埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

12.27中東への自衛隊派閣議決定反対首相官邸前行動

2019-12-28 00:24:04 | 活動報告

  27日、NSC(国家安全保障会議)で自衛隊の中東派兵計画を策定し、その後閣議決定されました。それを許してはならないと、朝8時から官邸前で抗議行動が行われ、300人が参加しました。

  与党内の動揺、派兵反対の世論の高まりで当初20日閣議決定が27日になったようです。海自の護衛艦1隻と、海賊対処のためのソマリア沖に派遣中のP3C哨戒機1機を想定。与党内からも「自衛隊の活動を無制限に拡大するのではないか」との懸念が出ています。

  今、日本がやるべきことは、米国のイラン核合意復帰と中東の緊張緩和を促す外交努力ではないでしょうか。(元西部H特別支援学校 S.T)

   ※

 ついに閣議決定だけで(行政府のみの判断で)自衛隊の海外派兵がまかり通るようになってしまった(管理人)。

   ※

 安倍政権は、今回の海上自衛隊の中東への派遣は、防衛省設置法の第4条にもとづくと「説明」しているが、防衛省設置法第4条第18項には「所掌事務の遂行に必要な調査及び研究を行うこと」と書かれているだけ。 この条項を根拠にして、一歩間違えば、戦闘に巻き込まれかねない危険地帯へ、海上自衛隊を派遣するなんて、「拡大解釈」などと言う範囲をはるかに超えたものではないのか?(平和委員会Fさんのコメント)


2019年度総会・映画会のお知らせ

2019-12-23 15:01:38 | お知らせ

 2019年の総会・映画会(学習会)を下記のように開催いたします。いよいよ正念場の年、どうぞご参加下さい。

 

日時:2020年2月2日(日)  13:00開場  13:30開会

会場:別所沼会館(ヘリテイジ浦和)

内容:「九条の会」総会   13:30-13:55

   映画「主戦場」上映  14:00-16:05

   日韓問題ミニ学習会  16:05-16:30  講師 関原正裕さん(元埼高教委員長)


年内最後の19日行動に2200人!  「来年こそ安倍政権倒そう」と誓いあう

2019-12-23 14:48:09 | 活動報告

 

 安倍9条改憲反対、「桜を見る会」疑惑の徹底追及、中東への自衛隊派遣反対等を掲げて19日、国会議員会館前で今年最後となる「19日行動」が行われ、2200人が参加しました。参加者は、「来年こそ安倍政権を終わらせよう」と呼びかけ、「安倍改憲反対!」「安倍政権総辞職」「安倍は逃がさないぞ」等と声をあげました。

  主催者を代表して、総がかり行動実行委共同代表の小田川義和全労連議長は、今年を振り返り、「改憲発議をさせませんでした。大きな成果です」と強調。市民と野党の共闘もさらに発展してきたとのべ、「新しい政権を展望できるところまできています。安倍政権打倒のために運動を強めていきましょう」と呼びかけました。

  駆け付けた日本共産党の宮本徹、国民民主党の日吉雄太、立憲民主・国民・社保・無所属フォーラムの柚木道義の各衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員があいさつしました。宮本氏は23日に閣議決定しようとしている中東への自衛隊派遣について、「絶対に中東へ行かせてはいけません。力をあわせて阻止さ...せましょう」と呼びかけるとともに、1月からの通常国会で「桜を見る会」疑惑の徹底追及に全力でとりくむとの決意を語りました。

  「改憲問題対策法律家6団体連絡会」の大江京子弁護士がスピーチ。安倍政権がねらう自衛隊の中東派兵は、武力行使の可能性があり憲法違反になると指摘。「力をあわせて中東への派遣を阻止しよう」と訴えました。

  総がかり行動実行委員会では、23日8時から(追記参照)首相官邸前で緊急の抗議行動を行います。首都圏の方、朝早いですが、ご参加ください。(元西部H特別支援学校 S.T)

《追記》

 来週月曜23日に予定されていた自衛隊の中央派兵閣議決定が 27日に延期になったようです。それで、23日早朝の官邸前行動は中止にし、閣議決定抗議行動は27日に変更になりました。 27日(金)am8:00~、官邸前緊急行動