やっぱりいいですねえぇぇ~~
『ラフマニノフピアノ協奏曲第1番&2番』
/クリスティアン・ツィマーマン
/小澤征爾指揮ボストン交響楽団お腹の奥、感情の壺を底からかき混ぜられる音。
・・あまりキレイな表現じゃないかな(・_ ・;
とにかく、日常うすぼんやり過ごしていて、
感情の起伏も薄くなってて、平和だからまぁこれでも良し
と思ってるとがっつりヤラレる。
ラフマニノフの曲自体が情熱的で感傷的。
それをツィマーマンは大袈裟にはせず、しかし大胆に奏で、
品格を失わずに伝えてくるのだ。
えぇ~~と・・・
悶えてしまうのだ!なんだか身も蓋もないわね。
内側に眠っていた激情を揺さぶり起こすような音楽。
どういう芸術にも
“エロス”がなくては惹きつけられない。
それは存在の根源であって、単にセクシュアルなものを指しては言わない。
派手に弾いて、ピアニスト自身が
“酔い潰れて”いたら、
エロスどころか、単なる“露出狂”みたいなもんで白けてしまうだろう。
ツィマーマン自身、「この作品で私が心していることのひとつが、“抑制”です」と
言っている。
だんだん何を書いてるか解らなくなりそうなのでまとめよう、
仕舞い込んでる“なにか”を刺激するツィマーマンのラフマニノフは・・・
「快感だ!悶えるのだ!」やっぱりこれだけだったりして。(笑)
誰かもこんなこと言ってましたねぇ~。
・・・あ、ミルヒーか!『のだめ』の…。(^◇^;