埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

5.3 有明2022憲法大集会

2022-05-04 18:47:17 | 活動報告

 憲法施行から75年を迎えた3日、全国各地で憲法を守り生かそうとアピールする集会が行われました。東京・有明防災公園で3年ぶりに開催された「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」には1万5000人(主催者発表)が参加。自民党などがウクライナ危機に乗じて改憲や軍拡を叫ぶなか、今こそ憲法を生かし、参院選で改憲を阻止しようと訴えました。

 野党から、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の奥野総一郎国対委員長代理、社民党の福島瑞穂党首がスピーチ。共産党の小池晃書記局長も参加し、参加者と一緒に「#憲法改悪に反対します」「守ろう平和・いのち・くらし」と書かれたプラカードを掲げました。

 主催した5・3憲法集会実行委員会の藤本泰成さん(平和フォーラム共同代表)があいさつ。ロシアの侵略行為は国連憲章違反であり直ちに撤退をと強調。これに乗じた「敵基地攻撃能力の保有」や「核共有」論を批判し、「今こそ憲法が掲げる平和主義、9条の精神が必要とされている。日本国憲法の意義を問い直していこう」と呼びかけました。

 4人の市民がスピーチ。大江京子弁護士は「軍事力による抑止力は軍拡の応酬と相互不信を広げるだけだ」と述べ、9条を生かした平和外交こそ必要だと訴え。フリーライターの小川たまかさんは、女性差別・蔑視に関して「分かりやすく言えば、弱い立場の人をなめているということです」と指摘し、憲法14条の法の下の平等を実現するため声をあげていこうと話しました。

 市民連合から、上智大学教授の中野晃一さんがスピーチ。安全保障の議論で、外交努力でつくる「安心供与」という考えが抜けていると指摘。「『抑止』だけではタガが外れてしまう。9条を守ってこそ、安全保障が成立する。まずは参院選からです」と述べました。(「赤旗」5月4日号参照)

《参加者から》

 今日は憲法記念日。3年ぶりの有明集会。
 しかし、最寄駅に行ったら人身事故で電車がストップしている。連休の、しかも憲法記念日に人身事故って悲しすぎる。よほど行くのをやめようかと思ったけど、行って良かった❗️
 有明公園入り口で高校生が平和署名をやっていたので近づいたら、声をかけられました。「Kだよ❗️」ええ〜っ‼️ 高校時代の先生‼️ 平ゼミ生の横に立っていました。よく私を分かってくださったなぁ〜 感激( ; ; )
 平ゼミ生には、「K先生は高校時代の私の先生だったんですよ。私も高校の教員でした。平ゼミ生が活動していて嬉しいです💖」と言って、記念写真をお願いして3人でパチリ。
 K先生によると、「○○高校9条の会をつくりたいね。今、メンバーを考えているんだ」と。小森陽一さんのパートナーさんが先輩だということも初めて知りました。BIGなあの方もいるけど、まだ名前は伏せておこう。結成されたら嬉しいなぁー どうなるかなぁー
集会では埼玉の懐かしい方々にたくさん会いました。今日は色々な方のスピーチが楽しみでしたが、音響設備が良くなくて、ほとんど声が聞こえず。中野晃一さんの「… 参院選が始まりです❗️」の最後の言葉はしっかり聞こえて拍手👏 (Y.KさんのFBから
 
 
 
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 《一言》ブログを担当している事務局のSです。3月半ばにふとした拍子に背中を痛めてしまいました。当初はかなり激痛に苦しめられ、3月の発送作業にも欠席させていただきました。痛み自体は収まりつつありますが、かなり長引いています。まだまだ自由に集会や会議に参加できる状態ではありません。そういうわけでブログの更新も滞っています。大事な時期に歯がゆい思いをしています。記事と写真を送っていただければこうしてアップするくらいの作業は出来るようになりましたので、ぜひ記事を送って下さい。活動報告や意見交流の投稿をお待ちしています。