埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

1.19,20国会前行動が行われました!

2020-01-21 18:50:30 | 活動報告

 今年初めての19日行動が19日、全国各地で取り組まれました。都内では、14:00から衆議院第2議員会館前を中心に、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」の共催で開催されました。参加者は1700人でした。
 開会あいさつで、1000人委員会の藤本氏は、60年を迎えた日米安保条約の下で、安倍首相はトランプ大統領の言うままに、自衛隊を中東に派兵していると指摘。我が国を苦しめている日米安保条約の破棄と、米国べったりの安倍政権の打倒を呼びかけました。
 駆け付けた立憲民主党岸まきこ衆院議員、日本共産党吉良よし子参院議員が連帯あいさつを行いました。吉良議員は、「4歳の子を持つ親として、第三次世界大戦の言葉が飛び交った米国とイランの緊迫状態が大変心配した。安倍首相はトランプ大統領の言うままに、自衛隊を中東に派兵させています。2020年は、子ども達に平和な未来を手渡せる社会を実現させたい」と訴えました。
 その後、市民団体から発言。「宮古島のどこにもミサイル基地はいらない」と奮闘している仲間、品川総がかり行動実行委員会の仲間、3・1朝鮮独立運動市民ネットワークの仲間からは、それぞれのとりくみの報告と、安倍政権打倒の決意が語られました。

 通常国会が開会した20日、総がかり行動実行委員会と全国市民アクションは国会議員会館前で「自衛隊の中東派兵反対、『桜を見る会』徹底追及、権力私物化反対、安倍改憲発議阻止、共謀罪廃止、安倍内閣退陣1・20国会開会日行動を行いました。500人が参加。参加者らは「自衛隊を中東に送るな」や「検察は不正を許すな 桜を見る会徹底追及」などとかかれたカードを掲げ、「安倍首相の責任重大」や「疑惑の議員、全員出てこい」などとシュプレヒコールを上げ、自衛隊の中東派遣や「桜を見る会」の問題、カジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐる議員の金銭授受の疑惑などに抗議しました。
  マイクを握った主催団体共同代表の高田健さんは、桜を見る会や相次ぐ大臣の辞任などを念頭に、安倍首相の対応を批判。「『任命責任がある』とだけ言って責任がとれたら、こんな簡単なことはない。責任を取るなら、内閣総辞職をすればいい」とスピーチしました。
  社民党・福島みずほ参院議員、日本共産党・山下芳生参院議員、沖縄の風・伊波洋一参院議員、立憲民主党・熊谷裕人参院議員があいさつ。なお行動には、多数の日本共産党の参院議員、立憲民主党の議員らが駆けつけました。
  さらに、市民団体が発言。共謀罪NO!実行委員会・萩尾健太弁護士は「衆議院に共謀罪廃止法案を提出 している。法案を審議させ廃止させたい。参議院からも廃止法案を提出したい」と訴えました。改憲問題対策法律家6団体連絡会・鹿島裕輔弁護士は「 国民は改憲を望んでいない。 反対の声を大きくしよう。私たちの自由を守る憲法は、私たちの手で守らなければならない」と強調しました。止めよう辺野古埋立て国会包囲実行委員会・中村利也さんは「沖縄県の試算では辺野古埋立てに2兆 5500 億円もかかる。完成するかは 闇の中。建設計画は破綻している。引き続き、沖縄と連帯した行動にご参加を」と 訴えました 。(元西部H特別支援学校 S.T)


1.9自衛隊の中東派兵批判!発議反対の新署名よびかけ新宿駅頭行動

2020-01-10 16:22:24 | 活動報告

 1月9日、憲法会議も参加する憲法共同センターは、毎月行っている9の日宣伝行動を新宿駅西口で行いました。前日8日にイランがイラクの米軍基地に弾道ミサイルで報復攻撃するなど、緊迫する中東情勢にふれながら「米国、イラン双方の武力行使に反対します」「安倍政権は自衛隊の中東派遣を中止しろ」と訴えました。
そして、新たにスタートした、「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」への協力を呼びかけました。
初めに、全労連議長の小田川義和さんは、米国が海外で起こした戦争に日本が巻き込まれる事態が起きようとしているとのべ、「日本を『戦争ができる国』にさせてはいけません。できる限りの行動をしましょう」と訴えました。.次に、日本共産党の吉良よし子参院議員が、中東情勢にふれ、安倍政権が国会の審議にもかけず、自衛隊の中東派兵を閣議決定したことを批判。さらに、緊迫した情勢の中でも自衛隊員の派兵の方針は変えず、安倍首相は自らの中東訪問を検討しだしていることも厳しく批判しました。
 全国革新懇代表世話人の五十嵐仁さんは、途中、「安倍首相はトランプのペットのようだ、まさにトランペットだ」と聴衆の笑いを取りながらも、厳しく安倍首相の自衛隊中東派兵を批判しました。
「戦争が起きないか心配しています」と話す人たちがつぎつぎと立ち止まりました。今回目立ったのが、参加者同士で「また、若者が署名している。今日は若者がよく署名するね」と語り合うほど、若者がいつもより多く署名したことでした。(元西部H特別支援学校 S.T)