先週6月28日から、世田谷美術館で開催されている、
ボストン美術館-華麗なるジャポニスム展。
ここで、修復後世界ではじめて、
モネの《ラ・ジャポネーズ》が公開されるというので、
行ってきました。
世田谷美術館って、時々興味を引く展覧会をするんですが、
いかんせん遠いので、今まで行ったことがありませんでした。
ですが、この《ラ・ジャポネーズ》がね、どうも気になってしまい、
ついに、世田谷美術館デビューということになりました。
世田谷美術館は、比喩的にも遠いんですが、
最寄り駅からも徒歩17分と、何気にリアルに遠い・・・。
ですが、最寄りの用賀駅からシャトルバス(100円)が出るというので、
当然、それを利用です。
展覧会の前に、世田谷美術館の事を。
世田谷美術館は、砧公園にあるんですね。
すぐ近くには世田谷卸売市場があったり、清掃工場があったりします。
実は、シャトルバスは卸売市場の辺りに到着するんですが、
それが美術館に見えないこともなく・・・(苦笑)。
ちなみにこれが美術館です。

美術系の展覧会と言えば、いつもは上野方面が多いんですが、
上野の下町的な雰囲気とは違い、さすがに世田谷。
何となく、ハイソな、上品な雰囲気を感じます。
美術館のすぐ前に広がる広場では、子供連れが遊んでいたりして、
なんか、ドラマみたい。
上野も公園の中にあるんですが、何故だか違いますね。
中に入り、まずは荷物を預けようとコインロッカーを探したんですが、
何か他のイベントで居たボランティアのおばさんも上品。
コインロッカーの位置を教えてくれました。
さて、美術館自体の事はここまで。
中身の話へ。
最初の方は、『日本趣味』と言う事で、浮世絵だとか、
刀の鍔だとかが展示されていて、それらにインスパイアされた
海外の作品も合わせて展示されています。
その中でも、あらためて興味を引かれたのが、歌川広重とゴッホ。
ゴッホの作品展示はなく、横に小さなコピーが有っただけですが、
広重の《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》が、
ゴッホの《雨中の橋》だったり、
また同じく広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋敷》が、
同じくゴッホの《花咲く梅の木》だったりと、
驚きました。
モチーフが似ているとか、構図が似ているとかではなく、
完全にそんまんま。
ゴッホが日本画に詳しいのは知っていましたが、
こう言うゴッホの作品があるとはねぇ。
そして、見たかった《ラ・ジャポネーズ》は、いきなり
次のセクション『女性』で登場します。
ここは、女性がテーマのセクションなんですが、
浮世絵の女性の姿が、西洋の画家たちに大きな影響を与えていたんですね。
そして、《ラ・ジャポネーズ》。
実はモネ、10年ほど前に《緑衣の女性》と言う作品を描いていて、
この《緑衣の女性》の対になる作品という位置づけで、
この《ラ・ジャポネーズ》を描いたんだそうです。
対になる作品と言っても、内容は非常に対照的。
前者が、暗く、西洋的な内容であるのに対して、
後者は、明るく、日本的な内容に溢れる作品です。
どっちが好きだと問われると、後者の方が良いですね。
《ラ・ジャポネーズ》は、着物の武者が浮き出て見え、
非常に美しい作品でした。
この他にも、日本の影響を受けたと言われる作品が沢山。
まぁ、そういうテーマの展覧会なので、当然ですが。
それでも、ムンクがジャポニスムの影響を受けているとは・・・。
ムンクの《夏の夜の夢(声)》と言う作品は、
垂直に立つ木々の描き方が、
広重の《名所江戸百景 神田明神曙之景》の
構図の影響を受けているそうです。
いやぁ、マヂですか。
そういうことを言うと、何でもかんでも影響を受けていると
言えそうな感じもするんですが、そうじゃないんでしょうね。
見どころ多かったです。
上野の美術館とくらべて、客も少なく、
非常に観やすかったです。
ボストン美術館-華麗なるジャポニスム展。
ここで、修復後世界ではじめて、
モネの《ラ・ジャポネーズ》が公開されるというので、
行ってきました。
世田谷美術館って、時々興味を引く展覧会をするんですが、
いかんせん遠いので、今まで行ったことがありませんでした。
ですが、この《ラ・ジャポネーズ》がね、どうも気になってしまい、
ついに、世田谷美術館デビューということになりました。
世田谷美術館は、比喩的にも遠いんですが、
最寄り駅からも徒歩17分と、何気にリアルに遠い・・・。
ですが、最寄りの用賀駅からシャトルバス(100円)が出るというので、
当然、それを利用です。
展覧会の前に、世田谷美術館の事を。
世田谷美術館は、砧公園にあるんですね。
すぐ近くには世田谷卸売市場があったり、清掃工場があったりします。
実は、シャトルバスは卸売市場の辺りに到着するんですが、
それが美術館に見えないこともなく・・・(苦笑)。
ちなみにこれが美術館です。

美術系の展覧会と言えば、いつもは上野方面が多いんですが、
上野の下町的な雰囲気とは違い、さすがに世田谷。
何となく、ハイソな、上品な雰囲気を感じます。
美術館のすぐ前に広がる広場では、子供連れが遊んでいたりして、
なんか、ドラマみたい。
上野も公園の中にあるんですが、何故だか違いますね。
中に入り、まずは荷物を預けようとコインロッカーを探したんですが、
何か他のイベントで居たボランティアのおばさんも上品。
コインロッカーの位置を教えてくれました。
さて、美術館自体の事はここまで。
中身の話へ。
最初の方は、『日本趣味』と言う事で、浮世絵だとか、
刀の鍔だとかが展示されていて、それらにインスパイアされた
海外の作品も合わせて展示されています。
その中でも、あらためて興味を引かれたのが、歌川広重とゴッホ。
ゴッホの作品展示はなく、横に小さなコピーが有っただけですが、
広重の《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》が、
ゴッホの《雨中の橋》だったり、
また同じく広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋敷》が、
同じくゴッホの《花咲く梅の木》だったりと、
驚きました。
モチーフが似ているとか、構図が似ているとかではなく、
完全にそんまんま。
ゴッホが日本画に詳しいのは知っていましたが、
こう言うゴッホの作品があるとはねぇ。
そして、見たかった《ラ・ジャポネーズ》は、いきなり
次のセクション『女性』で登場します。
ここは、女性がテーマのセクションなんですが、
浮世絵の女性の姿が、西洋の画家たちに大きな影響を与えていたんですね。
そして、《ラ・ジャポネーズ》。
実はモネ、10年ほど前に《緑衣の女性》と言う作品を描いていて、
この《緑衣の女性》の対になる作品という位置づけで、
この《ラ・ジャポネーズ》を描いたんだそうです。
対になる作品と言っても、内容は非常に対照的。
前者が、暗く、西洋的な内容であるのに対して、
後者は、明るく、日本的な内容に溢れる作品です。
どっちが好きだと問われると、後者の方が良いですね。
《ラ・ジャポネーズ》は、着物の武者が浮き出て見え、
非常に美しい作品でした。
この他にも、日本の影響を受けたと言われる作品が沢山。
まぁ、そういうテーマの展覧会なので、当然ですが。
それでも、ムンクがジャポニスムの影響を受けているとは・・・。
ムンクの《夏の夜の夢(声)》と言う作品は、
垂直に立つ木々の描き方が、
広重の《名所江戸百景 神田明神曙之景》の
構図の影響を受けているそうです。
いやぁ、マヂですか。
そういうことを言うと、何でもかんでも影響を受けていると
言えそうな感じもするんですが、そうじゃないんでしょうね。
見どころ多かったです。
上野の美術館とくらべて、客も少なく、
非常に観やすかったです。
名称 | ボストン美術館-華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美 http://www.boston-japonisme.jp/ |
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会期(東京展) | 2014年6月28日(土)~2014年9月15日(月・祝) |
会場 | 世田谷美術館 |
当日観覧料 | 一般1500円、65歳以上1200円、大学生・高校生900円、中学生・小学生500円 |
開館時間 | 10:00 ~ 18:00 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし7月21日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館、7月22日(火)は休館 |
巡回展 | 京都展 2014年9月30日(火)~11月30日(日) 京都市美術館 名古屋展 2015年1月2日(金)~2015年5月10日(日) 名古屋ボストン美術館 |