2019年最初の三連休!
と言う事で、出光美術館で今日から開催の
『染付』に行って来ました。
ちらほらと、“初雪”が舞い落ちる中、
開場間もない10:20頃に到着。
初日なので混んでいるかと思ったのですが、
全然混んでいませんでした。
寒いから、来なかったのかな?
最初の染付である中国の青花磁器に至るまでの話として、
中近東、ローマにおける、青色ガラスを用いた瓶とか、
あるいは、壁を飾ったタイルなどの展示から始まります。
なるほどね。
そういう影響があるわけね。
影響と言う意味で面白いのが、これは以前から見た事があるものですが、
中近東などにおける金属器などのデザインを援用した中国磁器。
中国で作られたものなんですが、なんとなくオリエントの香りを
感じると言うのも納得ですよね。
中国の影響を受けていた、ベトナムでも染付の磁器は作られるのですが、
土の影響なのか、白磁ではなくて、ちょっと黄色っぽい磁器。
それはそれで味があります。
あとは何と言っても、鍋島ですかねぇ。
日本は、磁器製造国としては、世界的には後進国なのですが、
鍋島のデザイン、色合いは良いですよね。
青だけではなく、エメラルドグリーンとか、朱なども駆使した、
見事なものがありました。
赤色系の染料を使ったものと言えば、中国景徳鎮の《青花臙脂紅龍文瓶》
これの龍が、紅で描かれているんですが、
ルーシー・リーの作品で見られる様なピンクっぽい紅でした。
って言うか、歴史的には、景徳鎮の方が先なので、
景徳鎮の様な紅のルーシー・リーと言うべき?(笑)
空いていて、ゆっくり見ることが出来て良かったです。
名称 | 染付 ─世界に花咲く青のうつわ |
---|
会期 | 2019年1月12日(土)~3月24日(日) |
---|
会場 | 出光美術館 |
---|
当日観覧料 | 一般1000円、大学・高校生700円、中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要) |
---|
開館時間 | 10:00~17:00(毎週金曜日は10:00~19:00)
※入館は閉館の30分前まで |
---|
休館日 | 月曜(ただし、1月14日、2月11日は開館)
※ただし月曜日が祝日および振替休日の場合は開館 |
---|