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20160924京都鉄道博物館

今回の京都の旅は、
2016/09/23午後に京都御所
2016/09/24午前に京都迎賓館に行きましたが、
2016/09/24午後は、京都鉄道博物館に行ったので、
ここではそちらをポスト。

AMに京都迎賓館を見学して、
ランチを取った後の土曜午後から京都鉄道博物館です。

京都市交通局の観光二日券を持っていたので、入場料は一割引の1080円。
自動券売機で自分で割引料金の入場券を買って、
入口で入場券と対象となるバスor地下鉄等の乗車券を見せる方式。
自動券売機では、当然、通常料金のボタンが目立っていて、
割引料金のボタンは控え目の表示なので要注意(笑)
一応、POP表示は有りましたけどね。

のっけから、苦情(?)を。
京都鉄道博物館、面白いんだけど、
お子様方(&そのバカ親&バカ祖父母)が邪魔くさい。
人が写真を撮ろうとしていると前に入ってくるし、
自分が撮っていた場合は、撮り終わっても前から中々去らない。
邪魔です。
もっと周囲を見てください。気を配って下さい。

そう言う出来事って、子供が多いところだと、
京都鉄道博物館に限らず多いですけど、
子供がいれば何をしても許されるとでも思っているのでしょうか?
キレそうになったので、早々に退却してきてしまいました。

でもキレてばかりいても仕方無いので、多少の戦果を。

中に入ってまず見えるのが、これらの車両たち。

まずは、C62形26号機

「つばめ」や「はと」を牽引した蒸気機関車です。

その隣には、クハ86形1号車

これって、湘南カラー?
東海道線などで活躍した車両です

そしてこの団子鼻は、初代新幹線0系16形1号車


ここは、撮影スポットになっていて、
自分のカメラを渡すと、係の人が写真を撮ってくれていました。

こちらは、クハ103形1号車

行き先表示板にある通り、大阪環状線を走っていたものですね。
って言うか、いまだにJR西日本では現役で見かける気が?

SL以外の機関車も。
DD54形33号機。

これは、交通科学博物館の頃からあったようです。

ここまでは、プロムナードでの展示。
屋根はありますが、屋内ではありません。

ここから屋内に入ります。

これは、230形233号機

見た目からして、昔々のSLですね。
国産初の量産型蒸気機関車だそうです。

この先に、写真で見るような車両が並んだ光景があります。



まずはこれでしょうね。
京都鉄道博物館ならでは(?)の、JR西日本の傑作500系新幹線



500系521形1号車です。
乗ったことがありますが、車内は確かに狭かったです。
でも、嫌いじゃなかったんですけどねぇ。
東海道新幹線からは追い出されてしまいましたね。

その隣にクハネ581形35号車

“ネ”と有るように、寝台車ですね。

そして一番奥は、クハ489形1号車

“雷鳥”の表示が目立ちます。

奥に進むと、1800形1801号機

見た目からして外国の機関車ですが、
案の定、イギリスからの輸入機関車です。

このあたりは『鉄道のあゆみ』と言うコーナーで、
車両以外にも、鉄道の歴史を感じる展示がありました。

列車のヘッドマーク。

面白いのが、『冨士』のローマ字表示が“HUZI”になっているところ。
FUJIじゃ無いんだ?!

これは、戦後GHQによる占領期のヘッドマークですね。

『OCTAGONIAN』は、日本占領の実行部隊であった
米国第8軍司令官専用列車だそうです。
以前、大宮の鉄道博物館でも見たんですが、
こっちに移した?
もう一つは『へいわ』
こちらは、東京駅~大阪駅間を運行した戦後初の特急ですね。

これは、『へいわ』を引き継いだ『つばめ』ですかね。

“JNR”のマークも懐かしいです。

これは、国鉄民営化に際して掲げられたヘッドマークと、
民営化の鍵。

ヘッドマークには国鉄最終日の1987年3月31日が書いてあり、
民営化の鍵には、民営化初日の1987年4月1日が刻まれています。

さて、車両の話に戻ります。

これは、『鉄道のあゆみ』コーナーにあったEF52形1号機

国産初の大型の直流電気機関車だそうです。

先程は0系新幹線がありましたが、
こちらは、その後継の100系新幹線の100系122形5003号車。


今の700系とかだと、0系の面影は影も形もありませんが、
この100系の頃はまだ、0系の面影がありますね。

なんかわかりませんが、自動車もありました。

ダイハツミゼットMPA

後ろに昔の駅のジオラマが有ったので、
その時代を象徴するものということでしょうか?
で、その昭和の駅舎


中に入ることが出来ます。
ここは改札ですね。


こちらは、駅事務室。

左側の窓口が切符販売の窓口で、
正面の窓口が精算窓口ですね。
右端に有る秤は、手荷物とかの検査用でしょうか?

こちらは、DD51形756号機

メジャーなディーゼル機関車ですね。
まだ現役ではありますが、退役に向かっているようです。
この車両は下に潜ることが出来るようになっていました。
早速下に入ってみます。
推進軸です。

奥側からの動力を、手前の車輪に伝えるようです。

こちらはATS車上子

基本的に、車両の下は透明なカバーが掛けられているんですが、
この付近は、カバーがありませんでした。
カバーが有る所は、油が落ちてきたりするとマズイので、
カバーが有るのかな?

もう一つ、車両の下に入ることが出来る展示がEF66形35号機

これは、JR貨物より譲渡されたものだそうです。

早速に下に潜り込みます(笑)

先程のDD51形はディーゼル機関車でしたが、
こちらのEF66形は電気機関車なので、モーターが動力です。

ATS車上子は、同じように見えますね。


DD51形の隣にあるのが、キハ81形3号車

DD51形はディーゼルですが、こちらのキハ81形もディーゼル。
ディーゼルつながりということでの、並びですかね。

これも、クハ481形?

DD51形とEF66型の間に挟まれて展示されていましたが、
何故か、レイアウト表示には書かれていませんでした。

これは、ヨ5000形5008号車

コンテナ特急「たから」号の乗務員用車両だそうですが、
コンテナ特急って、あったんですね!
勉強不足だ。

ここは、車両工場扱いなんですね。
トワイライトエクスプレスのサロンカー
オハ25形551号車がありました。

中を見せたいのか、見せたくないのか、
上に上がるタラップが備え付けられていましたが、
見えるのは屋根ばかり。
窓と同じレベルで見られるようにしなければ、車内は見えないよ。


って言うか、トワイライトプラザと言う、
トワイライトエクスプレスの展示ゾーンが有ったのか!
完全に見逃していたorz。

ここまでは1階。
ここまでの印象だと、大宮の鉄道博物館は、
御料車があったり、鉄道記念物とかの貴重なものが多かったですが、
ここはどちらかと言うと、そう言う記念品的な物は少ないかも。

大宮の鉄道博物館の前身と言える神田にあった交通博物館は、
鉄道以外の交通に関する展示も有ったし、
交通に関する歴史展示の要素があった。

一方、京都鉄道博物館の前身と言える、
森ノ宮にあった交通科学博物館は車両中心だったし、
梅小路機関車記念館もそうだったな。

そう言うところが、展示の差に出たかな。
などと思いつつ、2階に上がります。

その代わりと言ってはナンですが、鉄道公安官の資料がありました。



これはちょっと珍しい。

歴代のマルスも展示。
マルス102試験機

なんか、電話交換機みたいですね。

こちらはマルス104列車座席予約操作盤


そして、マルス104活字棒

漢字も印刷できるように列車名が刻まれた
「活字棒」を装置に差し込んで切符を印刷していたそうです。

これは地名の活字棒のアップ


そしてこちらは、列車名の活字棒のアップ


その活字棒を使ったマルス104指定券印刷機

見た目、ただの箱ですね。

そして、活字棒とマルス104指定券印刷機で印刷された結果がこれ。

きちんと漢字表記になっています。

これはマルス105操作盤です。

駅名の所にピンをさして使っていました。

こちらはマルス105専用印刷機

活字棒無くなったようです。

こちらは最近まで目にしていた、マルスM型


上野の国立科学博物館にもマルスの展示がありますが、
規模(大きさ)としては国立科学博物館の方が大規模かも。
こちらの京都鉄道博物館は、マルスの端末メインでしたからね。

運行要員の仮眠室の展示も有りました。
う~ん、でも気になるのかな?

結構、テレビで出ているような気もしますが。

その近くでは、券売機と自動改札体験。
駅であるやつだと思うんですが、
実際に営業中の駅だと親がやってしまって
子供が関与する余地がないからか、
子供に人気のようでした。

新幹線運転司令卓のジオラマ

JR西日本の鉄道博物館なので、新大阪以降の表示です。
操作卓で、なにやら操作できるようでした。

2階の連絡デッキを通って、SL車庫に向かいます。

そして運良く、SLが駅に入ってくる所が見られました。

運転シミュレーターとか、
こう言う乗り物とかの状況を確認せずに来てしまったのですが、
どう言う利用条件なんだろう?
まぁ少なくとも、運転シミュレーターはお子様向けでしたけどね。

機関車車庫の陣容は、こんな感じ。
C51形239号機



C53形45号機



C59形164号機



D52形468号機



D50形140号機



C58形1号機



C55形1号機



D51形1号機



C62形1号機



C11形64号機



9600形9633号機



1070形1080号機



B20形10号機



ここからは整備エリア
C56形160号機


D51形200号機


C61形2号機


7100形7105号機「義経」号?


若干、京都鉄道博物館のHPでの並びとは
異なっているようです。

これは、現役の頃の梅小路車庫のジオラマ


ここからは、ラストスパート(笑)

旧二条駅舎の中に入ります。
これは、梅小路機関車記念館の頃からお馴染みですが、
中は異なるつくりになっていました。
京都鉄道博物館の出口、ミュージアムショップ、
そして、少数の展示を行う施設になったようです。

お召し列車とか、御料車が無いと上記に記しましたが、
プレートとかの展示がありました。




そして、奥にはSLの運転席のジオラマ?

汽笛をならすことができます。

そして、SLの釜のカットモデル


旧二条駅舎のミュージアムショップは、買い物客で大混雑。
ほうほうの体で、抜け出しました(苦笑)

これは、旧二条駅舎の前にある車輪。


その傍らの記念碑の碑文です

「鉄道100年にわたる 蒸気機関車の栄光をたたえ
 ここに その勇姿を永く保存する
            昭和47年10月10日

                日本国有鉄道」
と書かれています。

これは、関西鉄道の社章

関西本線など、いまのJR西日本とJR東海の路線の多くを建設した、
言わば、JR西日本のご先祖様ですね。

そして最後に、旧二条駅駅舎

中々、面白かったです。
お子様方が、ヤンチャなのがちょっと困りましたが。
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