
天気予報で「晴れ」という割には雲が多い土曜日ですが、
今日は、国立西洋美術館で開催されているボルドー展の
記念講演会にGO!
ボルドー展記念講演会は全4回設定されているのですが、
今日は最後の四回目。
講師は国際日本文化研究センター名誉教授の赤澤威氏。
講演タイトルは、
「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界:
作者クロマニョンの見たヨーロッパ」
です。
赤澤氏は、元々西洋美術の専門家ではなく、
中東を中心とした先史人類学・旧石器考古学の専門家なのだそうですが、
今回の講演タイトルにも有る
“角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)”に興味を持っていて、
且つ、詳しいということで今回のボルドー展を企画した
国立西洋美術館主任研究員の陳岡めぐみから口説き落とされて(笑)
今回講演することとなったそうです。
今回の講演で一番衝撃的だったのが、
さきごろテロリスト集団ISによって殺害された
パルミラ博物館の元館長で著名な考古学者のハレド・アサド氏と
赤澤氏が知り合いであったということ。
赤澤氏が元々中東地域で研究していたということもあり、
遺跡の発掘作業などを通じて、交流があったらしいです。
直接的にアサド氏の死について述べることはありませんでしたが、
昔のアサド氏との交流の模様や、中東地域で行った
嘗ての研究活動について述べるときは、
悲しげに遠く思いを馳せるような感じに見えましたね。
アサド氏のご冥福をお祈りします。
もう一つ劇的とも言えるのが、講演時間が押して
時間がなくなってしまいあまり触れる時間は取れませんでしたが、
今後の人類の話。
いまの人類が出てくるまでの間に、多くの猿人・旧人などが居て、
彼らの消滅を入れ替わり我々ホモサピエンスが残ったわけですが、
たまたま今はホモサピエンスが隆盛を極めているだけで、
これから先、別の種族に取って代わられることは避けられないということ。
しかも、これまでは、人類滅亡の原因としては環境問題、
食糧問題などが唱えられてきましたが、さきごろ、
人工知能が人類に取って代わるという話も出てきたということで、
自分で創りだしたものに滅ぼされると言うことは
中々衝撃的と言う事を述べられていました。
確かに衝撃的!
SF映画で描かれたことが、時間を経ると実現されたりするわけですが、
人工知能が人類に取って代わるというのは、ターミネーターの世界ですよね。
この人工知能が人類に取って代わるという話は、
ホーキング博士やイーロン・マスク氏も警鐘を鳴らしていますし、
ちょっと怖いかな。
ところどころ冗長かなぁと思うところもありましたが、
要所要所は、中々面白く興味深い講演会でした。
今日は、国立西洋美術館で開催されているボルドー展の
記念講演会にGO!
ボルドー展記念講演会は全4回設定されているのですが、
今日は最後の四回目。
講師は国際日本文化研究センター名誉教授の赤澤威氏。
講演タイトルは、
「角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)に刻まれた世界:
作者クロマニョンの見たヨーロッパ」
です。
赤澤氏は、元々西洋美術の専門家ではなく、
中東を中心とした先史人類学・旧石器考古学の専門家なのだそうですが、
今回の講演タイトルにも有る
“角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)”に興味を持っていて、
且つ、詳しいということで今回のボルドー展を企画した
国立西洋美術館主任研究員の陳岡めぐみから口説き落とされて(笑)
今回講演することとなったそうです。
今回の講演で一番衝撃的だったのが、
さきごろテロリスト集団ISによって殺害された
パルミラ博物館の元館長で著名な考古学者のハレド・アサド氏と
赤澤氏が知り合いであったということ。
赤澤氏が元々中東地域で研究していたということもあり、
遺跡の発掘作業などを通じて、交流があったらしいです。
直接的にアサド氏の死について述べることはありませんでしたが、
昔のアサド氏との交流の模様や、中東地域で行った
嘗ての研究活動について述べるときは、
悲しげに遠く思いを馳せるような感じに見えましたね。
アサド氏のご冥福をお祈りします。
もう一つ劇的とも言えるのが、講演時間が押して
時間がなくなってしまいあまり触れる時間は取れませんでしたが、
今後の人類の話。
いまの人類が出てくるまでの間に、多くの猿人・旧人などが居て、
彼らの消滅を入れ替わり我々ホモサピエンスが残ったわけですが、
たまたま今はホモサピエンスが隆盛を極めているだけで、
これから先、別の種族に取って代わられることは避けられないということ。
しかも、これまでは、人類滅亡の原因としては環境問題、
食糧問題などが唱えられてきましたが、さきごろ、
人工知能が人類に取って代わるという話も出てきたということで、
自分で創りだしたものに滅ぼされると言うことは
中々衝撃的と言う事を述べられていました。
確かに衝撃的!
SF映画で描かれたことが、時間を経ると実現されたりするわけですが、
人工知能が人類に取って代わるというのは、ターミネーターの世界ですよね。
この人工知能が人類に取って代わるという話は、
ホーキング博士やイーロン・マスク氏も警鐘を鳴らしていますし、
ちょっと怖いかな。
ところどころ冗長かなぁと思うところもありましたが、
要所要所は、中々面白く興味深い講演会でした。