ぐど
つまらない文章が続きますので、写真だけ見たい方は、思いっきりスクロールしてください。
「ぐど」は、急いで、すぐにという意味の副詞で、動詞の前に付きます。
「ぐどやれ」、「ぐどこえ」、「ぐど言え」、「ぐど見れ」…。
何だか命令形みたいですね。いちおう標準語訳しますと、急いでやりなさい、急いで来なさい、以下は字の表す通り。その時の状況、雰囲気、緊急度によって、直ちにとか、今すぐ(見ている前で)とか、ニュアンスが変化します。
こんなふうに書くと、どこか強制的な感じが強いですが、そうでない時もあります。子どもが親の知り合いから、何かを差し出されて、どうしようかともじもじしている時、親は「ぐどもらえ(早くいただきなさい)」などと使ったりするのです。でも、この訳と原文の格差はスゴイですね。書いている自分の方がおかしくなります。
おかしなもので、「ぐど」は自分については使わないのです。例えば、ぐど行きますとか、ぐど書きます、ぐど見るからねー、なんては言いません。標準語だとそんなことは無いですよね。じゃあ、どう言うんだろう? うーん、すぐには思い浮かびません。標準語を使うしかなさそうです(笑)。
どちらかといえば強い口調の「ぐど」ですが、後先の言葉づかいで、そんなにキツク聞こえないこともあるのです。少し心配顔で、「ぐど行ってきたほうえー(早く行った方が良いよ)」と、やさしく言ったりもします。でも、いつまでも行かずに状況が悪化したりすると、「だがら、『ぐど~』って言ったったべー」となってきます(笑)。
まぁ、そんな「ぐど」ですから、初心者はあまり使わない方が良いでしょう。そんなん、ダレが使うかっ!
「ぐど」を、相手に優しく感じてもらえるとすれば、そこにはかなりのコミュニケーション能力が必要です。あえてそんな冒険をする必要は無いでしょう。だから、使わんって言ってるやろっ。
ちなみに、目上の人に対しては「ぐど」は使いません。使ったらダメ。自分の提案がなかなか進まない時に、上司に使ったら…、おそらく左遷でしょう(笑)。そんなことは、させん。
それと、居酒屋さんなんかで、客であることを良いことに、店員さんに言っても、ダメです。品性の貧しさが、露見してしまいますから。でも、その人の現状がそうなんだから、どうしようもないか…。くれぐれも、使用注意です。だから、使わんって!!
齢を重ねると、そもそも心配などする必要もないことを、こうして勝手に心配する。困ったものです(笑)。でも、生で「ぐど」を聞いてみたいと思いません? 石投げるぞー!
やっぱり、おまえだけは最後まで読んでくれたんだな。ありがとう。避けれると思うから、投げてみてくれ。
今日を含め、ここ数日の写真です。
謎の生きもの2体が、ご対面? 想像に無理がありますね。あはは、かなりあります。
おととい、遠くの方に見えました。どうして残ってるんだろう? まだ刈り取られていない稲。
これは今日の午前中。
見上げたら三日月がいましたが、ちょっと確認できません。雲が動くと、なぜかお月さまの方が急ぎ足でかけているように感じるのです。特に夜は。
あぜの草むらにカエルが一匹います。でもこれは、撮るタイミングというか角度が悪く、もしわかったとしても、感激の「あぁ」ではなく、拍子抜けの「あぁ」となると思います。数枚撮ったつもりでしたが、この一枚だけでした。超難問です。