埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

4・19国会前行動  ロシアのウクライナからの撤退、戦争反対、憲法守れとアピール

2022-04-21 23:36:33 | 活動報告
 
 『ロシアのウクライナ侵略反対!即時撤退!改憲発議反対!辺野古新基地建設中止!敵基地攻撃能力反対!いのちと暮らしと営業を守れ! #0419議員会館前行動 』が19日、雨が降り出しそうな曇り空のもと、議員会館前を中心に取り組まれました。「武力で平和はつくれない!」などと書かれたプラカードを手に900人が参加し、戦争や改憲策動を許さないとアピールしました。主催は、総がかり行動実行委と9条改憲NO!全国市民アクション。
 憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんが主催者挨拶。戦争終結のためにも「すべての戦争を許さない立場で、世界の宝である憲法9条の精神を広げていくときです」と強調。自民党などによるウクライナ危機を口実にした改憲阻止へ、「参院選で改憲勢力を少数に追い込みましょう」と呼びかけました。
「沖縄の風」の伊波洋一参議員、社民党の福島瑞穂参議会、日本共産党の井上哲士参議員、立憲民主党の石垣のり子参議員が挨拶。井上議員は、ロシア大使に即時撤退を求めたことを紹介し、プーチン政権は世界の世論を恐れていると指摘。「今こそ憲法9条の出番です。侵略戦争を許さない声を、ご一緒に広げていきましょう」と呼びかけました。
各団体からは、オール沖縄、女性差別撤廃PT、法律家六団体が発言。「辺野古新基地建設を造らせないオール沖縄会議」の福元勇司事務局長は、あらゆる課題で民主主義や憲法を壊す政治を許されないと強調し、「全国の連帯で辺野古への米軍新基地建設を止めましょう」と訴えました。
 また、日本での9条改憲に狙われていることに危機感を抱いた韓国の人々が、この日から韓国の日本大使館の前で「19日行動」を始めましたが、その主催団体から寄せられた「ともに頑張ろう」とのメッセージが紹介されました。
 最後に、行動提起を憲法共同センターの米山淳子新婦人の会会長が行い、5月3日の憲法集会の成功にむけたとりくみ、5月19日の19日行動で提出する「憲法改悪を許さない全国署名」運動の強化等を呼びかけました。(元西部H特別支援学校 現憲法会議事務局長 高橋信一)