埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

11.3「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」国会大包囲行動に参加してきた

2017-11-06 19:52:43 | 活動報告


 11月3日文化の日は日本国憲法が公布された日。先の総選挙で与党が改憲のための発議に必要な1/3の勢力を維持したことの危機感から、国会大包囲行動には続々と人が集まり、14:00の開会時間30分前には歩道は身動きもままならないありさまとなった。埼玉県高校・障害児学校教職員「9条の会」の旗を国会図書館前でようやくみつけ、会員の皆さんと落ち合うことが出来た。実は前日に事務局会議が開かれ、やはり行動し、人々の前に立っていくことが大切だと話し合ったところだったのだ。
 本当は正門前にもいって写真を撮りたかったのだが、一度離れたら2度と戻れないような有り様だったのでその場でスピーチに耳を傾けた。政党からは立憲民主党、共産党、民進党、社民党がスピーチにたち、自由党の小沢氏がメッセージを寄せた。参院に残った民進党の議員の中に市民との共闘を大切に考えている人たちがいることが知れた。韓国の朴槿恵政権を倒したろうそく革命で中心人物となったキムヨンホ氏、今年のノーベル平和賞を受賞したICANでも力をつくしたピースボート共同代表の川崎哲氏などのスピーチも印象深かった。
 Facebookを見ていると、当日には会えなかったいろいろな人たちが参加していて心強い。埼労連議長の伊藤さんからは国会周辺の4か所にステージが設け、そのうちの町村会館前でスピーチするはずだったのに右翼団体の妨害でそのステージだけ中止となったとの報告があった。
 日本会議をはじめ、改憲勢力も本気になってくるだろうし、他の右翼団体も存在感を示そうと活気づいてくることだろう。国民投票にも本気で備えなくてはならない。覚悟を固め、とりくみを強化していかなくてはならないだろう。私も自分に出来ることから始めて行きたい。(元西部A高 Y.S)
  ※
 11月3日、国会包囲大行動。
1時間近く探して、やっと仲間の所に合流。様々な意匠を凝らして、全国から集まっています。
始まりました。スピーチのトップバッターは立憲民主党の枝野代表。安保法制反対を貫く。今私たちがやるべきことは、内向きになるのではなく、外向きになること。現在の危険性は、まだまだ知られていない、と力強いスピーチでした。

 晴天の下、ギッシリの人々。落合恵子さんのスピーチが始まりました。「政権与党が取ったのは、立ったの2割。8割は支持していない。白紙委任したわけではない。お前が国難だ! すみません」力が入りますね。
沖縄からも連帯。

 大拍手‼️
 ノーベル平和賞を受賞した ICAN の国際運営委員川崎哲さん。「被爆国日本の責任として、憲法九条を守る。国際条約を批准する。そのために共に頑張りましょう」
プレコンサートは中川五郎さん。
 色づく国会周辺。
「既に満杯で動くことはできません。今からの方は憲政公園へお願いします」
韓国、キャンドル革命の運動を代表しての挨拶。ソウルから来てくださいました。「時間の関係で日本語でお願いします」と司会が言うと、日本語で話し出してくださいました。「私は、日本の憲法改正は怖い。都合の良い情報が流され、相手の悪口ばかり。ヘイトスピーチ。このプロセスが怖い。軍拡に走れば、周りの国も軍拡に走っていく。北朝鮮だけでなく、中国も、韓国も。憲法九条を守ることは日本だけだでなく、アジア、世界にとって大事。守りではなく、積極的な攻めで頑張ってほしい」 さすが、韓国だね、と言うつぶやきが周囲で聞かれました。(南部K高 U.KFacebookから)