体力低下その他の事情で食欲がない場合、便利なものがあるんですねー。治療の一環として、医療機関で使われるようなものではなく、市販のものです。自分ではありませんが、昨年夏、夏バテがひどくてお医者さんに行ったとき、ごはんをあまり食べれないようだったら、一個でごはん一回分の栄養が取れる補助食品なんていうのもあるので、使ってみたら良いですよと教えてもらいました。名馬「ランス」、そんな名前の付いた馬など見たこともありませんが、とにかく急場しのぎには、なかなか便利なものだと思ったことでした。ちょっと高いなぁと思いましたが、「ごはん一食分の栄養」と言われれば、高いわけではないことでしょう。そう納得するしかありません(苦笑)。
20個くらい？、1カートンまとめて買えばお買い得のような感じだったので、まぁ、半年くらいの間には飲み切るだろうと思い、通販で購入しました。
でも、少しずつ回復するにつれ、当人の目の前には、その時々でどうにか食べる気が起きそうなものが並び始めます。いくら完全食品とはいえ、それだけをポロっと置かれたのでは、寂しすぎますもんね。目から入る情報というのも、元気になる大事な要因だと思うのです。
まぁ、いつものようにもったいをつけて書いてしまいましたが、今になって賞味？消費期限が目の前に迫っても、その時買ったものが、3分の1くらい残っているのです。どこか調子が良くなかったりすれば、どれと手を伸ばしてみる気にもなるのでしょうけど、そうでなければ、気慰みに飲んでみる気さえしません。それどころか、普通に食べている分に加えて、さらに「ごはん1食分」なんてことになったら、どれだけ元気になっちゃうことか(笑)
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そんなわけで、期限は刻々と迫っている最中。親類等にも使ってもらえそうな人がいるわけでもなし。さてどうしたものか。「今日の晩ごはんは、みんなそれだけにしましょ」そんなことにしたら良いのかな？
お医者さんには、当時言われたんです。「何よりも、口から入れるもの(こと)がいちばんだ」と。お年寄りの「水分補給」と言っても、なかなか理想通りは飲めないものだし、食事を取ることで自然に摂取している水分量というのは、思っている以上にあるのですよ、とも教えてもらいました。
食べていられるうちは、まだまだ大丈夫。大丈夫なんです。飲んでいられるうちも、きっとそうでしょう。
