埼玉県高校・障害児学校教職員「九条の会」

教え子をふたたび戦場に送らないために

止めよう!辺野古埋め立て国会包囲に参加してきました

2015-09-13 19:28:55 | 活動報告

 止めよう!辺野古埋め立て9.12国会包囲実行委員会が主催し、戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が協力して、国会包囲行動が行われました。
 集団的自衛権の行使による戦争をする国づくりの法的基盤づくりが国会で審議されている「戦争法案」であるなら、その物質的基盤づくりが辺野古新基地です。辺野古新基地を作らせないたたかいは沖縄県民だけのたたかいではありません。

 埼玉県高校・障害児学校教職員九条の会も、総会でお披露目した幟旗を持って参加してきました。
 国会包囲行動として全教グループが分担したのは国会図書館前のエリア。このエリアだけでも何重もの人の輪が出来ました。この日の参加者総数は主催者発表で2万2千人でした。


 「戦争法案」はいよいよ今週が山場。これから連日の国会行動が予定されています。9月14日の月曜日の「9.14国会前大集会」にも9条の会として参加予定です。

今日のつい一言 2015.9

2015-09-04 01:55:31 | 意見交流
 第九十八条
 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

 我が日本国憲法にはこのようにあるのである。(9月18日)


 東芝が揺れている。三菱、日立、東芝は日本の原発三社なので、日頃からなるべく敬遠している(※)。であるから、不正会計処理問題もまるで対岸の火事なのだが、どうも問題の根は深いようなのである。
 というのも、赤字隠しの発端が原子力事業にあるのは間違いなく、2006年に米原子力関連企業ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を6400億円で買収し、世界の原発市場に本格的に乗り出そうとした矢先に福島原発事故に遭遇、頓挫してしまったというのがその経緯らしい。
 6400億円というのはたいへんな額で、投資した金は何としても回収したいのだろうが、8月18日の記者会見で室町社長は「東芝グループとしては、原子力事業での燃料サービスビジネスに軸足を置いていく」と強調したそうだ。
 新聞記事を読むにつけ、何とも寒々しい気持ちに襲われる。「毒食らわば皿まで」とばかりに東芝が自滅していくのは勝手だが、そのために今や時代遅れとなった原発(※)を日本ばかりか世界中に拡散されるのはたまらない。原子炉の暴走を止めるためには、「利益第一主義」の暴走を止めなければならないのではないか?(9月4日)
※パナソニック、シャープは家電に軸足を置いている点では許容範囲なのだが、近年はリストラで利益を上げようという路線になってしまった。
※核分裂などという大それたことをしでかしながら、やっていることはお湯を沸かしてタービンを回しているだけだ。それを時代遅れといっている。太陽光から電気を引き出す方がよほど科学技術の先端をいっている。2年前には1%にすぎなかった太陽光発電は6%台に急伸、原発12基分に相当しているという。今夏の電力不足をカバーした。