goo blog サービス終了のお知らせ 

Log Book

日々の日記など

東京都美術館 『上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」』

2017-11-23 | 美術館・博物館
『ゴッホ展』を見た後、
『ゴッホ展』のチケットで観覧可能と言う事なので、
こちらの『現代の写実展』も見てきました。

いつも、上からは見ているのですが、ギャラリーには初潜入。
特別展の入り口横のエスカレーターで下っていくとギャラリーです。

会場内、撮影可だったので、興味を持った作品をいくつか。

『映像を超えて』と言うコーナーから。
これは、小森隼人《黄色い果実と赤い柘榴》2012年


そして、こちらは小森隼人《黄色い果実と赤い柘榴》2012年・部分

黄色い果実と、柘榴部分のアップ。
瑞々しいですねぇ。

こちらは、小森隼人《檸檬 大きな器》2015年


これも、檸檬の部分をアップにすると、
小森隼人《檸檬 大きな器》2015年・部分

檸檬が瑞々しいです。

本当に、“映像を超えて”いますね。

次は、『記憶のリアリティ』と言うコーナーから、
橋本大輔《観測所》2016-2017

正確には、観測所の廃墟?
廃墟には、こう言うイメージありますよね。

次が、一番面白かった?です。
『リアリズムの諸相』と言うコーナーで、
元田久治《Indication : Tokyo Tower 3》2007


元田久治《Revelation : Electric City》2005


元田久治《Indication : Tokyo Station》2007-2011


なんか、シン・ゴジラで破壊された東京みたいに思いませんか?
最近、また見てしまったので、思いっきり、そう思ってしまいました。

同じく『リアリズムの諸相』と言うコーナーですが、
これは、リアリズムと言うより色彩美ですよね?
岩田壮平《こい》2014


岩田壮平《花の形》2017


他にも、前衛的な作品もあって、中々見応えがあり巻いた。
只だったしね(笑)








名称上野アーティストプロジェクト「現代の写実―映像を超えて」
会期2017年11月17日(金)~2018年1月6日(土)
会場東京都美術館 ギャラリーA・C
当日観覧料一般500円、大65歳以上300円、学生以下無料
※同時開催の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」のチケット(半券可)提示にて入場無料
開室時間9:30~17:30
※金曜は20:00まで
※入室は閉室の30分前まで
休室日11月20日(月)、12月4日(月)、18日(月)、25日(月)、31日(日)、1月1日(月・祝)

東京都美術館 『ゴッホ展』

2017-11-23 | 美術館・博物館
勤労感謝の日!
日ごろの労働に感謝して(誰の?)、
上野の東京都美術館で開催されている、
『ゴッホ展』に行って来ました。

午前中は、土砂降りとは言いませんが、
結構しっかりとした降り方の雨。
ゴッホと言う事で、人気がありそうな展覧会。
雨で、足が鈍るのが期待です。

0930時開場のところ、1000時過ぎに到着。
雨なので、やっぱり出足は悪いようです。
開場間もない、入場規制列も無くなっていました。

見どころは、ポスターにもなっている《花魁(溪斎英泉による)》ですかね。
これは、溪斎英泉の《雲龍打掛の花魁》の他にも、
二代歌川芳丸の《新板虫尽》から蛙のモチーフを移入してみたり、
龍明×谷の《芸者と富士》からも、植物のモチーフを入れてみたり、
いろいろと混ざっているんですね。
勉強になります。

その他にも、《雪景色》と言う日本初公開作品も興味深いです。
これは、アルルに行ったとき、たまたま雪が降っていて、
一面雪化粧であったところを描いたものだそうです。
アルルに向かったのも、アルルを日本に見立てての事、
と言う話も興味深いです。

ゴッホと言えば、ゴーガンとの共同生活。
比較的短期間に破綻してしまったわけですが、
人間関係はと言うと、完全に破綻してしまったちう事でもなく、
ゴッホの《渓谷(レ・ペイルレ)》はゴーガンの所有。
他にもゴーガン所有のゴッホの作品と言うのはありますね。

ゴッホ展なので、ゴッホの作が沢山出ているのですが、
それ以外に面白かったのが、ゴッホの没後、
ゴッホの偉業を称えた日本人たちが多数、
ゴッホゆかりの地に行った事。
有名な《医師ガシェの肖像》で描かれたガシェの息子が残っていて、
日本からの来訪者と交流したとか。
訪れた人々の芳名録も残っていて、面白かったです。
斎藤茂吉も行っているんですね。

今回の音声ガイドのナビゲーターは常盤貴子さん。
中々、良かったです。

“なんとか展”とか言うと、その画家の作品や、
その画家から影響を受けた画家の作品を中心に構成されることが
一般的かなと思っていましたが、今回の様に、
画家の死後、その画家を偲んで画家所縁の地に向かった人たちの事も
並べられる展覧会は、面白かったです。
特に混んでも居なかったしね。

入口付近には、日本を愛したゴッホにちなんで、
屏風風の造形がありました。











名称ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
http://gogh-japan.jp/
会期2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)
会場東京都美術館
当日観覧料一般1600円、大学生・専門学校生1300円、高校生800円、65歳以上1000円、中学生以下無料
開室時間9:30~17:30
※金曜は20:00まで
※入室は閉室の30分前まで
休室日月曜日、12月31日(日)、1月1日(月・祝)
※ただし、1月8日(月・祝)は開室
巡回展終了[札幌展]2017年8月26日(土) ~ 10月15日(日) 北海道立近代美術館
[京都展] 2018年1月20日(土) ~ 2018年3月4日(日) 京都国立近代美術館

蓬莱閣

2017-11-23 | グルメ(中華料理)
今日は上野に出没。
ランチは、蓬莱閣です。

前回は、餃子ライス🥟🍚850円だったので、
今日は、800円の焼売ライス800円。

どこに行っても混んでるからなぁと
思ってこっちに来ましたが、
ここは大丈夫でした。
まぁ、元々キャパが大きいしね。

最近、めっきり寒いですが、
中は暖房が効いていました。
冬の雪国みたいだな(笑)

肉っぽい、焼売。
悪く無いです。

餃子の店って結構聞くけど、
焼売の店って少ない気が。

-----
蓬莱閣
東京都台東区上野2-14-29
03-3831-1763