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近くの神さまより遠くの神さま

2024-06-29 | 日記

 一昨日は朝早くに家を出て、遠くの神さまのところに行ってきました。

 目的の神社の前に、せっかくだからということで、その神社に祀られた方の資料館へと向かいました。神社のある駅から電車で20分くらい。降りてから15分くらい歩いたかと思います。朝の6時ころに家を出て、この時点で12時半を過ぎていたような…。何とも余裕のない日程となってしまいました。

 資料館では、よろしければボランティアの案内が可能ですと言っていただき、ご厚意を受けることにしました。自分一人のために、突然の訪問にもかかわらず、ありがたいことでした。

 思いもかけず、ていねいな説明をいただき、さて、資料館を後にしたときは、考えていたよりもずっと遅い時間となってしまいました。暑い中をまた駅まで15分くらい。資料館が2つの駅のちょうど中間に位置していたので、帰りはもう一方の駅を目指して歩きました。でもなかなか駅にたどり着かず、道行く人に尋ねたら少し来すぎたとのこと。自分も駅に行くところなので、一緒に行きましょうと言われ、あとをついて歩きました。持っていたカバンが重く感じられ、どうにかついていくのが精一杯でした。その方と自分の目指す方向は正反対ということで、別のホームへ。お礼を述べて、ホームの椅子でぺたり。電車が来るまで、呼吸を整えるためにジュースを飲みました。

 

 そしてまた20分ほど電車に揺られ、いよいよ神社のある駅です。2時をとうに過ぎていたような…。もう記憶があいまいです。朝にあんパンを一つ食べたあと、口に入れたものはジュースだけ。カバンがさらに重く感じられます。

 目指す神社は、大きなお城の近くでした。というより、お城の広い敷地?の一角にありました。駅から1キロ以上ありました。最初からここを目指したら、少しは足取りも軽かったかもしれませんが、もうすっかり疲れてしまっていました。結局神社のみの参拝で、もったいないことでしたが有名なお城の方へは、足を向けることなく駅に向かいました。

 

 この日、行きたいと思っていた箇所は、もう一つありました。帰路のための列車は、19時過ぎの発車です。城のある駅から、まず基点となる駅までは1時間半。行きたい場所は、乗り換えや地理に詳しい人でも30分のゆうに超えるはずです。でもとにかく、基点駅までは向かわなければなりません。あいかわらずおなかに物を入れるタイミングを見つけられないまま、基点駅、そして地下鉄を乗り継ぎました。さらに乗り継ごうとして、いや、目指す場所は、電車を降りてから徒歩10分?だったような…。そうなると、どう考えても帰りの列車に間に合いそうもありません。それで地下鉄駅で地上に出て、やっと簡単な蕎麦うどん屋さんで、腹ごしらえをしました。そして基点駅まで同じ方法で帰りました。

 

 ハードな日程の一日でした。どんなに乗り物がひんぱんに往来していても、そもそも距離がそれなりにあれば、どうしても移動のための時間が多くかかってしまう。そんな当たり前のことに気づかされた一日でもありました。

 それにしても、行く先々や電車で、外国人観光客の多かったこと。円安で訪日客が多くなる以前もそれなりにいたのでしょうけど、今回のように何人も何人も目に飛び込んできた外国人がいなかったら、どれくらいの賑わいだったのでしょう。もちろん、この物価高をものともせずに暮らしている人も大勢でしょうが、国内の人の動きは、どういうもんなんでしょう。そんなことが、ふと頭をよぎりました。

 

 まぁ、それはそれ。もう一か所、行ってみたいと思ったのは、西新井の御大師さま。いつかテレビを録画したまま見ずにいたものを今月見て、機会があったら行ってみたいなと漠然と思っていたのでした。

 行ってみたい場所はいくつもありますねー。それが仮に100あるとすれば、実際に行ったのは二つか三つ(苦笑)。そんな人生なんですけれど、こうやって生きているのだから、ありがたいことです。一日いちにちを生きているってことは、文字通り、有り難いことなんだと思います。

 おいしかった。

 


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