NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

2006年05月13日(土)

2006-05-13 | 休み

 アスキーアートなんかもポストモダン的なものなんじゃないだろうか。シミュラークルそのもの。職人が作ったものを多くの人がコピー&ペーストし、時にはそれを改変したりする。またアスキーアートの大部分はオリジナルなものではなく、キャラクターや人物を模写したものであったりもするので、オリジナル自体がコピーであると言える。やっぱり核となるオリジンが無いのだ。ほんとに当てはまるぞ、東さんってすげー!!

2006年05月13日(土)

2006-05-13 | 休み
 卒論の参考文献の一冊。と言っても今のところこれと『テヅカ・イズ・デッド』のみ。新書だけれども僕には難しい。2日位電車の中で読んでいたけれども、駄目だ、進まない。と言うことで図書館で読む。今日は2時間かけて90ページほどしか進まず。ページを行ったり来たりしているので時間がかかる。理解力が欲しい。

 でも、これ面白い。もう五年も前の著作だけれども色あせて感じられない。それどころか逆に今の方がこの「非物語」という考え方がよりわかりやすい時代状況だと思う。米光さんという作家さんのブログのエントリーに触れられていた野次馬の話は全くこの本の理論を写していて、社会学のダイナミズムに感動してしまった。

 ただオタクの括りは東さんの興味からなのだろうか。この理論、僕には普通に一般化できたんじゃないだろうかと思うのだけれども。大塚英志さんをはじめとしてサブカル系、オタク系の著作から引いているからだろうか。

 まだいまいち理解が出来ていないんだけれども、データベースのところはオタクに引き寄せるときは「お約束」とした方がわかりやすいと思った。例えば、三人組の悪者で、親分が女性、残りの二人は凸凹コンビなんていうのは「お約束」。でもこれはパロディか。シミュラークルと違いが分からん。

 誰かダイジェストして教えて