ができないからって文句つけたりもしたくなったわけだ。

こんなにも数字っていう概念に支配されている私たち。
0から9まで、便宜上当てはめているだけで、数字そのものってのはひょっとすると
人間ごときには手に負えないバケモノなのかもしれないな。
コンビニの女性は、たったひとつ「5」という概念が無いだけで、
とてつもないラビリンスに迷いこんだのかもしれない。。。


南国の花

2004-06-28 19:53:58 | 音楽・映像・アート
チケットを買いに仙台駅まで地下鉄で行った。

地下鉄では、時間帯や季節にあわせたBGMを流す。
今は沖縄あたりに関係する曲を、あっちの楽器で
アレンジしたものを流している。

『花』『ワダツミの木』『島唄』・・・etc.

『島唄』が聞こえると、思い出す光景がある。
何年前だろ。ちょうどヒットしていた頃、本屋のレジに
ひとりのサラリーマンが近付いた。
中肉中背。メガネをかけて、片手に鞄、片手に傘。

「あの、‘でいごの花’って今流行ってるでしょ。唄で。
 どんな花なのか、見たいんだけど、わかんないんだよ。
 でいご、ね、聞いたことあるでしょ?‘でいごの花’って」

伝えたいことがうまく伝わらなくて、もどかしそうにしてた。
きっと見たくて知りたくて仕方なかったんだろうな。
言うこと、まとめてから言えばいいのに。
なんて、そういう思考も無くなっちゃうほど、知りたかったのかな。

そんなに夢中になっちゃうほど、あの唄はおじさんの心の
奥の奥に入り込んでいったんだね。
レジの女の子は、勢いに押されて「はぁ...」と引いちゃってたけど、
探せたんだろうか。
おじさん、‘でいごの花’には会えたかな。




今日も波‥乗り?

2004-06-27 20:57:49 | 波乗り
昨日にも増してサイズがなく、とりあえず入水したものの
グーフィー1本乗っただけでした。
あとは駐車場で、おしゃべりしたり昼寝したり。
サーファー組はスケボーで競走して、駐車場中走り回ってました。

午後にもう一度波チェックしたけど、
ますますサイズダウンにつき、ロングですらテイクオフが
難しいコンディション。。。
夕方のサイズアップを期待した連中は、ウェットに着替えはじめたけど
私は家に帰ることにしました。

写真はわんこです。
男の子で‥、シュナウツァーの女の子の後を追い掛けて、
吠えられて拒絶されても、追っかけ回して「飼い主に似たね」と。
言われた‘飼い主’君に、お仕置きされたのでした。(笑)



今日の波乗り♪

2004-06-26 21:57:49 | 波乗り
いやはや、しょぼい波でしたわ-----。
10時ころにポイントに着いて、友だちを待つ。
彼女は会社の友だちと、そのまた友だちのフィンランドから来た
青年を連れてきた。

知り合いの板とウェットを借りて、サーフィンデビューするんだって。
「僕はフィンランドでNO.1サーファーだね!」
そりゃそーだ!他にやる人がいないんだもん(爆)(^m^゜

お昼近くなって、他のポイントから友だちその他がどちゃっと到着。
まずはBBQとあいなりまして、お肉や焼そばをたんまりいただいた。
そして、よーやっと海。
いっくら波がないといっても、とりあえず海水補給しとかないと干涸びる(笑)

すんごい厚波で割れないったらありゃしない(××)
なので、アウトは諦めてインサイドのブレイクで遊ぶことにした。
いやもう、ショアブレイクで巻かれまくりでおもしろかった!
ネジが飛んじゃったカンジ。
「あ、下が無いや」で笑いながら砂まみれ(笑)
そんなこんなで、7時ころまで海にいました。明日も行くぞ!

※写真はアホーな波乗り仲間。
 イケメン君もいるんですけど・・・こんなんですみません(笑)





にうーさん!

2004-06-24 20:16:28 | 身体
買ったまま放置してたお習字セットで書き初めです。
なぜ 「乳酸」?
いや、昨日ちょっと重いもの持って今日腕がだるかったもんでさ(笑)

乳酸て、意外に毒性強いって知ってます?
災害などで瓦礫の下から救出された人が、後から死亡する原因のひとつに
乳酸があるそうですよ。
強い圧迫を長時間受けていた状態が、急に解放されると溜まっていた
乳酸が一気に体中に回って、弱った体が耐えられずにショック死してしまう
ことがあるんだそうです。
だから、急いでもゆっくり救出しなければならない場合もあるわけですねー。

でも普段の生活に関係ないでしょ。と、思わないでください。
慢性的な、肩凝り 腰痛 背中痛 .....つまり筋肉がいつも緊張して硬くなってる人。
溜まってますよ----
「マッサージとかって、すごくだるくなって気持ち悪くなるのよ」という方。
他にも原因はありますが、溜まっていた乳酸が動いたということもあるでしょうね。

筋肉が凝り固まってると、ロクなことがないですね。



ぎゃああぁぁーーー!!

2004-06-23 23:27:55 | ハーブ
‥‥‥‥‥ 長文書いたのに。。。。
書き込みエラーで全て、全て全て‥‥‥‥消え去ってしまった。。。。

ううぅ

それはきっと、「発表してはイケマセン。時が来ていません」
というお告げなんであろうと、解釈して。くっっ

さて、昨日の今日ですが、カモミールの種撒きしました!!
いちおう、ギリッギリでまだ撒き時です。
ハーブ用の土と、小さめのプランターも買ってしまいやした。
この狭い家がますます狭いです!

今度こそーーーーーー(`▽´)/


カモミールが・・・

2004-06-22 20:02:42 | ハーブ
ちょっとやばいっす。
葉っぱがしおれていくのであります。。。
症状的には根ぐされかなあと思うんですが(ΤΤ)

タフな植物のはずなのに。
日光と水。肥料もあんまりあげなくていいと
近所の種屋さんは言っていたのに。うう
ある日直射日光をがっつり浴びて、ぐたぁっとなってから弱ったカンジ。

カモミールの花言葉は“逆境に負けないパワー”と聞いたぞ?
負けてるやんかぁーーー(><。。

それでも香りはするんですよ。
葉っぱも乾燥させて、おふろに使えるそうだし。
これはさっさと刈って、葉っぱの活用を考えてのち、
また種まきしたほうがいいのかもしれないな(懲りてない)




no・mad・ic project

2004-06-21 23:48:59 | 音楽・映像・アート
先々週末、金森穣さんのHPを見たら、
去年の公演と、インタビューの様子が翌日にBS2で放映されると
出ていて、「うぎゃっ!」と叫んで(笑)実家にTELした。

「おがーざん!夜中にやるやつ録画して!13日なの!」
「エ?じゃ今夜?」
「そうそう!2時間じゃ入らないから!0時40分から3時まで!」
「ちょっと待って!‥新聞映画になってるわよ!」
「うぞ!?あっっ明日って明日じゃなくて明後日の夜中だから明日の夜!」(パニック)
‥と、大騒ぎをして頼んだら、その後も大騒ぎだったようだ。実家で。

予約録画の仕方で父と母が揉めて、結局作動するまで母が起きて待ってたのだ。
思い込みで散々に騒いだ父はさっさと寝たらしく(笑)
で母は、動いたから寝ようと思ったらしかったが、なんとインタビューも含めて
最後まで見ちゃったそうなのである。マジ?コンテンポラリーダンスよ?
70過ぎた母をそこまで引っ張ったものとはなにか!?
期待いっぱいで、いざ鑑賞!!

‥‥‥すごーーーーい!!
振り付け、演出、装置、コスチューム、全部でしょ!?
まだ29歳だよねぇ、たしか。
彼が今まで習得してきたもの。私も知ってるものが若干、完全にのめり込むところから
少しばかり私に距離を取らせる部分があったことは否めないが‥。
でも私は、何より踊る金森穣の圧倒的なエナジーには諸手を挙げて“参った”と
言うしかほかなく、その姿が一番好きなのだ。

しかし‥しかししかししかし!
ウチの母親にも“参った”と言おう。
あのステージを?あの、ものによってはかなりノイジーなあの音楽で?
最後まで見ただとぉぉーー!!??(^^;

夢、見てたんじゃないよね?(笑)



メタ・コンシャスネスとか いうらしい。

2004-06-21 19:15:45 | つれづれ
仕事中、けっこう堂々と『ほぼ日』を開いて見てました。
糸井さんが冒頭に、
“人間は自然を破壊するっていうけど、それは人間の力を
過大評価してるのかもしれないね” みたいなことを書いてまして。
全体の文の感じから、「あら、糸井さん『死の壁』読んだのかも?」
などと勝手に考えてもみたりして。

2年前の秋です。
急に「なんだか朝日が見たいぞ。明日は絶対確実に晴れるから朝イチ行く!」
と思い立ったのです。
波乗りしてれば、夜明けを見ることは珍しいことでもなんでもない。
なんでその時そんなに強く思ったのかなあ(笑)

その日の太陽は特別だった。
西の空はまだナイトブルーに包まれ、星も残っていた。
水平線の彼方には何隻ものフェリーが浮かんでいて、明かりが点っている。
ストレッチのために座ると、砂のひと粒ひと粒がやけにはっきりと見えた。

太陽は赤くて、なんとも言えず朱色とピンクを混ぜたように赤くて、
薄い色の空に静かに浮かんだ。
太陽の下に、海と、船と、サーファーと、私と、砂と、海鳥と‥‥
全部ひとつに思えたんだ。

それからこうも思った。
「波はただ繰返すんだな‥。たぶんきっと、何があろうとも。
汚れようが、埋め立てられようが、命を飲み込もうが、人がどんな思いを
持ってようが、ただ波は繰返す。
そしてその営みを、太陽はただじっと見てるんだろう。非難も賛美もせずに。
そのうち、地球が滅んで太陽が光りを無くしても、いつか宇宙のどこかに
偶然条件が揃って、海が生まれたら、波はまた淡々と寄せては返すんだろう。。」

あぁ、ほっとする。

この時の朝日を、時々思い出すんだ。
そうすると、気持ちが楽になる。“ま、いいか。焦らず行こう”ってね。(^^)