いつもそうなんだけれども、教室に行くと探してしまう。接点はないんだ。別に同という間柄でもない。どちらかと言えば、言わなくても軽く、あくまでも軽く、そうであって欲しい、嫌われていた。見た目こうだし、性格ああだし。居ないなら、居ないことを知りたい。なんかぽっかり喪失感。もともと塞いでいたかというと、疑問だけれども、とりあえず喪失感。
本当にまったく会ってないし、ましてや見かけたこともない。最後に会ったのは三年の後期の期末試験の日。別に居るんだろうけれども、接点がないだけなのかもしれないけれども、喪失感で一杯。こういう感情をなんて言うのだろうか。